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2011年4月 4日 (月)

日本三景にまつわる歴史伝承、天橋立(丹後、京都、台風災害)、松島(陸奥、宮城、東日本大震災)、厳島(安芸、広島、台風災害)、新日本三景、富士山世界文化遺産、とは(2011.4.4)

  日本三景(にほんさんけい)は、古来、天橋立(あまのはしだて、丹後、京都)、松島(まつしま、陸奥、宮城)、厳島(いつくしま、安芸、広島)と呼ばれる三つの景勝地です。

 江戸初期の儒学者、林鵞峰(はやしがほう、春斎とも、1618~1680)が、日本国事跡考に「丹後天橋立(たんごあまのはしだて)、陸奥松島(むつまつしま)、安芸厳島(あきいつくしま)、三処を奇観と為す」と書いたのが日本三景の始まりとされています。三景はいずれも海や木々など、自然の優れた景観ですが、それを守るのも一苦労するという。2006年(平成18年)、林鵞峰の誕生日(7月21日)が、日本三景の日と制定されました。

○ 天橋立(あまのはしだて、特別名勝、丹後、京都)

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天橋立(あまのはしだて、飛龍観股のぞき、京都、google画像) ここからの眺めは、天橋立が天に舞い上がる龍のように見えるので飛龍観と呼ばれ、また、股のぞきの名所として知られています。

(解説) 京都府北部、宮津市宮津湾にある砂嘴(さし、砂州、さす、とも)、延長約3km、幅40~110m、の白砂の松林で、北は大天'橋、南は小天橋と呼ばれ、回転橋で連絡、西に阿蘇海をかかえ、北岸にある成相(なりあい)山の傘松公園からの縦一文字(6000本の松?)と、大内峠(おうちとうげ)からの横一文字の景色は有名です。天橋立(日本三景、観光ガイド、京都): http://ama.hanayade.net/30/post_10.html

 天橋立は白砂の浸食が進んだため、海底の砂を移動して地形の維持に努めています。2005年(平成17年)の台風では樹齢400年を超える名松が倒れてしまい、接ぎ木で子孫を残そうと試みられているという。宮津線天橋立駅に近い。

 私は、天橋立には、1968年(昭和43年)9月、京都大学近く、下別当町(北白川、左京区)で下宿(村井良治様)していたとき、隣部屋(2階)の下出敏幸君(経済学部、三重)にさそわれ、JR列車で訪れたことがあります。股のぞきは絶景!でした。湯川秀樹夫妻もおしのび?で来られたという。1982年(昭和57年)5月には、金沢からマイカー(ファミリア1500CC)で家族3人(高治、尊子、高行)訪れました、白砂の松林を歩いていると、岩見重太郎の仇討ちの場、試し切りの石と立て札があったのを覚えています。

 松島(まつしま、特別名勝、陸奥、宮城)

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多門山(たもんざん、松島四大観偉観、松島湾南側、七ケ浜町、宮城、google画像)

(解説) 宮城県中部、松島湾一帯の景勝地で、湾内外に散在する大小260余の島々は沈水した松島丘陵のかっての高台で、波食により奇観を呈し、白い岩肌(いわはだ)と松が調和しています。湾岸に瑞巌寺、五大堂、観瀾亭、塩竃神社があります。大鷹森、富山、多聞山、扇谷からなる眺めを松島四大観、また、雄島夕照、瑞巌寺晩鐘、霞浦帰雁、塩釜暮煙などを松島八景と呼ぶ。 松島(日本三景、観光ガイド、陸前、宮城): http://nihonsankei.jp/matsushima.html

 ところで、「松島や ああ松島や 松島や」は、かつては松尾芭蕉(まつおばしょう、1644~1694)の作とされてきましたが記録には残されておらず、近年この句は江戸時代後期、狂歌師、田原坊作ではないかと考えられています。 松島と芭蕉(芭蕉作という松島やの句、松嶋や さてまつしまや 松嶋や!、田原坊作?): http://www.bashouan.com/puBashous.htm

 松島はマツクイムシの被害で森林が消滅してしまった島もあり、薬剤注射で防御中だという。東北本線、仙石線が通じ、バス交通も発達、湾内に観光船が就航しています。

 私は、1996年(平成8年)9月、JR列車で松島を訪れ、洞窟(修行の場?)のそばを通り、瑞巌寺にお参りし、はじめて観光船に乗って松島湾内の島めぐりをしましたが、多くの小島の松林が印象に残っています。

