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2011年3月21日 (月)

日本の国旗(日の丸)、国歌(君が代)、天皇の称号、元号(明治、大正、昭和、平成)の起源、天皇陛下ビデオメッセージ(東日本大地震)、新元号(令和)、とは(2011.3.21)

 日本には、10年程前まで、国旗日の丸日章旗)、国歌君が代と定めた法律がありませんでした。そこで、政府は、1999年(平成11年)8月13日、国旗及び国歌に関する法律(国旗国歌法)を制定し、施行しました。

 

 日本の元号年号とも)は、飛鳥時代、645年に大化と号した、大化元年、から始まりました。その後、天皇が制定権を持ち、古くは何かの理由でしばしば元号が改められています。 が、明治以降は、一世一元となり、1979年(昭和54年)公布の元号法も、皇位の継承があった場合に限り改められる、と規定されました。

 

○ 国旗(日の丸)の起源

 

 日本の国旗(日の丸)は、太陽をかたどったデザイン(意匠)で、日章旗とも呼ばれています。飛鳥、白鳳時代、第42代文武天皇(もんむてんのう、683~707)の701年(大宝元年)の頃には、すでに日の丸の原型らしきものが使われています。

 

 室町時代末期、武田信玄(1521~1573)、上杉謙信(1530~1578)などの戦国武将が、日の丸の旗印を使っていたという。江戸時代末期、日本船と外国船を区別するため、日章旗が本格的に使われるようになりました。

 

 明治時代、1870年(明治3年)1月27日付、太政官布告57号によって、日本の商船は日の丸を国旗として掲げることとし、その寸法(旗の縦横の比率、日章の位置と大きさ)が公示されました。が、これを国旗とする明文はありませんでした。

 

 日章旗の布地は、白色の長方形で、縦横の比率(縦1:横1.5)は、最も美しいとされる黄金分割の比率(縦1:横1.6)とほぼ同じです。また、日章は赤で、その直径は縦の5分の3、日章の上下のあきを等しくし、日章の中心は旗面の中心より横の100分の1だけ旗竿(はたざお)の側に近寄ることとしました。

 

 これとは別に同年10月3日付、太政官布告651号で、海軍御旗章国旗章並諸旗章が規定されたため、同じ日の丸でも商戦用と軍艦用とで寸法に若干相違が生じる結果となりました。なお、陸軍国旗は旭日旗で、商船と海軍の日の丸とは規格が違います。1931年(昭和6年)、大日本帝国国旗法案が国会で審議されましたが廃案になりました。

 

 

 

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日章旗日の丸、明治時代、商船と旧帝国海軍の旗、のち国旗、google画像)

(解説) 日の丸日章旗)は、 アジア太平洋戦争では戦意高揚の手段とされ、戦場でも侵略のシンボルとして用いられました。そのため、第2次大戦後、日の丸の自由掲揚が連合軍によって禁止されました。が、1949年(昭和24年)から自由に掲揚できるようになり、1950年(昭和25年)代以降復活、文部省は学習指導要領の改訂を重ねながら、教育現場での使用を推進、同時に国旗の呼称を与え義務化され、1999年(平成11年)、国旗国歌法で法制化されました。

 

○ 国歌(君が代)の起源

 

日本の国歌(君が代)の歌詞は、平安時代、1018年(寛仁2年)頃、三十六歌仙の一人、藤原公任(ふじわらのきんとう、966~1041)が撰集した歌謡集、和漢朗詠集(わかんろうえいしゅう)に見えますが、作者不詳です。その歌詞は、君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌(いわお)となりて 苔(こけ)のむすまで この歌の主題は、皇統(天皇の血統)の永続性で、天皇の治世を祝った歌となっています。古今集には、我が君はーーー、古今和歌六帖には、君が代は 限りもあらじ 長浜の 真砂の数は よみつくすとも、など類似の歌があります。

 

