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2011年8月13日 (土)

夏の季節、2011年8月13日、わが家(桜田、金沢)近くを散策中に目にした花木(かぼく)、ムクゲ(木槿)、ナツツバキ(夏椿)、アジサイ(紫陽花)、ヤマボウシ(山法師)、とは

   (はな)とは、広辞苑によれば、「高等植物の有性生殖にかかわる器官の総体。その各要素は葉の変形である花葉(かよう)と、茎の変形である花軸(かじく)という、花が穂状(すいじょう、穂のような形)につく時、穂の中軸をなして花梗(かこう、複数の花をつける共通の柄)をつける枝から成る。

花被(かひ、葉の変形で花を保護する)は、萼(がく)と花冠(かかん)の総称、形と色とも多様で、合弁花(ごうべんか)と離弁花(りべんか)があり、全く花被(かひ)を欠く裸花(らか)もある。 雄蕊(おしべ)、雌蕊(めしべ)のそろった花を両性花、いずれか一方を欠くものを単性花という」、とあります。

 花の色は、ふつう可視光線(かしこうせん)の一部を(選択)吸収して残りを反射または透過するため生じます。可視光線は、波長が約3800~8100Å(オングストローム、10のマイナス10乗メートル、100億分の1 メートル)の単波長の光は順に紫、青、緑、黄、赤などの色(スペクトル色)を呈し、現実の光(白色光)は種々の波長の光を含み、物体に吸収された残りの光の混合の割合で目に見える色、余色(よしょく、補色とも)が決まります。例えば、赤い花は、青の光を吸収し、残りの光が目に赤く見えることになります。

 夏の季節、2011年8月、わが家(桜田、金沢)近くを散策中、目につき、印象に残った花木(かぼく、美しい花の咲く木)を、デジカメで写真撮影し、改めてそれら花樹(かじゅ)の特徴について調べて見ました。

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ムクゲ (木槿、アオイ科、別名ハチス、キハチス、耐寒性落葉低木、3~4m、示野町、金沢) 花期は7~9月、近縁種はスイフヨウ(酔芙蓉)、朝開き、夕方にしぼむ1日花で「槿花(きんか)1日の栄」と、栄華のはかなさがムクゲの花でたとえられています。

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ナツツバキ夏椿、ツバキ科、別名シャラノキ、耐寒性落葉高木、8~15m、桜田町、金沢) 花期は6~7月、近縁種はヒメシャラ(姫沙羅)、朝開いて夕方には落ちる一日花です。自然樹形が美しく、シンボルツリー(庭の一番目立つ所に植えられた木)などによく利用されています。

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アジサイ (紫陽花、ユキノシタ科、別名シチヘンゲ(七変化)、耐寒性落葉低木、1.5~2m、出雲町、金沢) 花期は6~7月、近縁種はカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)、 これはガクアジサイですが、一般にはこの花序全体が装飾花に変化した園芸種で、小花が固まって手まり状に咲く品種群をアジサイと呼んでいます。

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ヤマボウシ山法師、ミズキ科、別名ヤマグワ(山桑)、耐寒性落葉高木、5~10m、桜田町、金沢) 花期は5~6月、近縁種はハナミズキ(花水木、別名アメリカ山法師)、丸いつぼみを法師の坊主頭に、花びらのような白い総ほう片を頭巾(ずきん)に見立ててヤマボウシと呼んでいます。 

 私は、一日花であるムクゲとナツツバキの花が木の根元に落ち散り、次から次へとつぼみをつけて花開く姿を目にし、花の諺、花は根に鳥は故巣(ふるす)、「木に咲いた花は根もとに落ち散ってそのこやしとなり、空を飛ぶ鳥は巣にかえる。物はみなその本に帰るたとえ」を実感しました。

 また、韓国の国花は、ムクゲ(無窮花、木槿とも)です。散っては咲き、また散っては咲く生命力の強さを、韓国人の歴史と性格にたとえることが多いという。 

(参考文献) 下中邦彦編: 小百科事典、平凡社(1973); 新村出編: 広辞苑(第四版)、岩波書店(1991); 主婦の友社編: 花木&庭木図鑑200,主婦の友社(2009).

(追加説明) ○ 京都の四季を楽しむ庭、法然院(左京)、宝鏡寺(上京)、西行庵(東山)などでは、に咲く花木には、キョウチクトウ、ノウゼンカズラ、また、に咲く草花にはミヤマヨメナ、に咲く草花には、キキョウ、ナデシコ、リンドウ、秋/冬に咲く草花には、スイセン、ホトトギス、ツワブキ、ミズヒキ、シュウメイギクなどが見られるという。 宝鏡寺庭園(京都観光、京都): http://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=7000087

京都庭園の四季(春夏秋冬、京都社寺庭園の季節の花と紅葉情報、京都観光情報、京都): http://www.new-kyoto.com/. 京都府立植物園(植物園花ごよみ、半木町、下鴨、左京区、京都): http://www.pref.kyoto.jp/plant/11900008.html. 

○ はその美しさの背後に、地球上に誕生してからの約1億3000万年の長い歴史がある。現在の地球上にある野生の花の数、言葉を換えれば、花という生殖器官を持つ植物、つまり顕花植物(けんかしょくぶつ)の数は知られているだけで25万種といわれている。

 花は基本的に、その色、形、開花の時期など、すべてが異なっている。 野生の花のほとんどすべては、それぞれの環境にもっとも適応し、生き延びてきた結果の姿なのだ。花の色は、おおまかには、白、黄、赤、青、紫、黒、そして緑に分けている。

 花の色の主要色素は、アントシアニンフラボノイドと呼ばれる物質の仲間で、赤から紫、青色、黒色を発現し、500種以上)とカロテノイド(黄色を発現し、600種ほど)である。また、花の緑の色素にはクロロフィル、多くの白い花には、フラボノイドの仲間の色素が含まれている。(岩村司: 花はふしぎ、講談社(2008)、より)

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