 2011年(平成23年)3月11日、東日本大地震(M9.0)、大津波襲来したとき、松島島々対岸の松島町を守ってくれたという。松島が守ってくれた対岸の町、松島町、(読売新聞、2011年3月23日、より): http://news.goo.ne.jp/topstories/life/35/2584ca7c20a227bcbf1ca657c530faa5.html

○ 厳島(いつくしま、伊都岐島、宮島とも、世界遺産、特別名勝、安芸、広島)

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厳島神社(いつくしまじんじゃ、 大鳥居、  客社祓殿正面、宮島町、広島、google画像)

(解説) 瀬戸内海の西部、広島湾の北西部に浮かぶ小島で、面積約30平方メートル、花崗岩(かこうがん)からなり、その最高所は海抜530mの弥山(みせん)、ひとつの島が宮島町です。北岸に海上社殿の厳島神社があり、門前町(鳥居前町とも)宮島が発達、島全体が神社地として保護され、天然記念物の弥山原生林に覆われています。 宮島(みやじま、観光公式サイト): http://www.miyajima-wch.jp/

 私は、1993年(平成5年)10月、JR列車と連絡船で宮島を訪れ、厳島神社を参拝し、周辺を散策したことがあります。海中の大鳥居、客社祓殿、平家納経(へいけのうきょう)、原生林など、歴史の重みを感じました。 2004年(平成16年)、台風で国宝の能舞台が倒壊し、約8億円をかけて修復が行われましたた。

(参考文献) 下中邦彦編: 小百科事典、平凡社(1973); 新村出編: 広辞苑、岩波書店(1991); 世界の「ふしぎ雑学」研究会: 図解、日本の「三大」なんでも事典、三笠書房(2008).

(参考資料) 天橋立(あまのはしだて、google画像検索): http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GGIH_jaJP278JP279&q=%E5%A4%A9%E6%A9%8B%E7%AB%8B&um=1&ie=UTF-8&source=univ&sa=X&ei=zAOHTci1CMP0cOX6uY4D&ved=0CFoQsAQ&biw=1004&bih=549

松島四大観(まつしましたいかん、google画像検索); http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GGIH_jaJP278JP279&q=%E6%9D%BE%E5%B3%B6%E5%9B%9B%E5%A4%A7%E8%A6%B3&um=1&ie=UTF-8&source=og&sa=N&tab=wi&biw=1004&bih=549

厳島(いつくしま、google画像): http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GGIH_jaJP278JP279&q=%E5%8E%B3%E5%B3%B6%EF%BC%88&um=1&ie=UTF-8&source=univ&sa=X&ei=LBOHTbjMFcyrcci45IkD&ved=0CFwQsAQ&biw=1004&bih=549

(追加説明) ○ 1915年(大正4年)、女性誌「婦人世界」が全国投票で選定した「新日本三景」は、大沼(おおぬま、函館、北海道)、三保の松原(みほのまつばら、静岡、中部)、耶馬溪(やばけい、大分、九州)と各地からバランスよく選ばれています。 

 大沼は、渡島駒ヶ岳の噴火で生じた三湖に浮かぶ大小126の島々、33の湾、湖畔の原始林があり、三保の松原は、駿河湾に面する白砂青松と富士山の景観、万葉集にも詠まれました。耶馬溪は、溶岩台地が浸食されてできた渓谷に数々の絶壁、奇峰、石門、紅葉も人気があります。

大沼(おおぬま、函館、google画像): http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GGIH_jaJP278JP279&q=%E5%A4%A7%E6%B2%BC&um=1&ie=UTF-8&source=og&sa=N&tab=wi&biw=1004&bih=549

三保の松原(みほのまつばら、静岡、google画像):http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GGIH_jaJP278JP279&q=%E4%B8%89%E4%BF%9D%E3%81%AE%E6%9D%BE%E5%8E%9F&um=1&ie=UTF-8&source=og&sa=N&tab=wi&biw=1004&bih=549

耶馬溪(やばけい、大分、google画像): http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GGIH_jaJP278JP279&q=%E8%80%B6%E9%A6%AC%E6%BA%AA&um=1&ie=UTF-8&source=og&sa=N&tab=wi&biw=1004&bih=549

 私は、1981年(昭和56年)は1人で、また、1998年(平成10年)は家内と2人で、北海道旅行の途中、大沼公園を訪れ、齣ヶ岳を遠望、洞爺湖の観光船に乗り、雄大な美しい景色を目にしたのが印象に残っています。

 富士山世界文化遺産(2013年(平成25年)6月22日登録、山梨県事務局、静岡県事務局): http://www.fujisan-3776.jp/

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