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(解説) 現在の君が代(国歌)のは、1880年(明治13年)、宮内省式部寮雅楽課が作曲したものです。文部省は、1893年(明治26年)8月、この曲を宮内省楽師、林広守(はやしひろもり、1831~1896)の作曲とし、小学校における祝祭日の儀式用唱歌に制定、公示しました。以後、事実上の国家として歌われました。1950年(昭和25年)には、君が代斉唱(せいしょう)を進める大臣通達が出されました。

 

 天皇の称号の起源

 

 もともと日本には天皇という称号はありませんでした。4世紀半ば頃、大和政権が成立したと考えられますが、その頂点にあったのは大王(おおきみ)でした。大王が天皇という表現に変わったのは、6世紀末から7世紀、第33代推古天皇(すいこてんのう、554~628)の頃ではないかと言われています。

 

 飛鳥時代、645年(乙巳、皇極4年)8月、大化改新(たいかのかいしん)後は、中大兄皇子(なかのおうえのおうじ、626~671、のち第38代天智天皇、てんじてんのう)の頃、外国の使者に、明御神宇日本天皇(あきつかみとあめのしたしらすやまとのすめらみこと)と署名しています。これは、日本という公式の称号と並んで、日本の統治者であり、明つ神たるべき、天皇という称号が、はじめて登場してきたものと考えられています。

 

 ということで、天皇(てんのう)は、律令国家の君主の称号で、古くは、すめらみこと、すめろぎ、すめろき、すめらき、すべらぎなどと呼ばれ、大王号にかわって登場しました。かっては金石文に見えることから、7世紀前半成立とも考えられてきましたが、今日では、飛鳥時代、第40代天武天皇(631?~686、てんむてんのう)の時より使われ始め、飛鳥浄御原令で皇后号と共に制度化されたとする説が有力です。また、唐(中国)第3代皇帝高宗(こうそう、649~683)の天皇号採用との関連も指摘されています。

 

 明治憲法では、大日本帝国の元首です。が、現在の日本国憲法では、日本国および日本国民統合の象徴とされ、国家的儀礼としての国事行為のみを行い、国政に関する権能は持っていません。男系の男子がこの地位を継承することになっています。天皇陛下は天皇の敬称です。

 

○ 元号(明治、大正、昭和、平成)の起源 

 

 第122代明治天皇(めいじてんおう、1852~1912、61才、陸仁、むつひと)の時代、明治という元号は、1868年(慶応4年)9月に採用されました。同時に一代の天皇について一つの元号という制度(一世一元)も定まりました。明治の語の由来は、周代(中国)、周易(易経とも)、「聖人南面して(位についての意)天下に聴き、明に嚮(きょう、向う)して治む」からとったとする説と、秦代(中国)、尚書(書経ともの「明君の治」からとったとするという二つの説があります。

 

 第123代大正天皇(たいしょうてんおう、1879~1926、48才、嘉仁、よしひと)の時代、明治から大正への改元は、1912年(明治45年)7月30日です。大正の出典は、周代(中国)、周易(易経とも)、「大いに享(きょう、まつりごと)を正すをもって天の道なり」からきています。これは、天道に従って政治(まつりごと)を正すという意味です。大正天皇は、病弱のため短命で、1926年(大正15年)12月25日に崩御されました。 そして、昭和と改元されました。

 

 第124代昭和天皇(しょうわてんのう、1901~1989、89才、裕仁、ひろひと)の時代、昭和の出典は、秦代(中国)、尚書(書経とも)、「百姓昭明、万邦協和」でした。つまり、主君と人民が一致し、世界の平和をめざそうという意味です。この改元のとき、光文という元号のうわさが一部に流れ、新聞にも発表されてしまいました。一説によると、最初、光文と決められたがもれてしまったので、急に、昭和に改められたとも言われています。 昭和天皇は、1989年(昭和64年)1月8日に崩御されました。そして、平成と改元されました。

 

 第125代今上天皇(きんじょうてんのう、1933~  、77才、喜寿、明仁、あきひと)の時代、平成の出典は秦代(中国)、尚書(書経とも)、「地平天成」、漢代(中国)、史記(紀伝体史書)、「内平外成」で、わが国の現在の年号となっています。 

