« 懐かしいヒット曲(1960~1970)、いつでも夢を、こんにちは赤ちゃん、夜空のトランペット、涙くんさよなら、バラが咲いた、今日の日はさようなら、この広い野原いっぱい、夜明けのスキャット、また逢う日まで、YOUNG MAN(YMCA)、知床旅情、リンデンバウム(菩提樹)の歌、話題と出来事、とは(2013.7.20) | トップページ | ナンキンハゼ(南京櫨、トウダイグサ科、落葉高木、中国原産)、わが家近く示野中町(金沢)の歩道沿いで、珍しい黄色の総状花序(そうじょうかじょ、黄色い小花が長い穂となって咲く)花をつけたハート形(心臓形)の葉の花木の風景、とは(2013.7.26) »

2013年7月23日 (火)

アイシャドー、古代エジプト(5000年前)では、まぶたに青い孔雀石(塩基性炭酸銅、有毒)の粉を塗っていましたが、これは美しく見せるためとか日除けよりも蠅(はえ)除けのためだった、とは(2013.7.23)

 アイシャドー(eye shadow)は、ご存知のように、まぶたや目じりを青色や灰色などに塗り、目もとに陰影をつけ、美しく見せるための化粧品です。無害の色素を油脂、蝋(ろう)、香料などと練り合わせたもので、固形、クリーム、棒状があります。かっては職業婦人のしるしと考えられていました。

 アイシャドーの歴史は古く、今から5000年も前の古代エジプトの頃からあり、そこでは化粧術が早くから発達し、紅、香油、かつらなどを使い、髪も染めていたそうです。

 古代エジプトの人々が使用したアイシャドーは、おもに孔雀石(くじゃくいし)をすりつぶした青い粉で、それをまぶたに塗っていました。しかし、これはもともと濃艶(のうえん)な美的効果をねらった化粧法というより、もっと実用的な目的を持っていました。

 まぶたを青く塗ることは、強烈なエジプトの日射しをやわらげる働きもありました。が、それ以上に重要だったのは、(はえ)除けになることでした。また、目から悪霊が入るのを防ぐためとも言われています。

 というのは、孔雀石には強い毒性があり、殺虫剤にも使われている炭酸銅を含むからです。ところで、孔雀石は、銅の炭酸塩鉱物ですが、組成はCuCO3・Cu(OH)2(塩基性炭酸銅、緑青(ろくしょう)と同じ、有毒!)、緑色または黒緑色の半透明の結晶で、装飾用、銅鉱石などに利用されています。

 アフリカには今でも人間の分泌物を好む蠅がいて、人の目のふちにとまると、眼病を伝染させます。そこで、孔雀石の粉をまぶたに塗ると、蠅がとまることや眼病の伝染を防ぐことができました。 

 現在、アイシャドーは、美的効果を高めるため、黒、茶、青、緑、白、金、銀などいろいろな色のものが使われています。日本には、明治の頃に西欧から入ってきましたが、女性一般に浸透したのは遅く、昭和になってからだという。

(参考文献) 下中国邦彦編: 小百科事典(初版)、平凡社(1973); 新村出編: 広辞苑〈第4版)、岩波書店(1991); 樋口清之監修: 生活歳時記(第2版)、p.403 アイシャドー事始め、三宝出版(1994).

(参考資料) アイシャドー(ウィキペディア): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%89%E3%83%BC

« 懐かしいヒット曲(1960~1970)、いつでも夢を、こんにちは赤ちゃん、夜空のトランペット、涙くんさよなら、バラが咲いた、今日の日はさようなら、この広い野原いっぱい、夜明けのスキャット、また逢う日まで、YOUNG MAN(YMCA)、知床旅情、リンデンバウム(菩提樹)の歌、話題と出来事、とは(2013.7.20) | トップページ | ナンキンハゼ(南京櫨、トウダイグサ科、落葉高木、中国原産)、わが家近く示野中町(金沢)の歩道沿いで、珍しい黄色の総状花序(そうじょうかじょ、黄色い小花が長い穂となって咲く)花をつけたハート形(心臓形)の葉の花木の風景、とは(2013.7.26) »

● 民俗(衣食住、信仰、語源、遺跡、芸能)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 懐かしいヒット曲(1960~1970)、いつでも夢を、こんにちは赤ちゃん、夜空のトランペット、涙くんさよなら、バラが咲いた、今日の日はさようなら、この広い野原いっぱい、夜明けのスキャット、また逢う日まで、YOUNG MAN(YMCA)、知床旅情、リンデンバウム(菩提樹)の歌、話題と出来事、とは(2013.7.20) | トップページ | ナンキンハゼ(南京櫨、トウダイグサ科、落葉高木、中国原産)、わが家近く示野中町(金沢)の歩道沿いで、珍しい黄色の総状花序(そうじょうかじょ、黄色い小花が長い穂となって咲く)花をつけたハート形(心臓形)の葉の花木の風景、とは(2013.7.26) »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

カテゴリー

フォト

アクセス解析

無料ブログはココログ