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2011年11月20日 (日)

初冬(2011年11月中旬から下旬のころ)、街路樹のケヤキ(欅)とヤマボウシ(山法師)の紅葉、シナノキ(科木)の黄葉、犀川遊歩道沿いのクズ(葛)で覆われたサイカチ(皀莢)、弧が二本ある半円状の副虹の風景(2011.11.20)

   初冬(しょとう)は、立冬(りっとう、11月7日)から大雪(たいせつ)前日(12月6日)まで。立冬(りっとう)は、これから冬に入る初めの節で、この頃は陽の光も一段と弱く、日足も目立って弱くなり、冬の気配がうかがえるようになります。 大雪(たいせつ)は、もう山の峰々は積雪に覆われているので、大雪という。平地も北風が吹きすさんで、いよいよ冬将軍が感じられる時季です。

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街路樹の紅葉と黄葉(上 ケヤキ、ニレ科)の紅葉、 中 ヤマボウシ山法師、ミズキ科)の紅葉、 下 シナノキ(科木、シナノキ科)の黄葉、桜田、金沢)

 ケヤキ(欅、ニレ科、落葉高木は、並木、庭木のほか、防風林ともなりますが、ヤマボウシ(山法師、ミズキ科、落葉高木は風には弱く、建物に守られたような街路樹となっています。紅葉の季節には、葉は赤色の紅葉(こうよう)となり、この変化は一日の最低気温が10度以下になると色づき始め、8度以下で色づきが早まると言われています。 

(解説) 葉が赤くなるのは(ケヤキ、ヤマボウシのほか、イロハカエデなどのカエデ類、コナラ、カシワ、ブドウなど)、気温の低下や一日の日照時間が短くなるにつれ、葉と枝の間に木が葉を落とす離層(りそう)ができ始め、根から吸い上げた水や、葉で合成して作った糖(とう)などの養分が行き来できなくなります。同時に葉の細胞の中で、光合成に使われていた緑色のクロロフィルは分解して減り、行き来できない糖(とう)はたまっていきます。この糖(とう)」からアントシアニンが作り出されるので、葉が赤くなります。 鮮やかな色になるには一日の寒暖差が大きいこと、適度な日照量や降水量が必要とのことです。

 葉が黄色くなるのは(カツラ、サイカチのほか、イチョウ、ポプラなど)、糖からアントシアニンが形成されない葉の細胞の中にもともと、クロロフィルのほかにカロチノイドという黄色の色素が含まれています。離層(りそう)ができるとクロロフィルは急速に分解し、減っていきます。すると残っているカロチノイドが浮かび上がるとというわけです。なぜ赤や黄色なのか、色の意味には諸説があり、まだよく分かっていないそうです。

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犀川の遊歩道沿いの樹木、サイカチ(皀莢、マメ科) 上、 クズ(、マメ科)で覆われたサイカチ(皀莢、マメ科)の外側、  クズ(葛、マメ科)で覆われたサイカチ(皀莢、マメ科)の内側、  茎や枝に鋭いトゲ(茎針、けいしん)があるサイカチ(皀莢)の樹木、桜田、金沢)

(解説) サイカチ(皀莢、カワラフジノキともマメ科、落葉高木は、山野や河原などに自生、しばしば栽培されます。茎や枝に多数のトゲ(茎針、けいしん、枝が針やトゲになるがあり、は1~2回偶数羽根状複葉で長楕円のの小破が多数つきます。夏、緑黄色で四弁の細かい花を開き、秋、長さ30cm余りの莢(さや)に入った果実を垂下(すいか)する。

 果実は、サポニンを含み、かっては石鹸の代用ともし、洗濯用、また生薬(しょうやく)の皀角子(そうかくし)として利尿剤(りにょうざい)、去痰剤(きょたんざい)、若芽食用として使われています。材は建材、器具、樹は庭木ともします。

 また、樹液を好む皀莢虫(さいかちむし、さいかしむしとも)と呼びますが、これはクワガタムシ、カブトムシの別称ということです。

 私は初冬、時雨模様で天気が定まらない時、わが家(桜田、金沢)近くを散策しながら、目についた街路樹の紅葉ケヤキ、ヤマボウシなど)、黄葉シナノキ)の風景、また犀川の遊歩道近くを散策しながら、マント群落をなすツル植物(クズ)の緑葉で覆われた黄色まじりの緑色の樹木(サイカチ)の風景をデジカメで撮ってきました。

(参考資料)

〇 紅葉の季節(2013.11.14 )、金沢市内歩道沿い(桜田)と金沢大学キャンパス内歩道沿い(角間)の街路樹の紅葉と黄葉、ケヤキ(欅)、ヤマボウシ(山法師)、サクラ(桜)、シナノキ(科木)、ナンキンハゼ(南京櫨)、ニワトコ(接骨木)、とは(2013.11.18):http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/201311-3ff6.html

(参考文献) 下中邦彦編: 小百科事典(初版)、平凡社(1973); 新村出編: 広辞苑(第四版)、岩波書店(1991); 樋口清之監修: 生活歳時記(新装改訂版)、p.857~860,四季の分類、二十四節気、三宝出版社(1994); 北陸中日新聞: なるほどランド、 なぜ秋に色づくの、2011年(平成23年)11月13日(日)朝刊より; 岩瀬徹、大野啓一: 写真で見る植物用語、全国農村教育協会(2004).

(追加風景) ○ 金沢地方気象台によると、季節を問わず発生する濃い主虹(しゅこう、しゅにじ)と薄い副虹(ふくこう、ふくにじ)と呼ばれる弧が二本ある美しい半円状の虹(にじ)が、冬型の気圧配置で雨が降ったりやんだりの天気となった11月20日(日)、太陽光が金沢市街に差し込んだ午後4時頃、犀川(桜田、金沢)の北東の空に見られました。雨雲が断続的に流れ込み、その間へ入った太陽光が水滴で屈折したらしい。(2011年(平成23年)11月21日(月)朝刊より)

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犀川の北東部に発生した弧が二本ある半円状の副虹(にじ、左の濃い主虹、右の薄い副虹、桜田、金沢、2011年(平成23年)11月20日(日)、午後4時ごろ)

○ 天候は、虹が東に出ると雨となり、西に出ると晴れるという。虹は、遠くで降っている雨粒に、太陽の光が当たってできるものです。雨粒太陽光を反射させるので、必ず太陽の反対側にできます。太陽の光が水滴の内部ではね返る時に、空気と水の境目を斜めに横切るので曲がり(屈折)、その度合いが光の色によって異なり、赤い色は小さく、紫の色は大きく曲がり、必ず紫から赤へと並び、人間の目には7色(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、可視光線)に見えます。

 

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