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2013年4月20日 (土)

巨大地震(活断層型、海溝型)、活断層研究(地道に発展50年)、地震学(基礎段階、予知の理想と現実に悩)む)、とは(2013.4.20)

 日本の内陸巨大地震は、比較的新しい時代に繰り返しずれ、将来もその可能性がある活断層によって起こるという。数百~数万年間隔で地震を起こし、地表に段差となって表れることもあります。 言葉自体は、1920年(大正9年)代から研究者が使っていました。

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日本の活断層研究の歩み活断層研究、地道に発展50年、朝日新聞、2010年(平成22年)1月12日)

(解説) 1891年(明治24年)、濃尾地震根尾谷断層で、地表がずれる現象が確認されました。 その後、このような活断層の発見が相次ぎ、研究が開花したのは1960年(昭和35年)代になります。1995年(平成7年)、阪神大震災野島断層のほか、2004年(平成16年)、新潟県中越地震を引き起こしたのも活断層でした。

 活断層を見つける基本は、空撮写真を立体的に見て特徴的な地形を探す空中写真判読です。戦後に米軍や国土地理院が撮影した写真が入手しやすくなっていました。

 2011年(平成23年)3月、東日本大震災発生福島第1原発の事故(レベル7)のこともあり、各地の原子力発電所の地域で、活断層の現地調査が盛んに行われています。

 東京大学地震研究所で長年、活断層の研究と取り組んできた松田時彦(まつだときひこ、1931~ )東京大学名誉教授は、2009年(平成21年)11月、日本活断層学会で、「この15年、調査の量は増えたが、研究は足踏み。次の時代は、突破口を開く研究が出て欲しい」と講演しました。  

 日本では、1962年(昭和37年)、地震予知計画が提唱され、1965年(昭和40年)、地震予知研究計画がスタートしました。1995年(平成7年)、活断層型阪神大震災が起こり、1999年(平成11年)、地震予知のための新たな観測研究計画に衣替えしました。 地震を直前に予知することは難しいので、まず基礎研究を重視しようという趣旨でした。のち、2009年(平成21年)、火山噴火予知計画一本化されました。

 2011年(平成23年)、海溝型東日本大震災が起こり、マグニチュード(M)9の地震を想定できず、甚大な被害を出し、国などがこれまで取り組んできた対策を根底から見直す契機となりました。

 東日本大震災は、海側のプレート(岩板)が陸側のプレートにもぐり込む場所で起きる海溝型地震で、1923年(大正12年)、関東大震災もこのタイプの地震でした。将来、これと同じ海溝型の地震で、南海トラフ巨大地震の発生が懸念されています。 

 2000年(平成12年)以降も、未知の断層による比較的大きな地震が相次いでいます。が、今は観測データを蓄積し、地震予知の基礎的な理解をめざす段階で、予知という目標と地震学の実力差は極めて大きいという。

 例えば、活断層型の地震として、鳥取県西部地震(2000)、新潟県中越地震(2004)、岩手・宮城内陸地震(2008)、兵庫県・淡路島地震(2013)、また、海溝型地震として、十勝沖地震(2003)、福岡沖地震(2005)、能登半島地震(2007)、新潟県中越沖地震(2007)、東日本大震災(2011)など、いずれも予知できなかった地震です。

 普通の人が抱く地震予知のイメージは、いつ、どこで、どんな地震が発生するか、直前に警報を出す、といったことだろう。が、こんな予知は可能かどうかも分からないという。

 天災は忘れた頃にやってくる! 普段から、震災に対する備えを忘れないよう、心がけたいものです。

(参考文献) 朝日新聞: 活断層研究、地道に発展50年、地表のずれ探して備える(2010.1.12)朝刊; 北陸中日新聞:巨大地震、震災と日本(2011.6.26)朝刊; 朝日新聞: 科学、地震学 転換続いた130年、日本の地震学を変えた地震(2012.3.12)朝刊; 朝日新聞: 予知の理想tと現実に悩む、地震学 まだ基礎段階(2012.8.16)朝刊.

 

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