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2013年3月 1日 (金)

二十四節気(にじゅうしせっき)、1年間の季節を表す言葉(太陽の通り道を基準とする、太陽暦!)、農耕(種まきから収穫まで、農作業の目安!)に活用、とは(2012.6.23)

   二十四節気(にじゅうしせっき)とは、天球上において、太陽が春分点を出てから、再び春分点に達するまでを、黄経(こうけい)360度とし、これを24等分して、各節気を配置し、1年間の季節を表す言葉の総称です。各節気の1期間は約15日(16日なのが5節気ほどある)です。

 節気は、月の満ち欠けとは無関係で、太陽の通り道を基準としているため、季節としっかりと結びついています。古代の中国で作られ、日本や朝鮮、ベトナムなど東アジアでも広く使われてきました。日にちは年ごとに少し動くため、国立天文台が毎年2月、翌年の正確な日時を発表しています。 国立天文台(こくりつてんもんだい、大沢、三鷹市、東京): http://www.nao.ac.jp/.

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二十四節気と主な雑節(日付は2012年、北陸中日新聞、2012年(平成24年)4月29日(日)朝刊より)

(解説) 二十四節気の言葉は、等分点を、立春(りっしゅん、冬と春の分かれ目、旧暦では一年の始まり、八十八夜、二百十日、二百二十日などはこの日から起算する)・雨水(うすい、農耕の準備)・啓蟄(けいちつ)・春分(しゅんぶん、昼と夜の長さがほぼ同じ)・清明(せいめい)・穀雨(こくう、種まきの好期)・立夏(りっか)・小満(しょうまん、麦の穂が成長、田に苗を植える準備)・芒種(ぼうしゅ、田植えの準備に追われる)・ 夏至(げし、田植えに繁忙をきわめる、昼が最も最も長く、夜が最も短くなる)・小暑(しょうしょ)・大暑(たいしょ、夏の土用)・

 立秋(りっしゅう)・処暑(しょしょ、穀物が実り始め、収穫も目前)・白露(はくろ)・秋分(しゅうぶん、春分と同じく、昼と夜の長さがほぼ等しい)・寒露(かんろ、五穀の収穫もたけなわで、農家は繁忙をきわめる・霜降(そうこう)・立冬(りっとう)・小節(しょうせつ)・大雪(たいせつ)・冬至(とうじ、昼が一年中で一番短く、夜が一番長くなる、この日から日が伸び始めるため、古くはこの日を年の始点と考えました)・小寒(しょうかん)・大寒(たいかん)などと名づけました。

 暦の上での二十四節気は、実際の季節感とは多少ずれがあります。が、農業への活用から始まって、時候のあいさつ、日常の手紙文や新聞紙上、俳句の季語などで、季節感をよく表わす言葉として用いられています。

 古代中国では、月の満ち欠けをもとにして、月初めの1日新月の闇夜で始まり、15日頃満月となる、1ヵ月を29日または30日、1年を12ヵ月とする、太陰暦が用いられていました。 が、太陽年よりも約11日短くなっていますので、そのずれを直すために、適当な割合で(うるう)を置いて調整しています。閏年(うるうどし)には、1年が13ヵ月となり、19年に7回ありますが、二十四節気の、「中気(二十四節気を1つおきにとった分点)の入らないところに記す」という原則があります。

 太陰暦は、日付が太陽の位置とは無関係にあるので、春夏秋冬の周期にずれを生じ、農耕には不便でしたそのため、冬至を気候の推移を表す基準点として、1年を24等分した二十四節気を考えました。が、もともと、北海道と同じぐらい寒冷な中国の華北地方の気候に基づいて付けられたため、日本では実際の季節感とずれることも多い。そこで、「八十八夜」「二百十日」など季節の変わり目の言葉「雑節」が日本で生まれました。

 もともと中国と日本では気候にずれがあるので、日本気象協会は、「日本版の二十四節気を作ります」と昨年2月に発表、気象や暦、俳句、日本語など各分野の専門家を招いて委員会を設けて検討を始めました。日本気象協会(ホームページ、日本版二十四節気): http://www.jwa.or.jp/content/view/full/4115/.

 これまでの会議では、今の日本に合った気候の用語として、「衣替え」「バレンタインデー」「七夕」などが候補として挙がっています。

(参考文献) 樋口清之監修: 生活歳時記(第2版)、三宝出版(1994); 新村出編: 広辞苑(第四版)、岩波書店(1995); 北陸中日新聞: 中日サンデー版、日本の暦、旧暦と新暦とは?日本の暦の歴史、2004年(平成16年)12月26日(日)、朝刊より; 北陸中日新聞: 小中学生、「二十四節気」に日本版を!二十四節気と主な雑節、2012年(平成24年)4月29日(日)、朝刊より.

(追加説明) 現在使われている太陽暦は、1872年(明治5年)に採用が決定、同年12月3日を1873年(明治6年)1月1日として始められ、「新暦」と呼ばれています。この暦法の正確な名称は、「グレゴリオ暦」と呼ばれる西欧起源のもので、その名は制定者ローマ法王グレゴリウス十三世に由来し、ローマの政治家ユリウス・カエサルが定めた「ユリウス暦」の改良案です。

 それまで、千数百年も日本で使用されてきた太陰太陽暦を「旧暦、貞享暦」としています。これは、古代中国で発達した暦法で、月の満ち欠け(朔望、さくぼう)によって日を数え、月を立てるとともに、太陽の運行を基準にした二十四節気を使って季節を知らせる暦法で、その仕組みは複雑なものです。

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