 

 2011年(平成23年)3月16日(水)、天皇陛下は、3月11日(金)、大きな被害が出た東日本大地震(M9.0)に対し、被災者や支援活動に携わる人々を励ます、国民へのメッセージをビデオで発表しました。 

 

○ 天皇陛下noビデオメッセージ、YouTube(google動画): http://www.google.co.jp/search?q=%E5%A4%A9%E7%9A%87%E9%99%9B%E4%B8%8B+%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8&hl=ja&rlz=1T4GGIH_jaJP278JP279&prmd=ivnsu&source=univ&tbm=vid&tbo=u&sa=X&ei=4hiITaDfHYHfcebu8asM&ved=0CDgQqwQ

 

 東日本大地震は、3月11日(金)午後2時46分ごろ、三陸沖のマグニチュード(M)9の本震から約25分間で、M6~7級の地震が次々と誘発して起こりました。 その頃、私の家のマンション(10階、桜田町、金沢)では、約5分間ほど建物がゆっくりと大きく横ゆれしていました。

 

 その時どこの震源の地震か分からなかったのですが、阪神大震災(1995年1月17日午前5時46分、M7.2、その当時は3階、平和町、金沢の官舎でいたのですが、短時間とはいえ縦ゆれの激しいものでした)のことを思い出し、直感的に、日本のどこかで大きな地震災害が起こったのではないかと思いました。一日も早く復興が進みますように また 気を落としませんように!

 

(参考文献) 下中邦彦編: 小百科事典、p.325、君が代、p.1159、日の丸、平凡社(1973); 新村出: 広

 

(参考文献) 下中邦彦編: 小百科事典、p.325、君が代、p.1159、日の丸、平凡社(1973); 新村出: 広辞苑、岩波書店(1991); 樋口清之(監修); 生活歳時記、p.435、元号の名称の由来、p.633、国旗の起源、p.737、天皇の称号の起源、三宝社(1994); 永原慶二: 日本史事典、岩波書店(1999).

 

(参考資料) 日の丸(画像検索、google画像):http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GGIH_jaJP278JP279&q=%E6%97%A5%E3%81%AE%E4%B8%B8&um=1&ie=UTF-8&source=univ&ei=UGA-TZ_rJYO3cMju5cAC&sa=X&oi=image_result_group&ct=title&resnum=4&ved=0CFkQsAQwAw&biw=1004&bih=606

 

君が代(楽譜、google画像):http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GGIH_jaJP278JP279&q=%E5%90%9B%E3%81%8C%E4%BB%A3%20%E6%A5%BD%E8%AD%9C&um=1&ie=UTF-8&source=og&sa=N&tab=wi&biw=1004&bih=606

 

(追加説明) ○ 国旗は、国家を象徴する標識で、国家の祝祭日や外国に敬意を表する場合に掲揚します。日章旗(日本)のほか、星条旗(アメリカ合衆国)、三色旗(フランス共和国、旧ロシア帝国、旧ドイツ帝国)、五星紅旗(中華人民共和国)など、世界各国に国旗があります。 世界の国旗(外務省):https://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/kokki/index.html

 

○ 国歌は、国家的祭典や国際的行事で、国民及び国歌を代表するものとして歌われる歌です。君が代(日本)のほか、星条旗(アメリカ合衆国)、ラ・マルセイエーズ(フランス共和国)、義勇軍行進曲(中華人民共和国)など、世界各国に国歌があります。世界の国歌(世界の民謡、童謡): http://www.worldfolksong.com/anthem/index.html,

 

〇 天皇陛下は、2014年(平成26年)12月23日、81歳に。 良い日本をつくる努力を続ける。平和で健全な国切に願う、と語りました。

 

〇 天皇陛下85歳 在位最後の天皇誕生日 2018.12.23

 

