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2011年5月30日 (月)

わが家(桜田、金沢)近くの街路樹、美しい白い花のような苞(ほう、苞葉とも)が開いたヤマボウシ(山法師、ミズキ科)、小さな球形の果実をつけた新緑のケヤキ(欅、ニレ科)、とは(2011.5.30)

   わが家(桜田、金沢)近くの街路樹は、現在、北陸自動車道の東、金沢市街側(桜田~出雲)には、美しい白い花のようなヤマボウシ(山法師、ミズキ科)、また、北陸自動車道の西、日本海側(示野~松村)には、小さな果実をつけた新緑の美しいケヤキ(欅、ニレ科)の姿が見られます。

 ヤマボウシ(山法師、山帽子とも、ミズキ科)は、大きな花弁(かべん、花びら)のような、先のとがった手裏剣(しゅりけん)に似た4片の白い苞(ほう、花や花の集団である花序、かじょ、の基部につく葉、苞葉、包葉、ほうよう、とも)、総苞片(そうほうへん)を開き、その中心部には包(つつ)まれていた小形の花が咲き、あたかも大きな白い花が咲いているような美しさです。一方、ケヤキはすでに小花の開花も終え、小さな球形の果実をつけ、新緑の美しい樹形となっています。そこで、これらの街路樹の景観をデジカメ写真で撮ってきました。

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ヤマボウシ山法師、ミズキ科、北陸自動車道の東、金沢市街側(桜田~出雲)の街路樹、美しい白い花がたくさん咲いているように見える、中央の背後はわが家(サーパス桜田町一番館)、2011年(平成23年)5月29日撮影)

(解説) ヤマボウシ(山法師、山帽子とも)はミズキ科の落葉高木で、本州から九州の山地に自生しています。高さ5~10メートル、葉は対生し楕円形で先は急にとがり、裏面の脈腋(みゃくえき、葉脈のわき)に黄褐色の毛があります。夏、6~7月、小枝の先に小形の花が20~30個頭状(とうじょう)に集まり、周辺に大きな4枚の白い花弁状の苞(ほう、包葉とも)がつき、全体として一つの美しい花のように見えます。果実は球状の集合果で、9~10月、赤色に熟し、食用にもなります。材を器具、櫛(くし)などとし、樹は並木(街路樹)、庭木として利用されています。

 ヤマボウシ(山法師)の由来は、山法師で、花の房(ふさ)を頭に見立て、総苞(そうほう、全ての包葉)を白い頭巾(ずきん、帽子、ぼうし)に見立てたという説があります。別名はヤマグワ、漢名は四照花です。

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ケヤキ、ニレ科、北陸自動車道の西、日本海側(示野~松村)の街路樹、新緑の美しいケヤキ、中央の南北に走る高架は北陸自動車道、また、ケヤキの枝の基部に小さな果実がなっている、2011年(平成23年)5月30日撮影)

(解説) ケヤキ)はニレ科の落葉高木で、本州から九州、東アジアの山地に多いのですが、農家では防風林にも使われてきました。高さは20~30メートルに近く、周囲約3メートルに達します。葉は狭卵形で先はとがり、縁には鋸歯(きょし、ノコギリの歯のようなギザギザ、凹凸)があります。花は早春、4~5月、新葉と共に生じ、淡黄緑色の小花を開き、雌雄同株で、果実は小さく堅く、ゆがんだ球形で、10月、褐色に熟します。材は強くて木理が美しく、磨けば光沢を生じ、くるいが少ないので、建築用装飾材または器具材として用い、また樹は並木(街路樹)、庭木、防風林、盆栽として利用されています。

 ケヤキ(欅)の由来は、高木でひときわ目立つところから、尊い、または秀でた、などの意味があるが、「けやけき木」からの転訛(てんか、語の本来の音がなまって変わること)と言われています。ケヤはケヤケシと同源で、木理に基づく名?、キは木を意味します。

 私は、はじめ、街路樹のケヤキとヤマボウシは、見た目にはよく似ていて見誤っていましたが、造園の仕事の経験のある息子(高行)に教えてもらい、ようやくそれらの樹木を見分けることができました。

(参考文献) 下中邦彦: 小百科事典、平凡社(1973); 新村出編: 広辞苑、岩波書店(1991).

 

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