« JR金沢駅のシンボル、金沢駅東口のもてなしドームと鼓門(つづみもん)、金沢駅西口のステンレス製の大型モニュメント、悠颺(ゆうよう)、とは(2013.5.20) | トップページ | ペダーセン博士(日系2世、韓・日・米、数奇な運命)、クラウンエーテルの発見、1987年度ノーベル化学賞、特定の物質を取り込む化合物の発見、ホストーゲストの化学、超分子の化学、とは(2013.5.24) »

2013年5月22日 (水)

荒城の月、滝廉太郎の作曲のルーツとされる富山城(富山)、岡城(竹田市、大分)、土井晩翠の作詞とゆかりのある鶴ヶ城(会津若松、福島)、青葉城(仙台)、福岡城址(二戸市、岩手)、外された♯(シャープ)の音、とは(2013.5.22)

 荒城の月(こうじょうのつき)は、20世紀最初の1901年(明治34年)、中学唱歌として発表され、長年にわたって歌われている日本の名歌で、土井晩翠(どいばんすい、1871~1952)作詞滝廉太郎(たきれんたろう、1879~1903)作曲の歌曲です。

 東京音楽学校(現・東京芸大)発行中学唱歌として、同校は新進の詩人だった土井歌詞委嘱し、また、その詞に付ける公募した結果、同校の研究科に在籍していた採用され、1901年(明治34年)、箱根八里とともに初めて掲載されました。作詞者と作曲者が、一度も会わずに完成した荒城の月は、評判がよく、新聞評も好意的だったという。

 原曲旋律だけだったが、大正時代(1912~1925)に作曲家山田耕筰(やまだこうさく、1886~1965)が、テンポを遅くして、ゆっくり情感をこめて歌えるように編曲しました。

 山田はさらに、はなのえん(シャープ、半音高く)を取る改変もしました。この♯は、滝の発表時から違和感があると指摘されており、現在ではほとんどの歌手は山田の編曲で歌っています。もっとも、滝の意図を無視していいのか、と異議を唱える学者もいるという。

○ 荒城の月(YouTube): http://www.youtube.com/watch?v=SbLuhlq-qik

 春高楼(こうろう)の花の宴 めぐる盃(さかずき)影さして 千代の松が枝(え)わけいでし むかしの光いまいづこ

 秋陣営の霜の色 鳴き行く雁(かり)の数見せて 植うるつるぎに照りそいし むかしの光いまいづこ

3 いま荒城のよはの月 変(かわ)らぬ光たがためぞ 垣に残るはただかつら 松に歌ふはただあらし

 天上影は変(かわ)らねど 栄枯は移る世の姿 写さんとてか今もなほ あゝ荒城の夜半の月

260pxokajoshi1

荒城の月(こうじょうのつき、岡城、三ノ丸、高石垣、、竹田市、大分県、google画像)

岡城跡(国指定史跡、竹田市、大分県): http://www.city.taketa.oita.jp/okajou/

(解説) 滝廉太郎は、父(内務官僚、のち地方官)の仕事の都合で、旧富山城内にあった小学校に 通って見た富山城(富山市、富山県)、さらに父の故郷の大分に転勤し、高等小学校を卒業し、上京するまで過ごして遊んだ、荒れ果てた石垣のある岡城(竹田市、大分県)を脳裏に浮かべて作ったとされ、富山城にも岡城の城址にも荒城の月歌碑が立っています。 

 また、土井晩翠の作詞とゆかりのある鶴ヶ城(会津若松市、福島県)、青葉城(仙台市、宮城県)、福岡城址(二戸市、岩手県)、いずれの所にもが立っています。

(参考文献) 永原慶二監修:日本史辞典(第1刷)、岩波書店(1999); 北陸中日新聞: 荒城の月、土井晩翠作詞、滝廉太郎作曲、外された♯の音、2010年(平成22年)3月28日(日)朝刊; 朝日新聞: be on Saturday, song, 異国で会った作者同士、土井晩翠作詞、滝廉太郎作曲、荒城の月、2011年(平成23年)10月8日(土)朝刊.

(参考資料) 荒城の月(ウィキペディア): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%92%E5%9F%8E%E3%81%AE%E6%9C%88

荒城の月(google画像検索): http://www.google.co.jp/search?q=%E8%8D%92%E5%9F%8E%E3%81%AE%E6%9C%88&hl=ja&rlz=1T4GGNI_jaJP523JP523&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=zGObUeTHC66Rigfy3oDoCw&ved=0CEsQsAQ&biw=1366&bih=588

 

« JR金沢駅のシンボル、金沢駅東口のもてなしドームと鼓門(つづみもん)、金沢駅西口のステンレス製の大型モニュメント、悠颺(ゆうよう)、とは(2013.5.20) | トップページ | ペダーセン博士(日系2世、韓・日・米、数奇な運命)、クラウンエーテルの発見、1987年度ノーベル化学賞、特定の物質を取り込む化合物の発見、ホストーゲストの化学、超分子の化学、とは(2013.5.24) »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« JR金沢駅のシンボル、金沢駅東口のもてなしドームと鼓門(つづみもん)、金沢駅西口のステンレス製の大型モニュメント、悠颺(ゆうよう)、とは(2013.5.20) | トップページ | ペダーセン博士(日系2世、韓・日・米、数奇な運命)、クラウンエーテルの発見、1987年度ノーベル化学賞、特定の物質を取り込む化合物の発見、ホストーゲストの化学、超分子の化学、とは(2013.5.24) »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー

フォト

アクセス解析

無料ブログはココログ