 天皇陛下は2018年(平成30年)12月23日、85歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、皇居.宮殿で記者会見に臨み、戦争と戦後日本の歩みを振り返りながら「平成が戦争のない時代として終ろうとしていることに、心から安堵(あんど)しています」と、平和が続いていることへの素直な心情を吐露した。

 

 陛下は来年4月30日に退位して上皇となった後は、全ての公務を新天皇の皇太子さまに譲るため、誕生日会見は今回が最後。平和希求への思いや、長年にわたって陛下を支えた皇后さまについて語ったときは、声を震わせる場面もあった。

 

 会見では、自らの天皇在位や人生を旅に例え、「天皇としての旅を終えようとしている今、私はこれまで、象徴としての私の立場を受け入れ、私を支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝する」と、国民に謝意を示した。

 

 来年4月に皇后さまとの結婚から60年を迎えるに当たっては「私の人生の旅に加わり、60年という長い年月、皇室と国民の双方への献身を、真心を持って果たしてきたことを、心からねぎらいたく思います」と語った。

 

 戦後に米国から返還された奄美群島(鹿児島県)、小笠原諸島(東京都)、沖縄県にも言及。沖縄については「歴史や文化を理解するよう努めてきました」とした上で、「沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていくとの私どもの思いは、これからも変わることはありません」と強調した。

 

 日本で働く外国人の増加にも触れて「社会の一員として私ども皆が温かく迎えることができるよう願っています」と述べ、多文化が共生する社会を望んだ。

 

 次の天皇となる皇太子さまと皇嗣(こうし)となる秋篠宮さまには「共に多くの経験を積み重ねてきており、皇室の伝統を引き継ぎながら、日々変わりゆく社会に応じつつ、道を歩んでいくことと思います」と新時代の皇室に期待を寄せた。

 

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誕生日を祝う一般参賀で、訪れた人たちに手を振られる天皇、皇后両陛下、宮殿.長和殿で、2018.12.23

 

(動画) 一般参賀(THE PAGE) https://www.youtube.com/watch?v=oVAuYW8bIjw

 

(解説) 天皇陛下の85歳の誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居.宮殿で行われた。陛下はあいさつで、参賀者が寄せた祝意を喜ぶとともに「明けてくる年が皆さんにとり、明るい良い年となるよう願っています」と述べられた。各地で相次いだ自然災害で家族を亡くしたり、不自由な生活を送ったりしている人びとにも触れて「深く案じています」と気遣った。(北陸中日新聞、2018.12.23)

 

 〇 新元号 5月1日施行 「令和(れいわ)」 出典は「万葉集」、初の日本古典由来 2019.4.1

 政府は4月1日、「平成」に代わる新元号を「令和(れいわ)」と決めた。出典は現存する日本最古の和歌集「万葉集」で、中国古典(漢籍)ではなく、確認できる限り初めて日本古典(国書)から引用した。新元号に関する政令は同日、天皇陛下が署名され、公布された。4月30日の陛下の退位に伴い、皇太子さまが新天皇に即位される5月1日午前零時に施行される

 「令和」は「大化(たいか)」以来、248個目の元号。皇位継承に先立って新元号が事前公表されるのは、天皇一代に一つの元号とする「一世一元号」制になった明治以降、初めて。改元一カ月前に新元号を発表し、国民への周知や官民の情報システム改修の準備期間を設けた。

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新元号「令和」を発表する菅義偉官房長官、4月1日午前、首相官邸で

「令和」は菅義偉(すがよしひで)官房長官が1日午前の記者会見で、墨書を掲げて公表した。典拠は「初春令月、気淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香(初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気(き)淑(よ)く風和(かぜやわら)らぎ、梅(うめ)は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす)」。

 この後、安倍晋三首相は記者会見で、新元号について「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生れ育つという意味が込められている」と述べた。出典の万葉集については「幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、わが国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書だ」と説明した。「令和」のローマ字表記は「REIWA」。(北陸中日新聞、2019.4.2)

「令和」の出典(ニコニコ大百科): https://dic.nicovideo.jp/a/%E4%BB%A4%E5%92%8C

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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