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2013年9月の11件の記事

2013年9月27日 (金)

犀川遊歩道沿いのコスモスの群落、コスモス(キク科コスモス属)の名はギリシャ語(kosmos)の美しいに由来、紅色のコスモス(メキシコ原産)の変異体から生まれた日本特産の黄色のコスモス(イエローガーデン)、とは(2013..9.27)

 秋の季節となり、犀川の土手の遊歩道沿いには、薄紅色、紅色、白色、黄色など、色とりどりのコスモスの花が咲き乱れています。そこで、その美しい光景をデジカメで撮影し、改めてコスモスの花について調べて見ました。

○ コスモス

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コスモスの群落(キク科コスモス属、犀川土手の遊歩道沿い、桜田、金沢)

(解説) コスモスの名は、コスモスがギリシャ語のkosmos(飾り、美しい)に由来し、本属の花が華麗で美しいことを意味しています。

 コスモスは、キク科コスモス属、原産地がメキシコの高原地帯、非耐寒性の1年草、多年草の花です。別名の和名は、アキザクラ、コスモス、オオハルシャギクと呼ばれています。花の色は、紅、赤、桃、黄、橙、白、複色など、色とりどりの美しい花を咲かせます。

 その中で、黄色コスモスは、もともと存在しなかった品種でした。日本で栽培され、野生化もしているキバナコスモス(キク科コスモス属、メキシコ原産)は、同じ属の種ですが、コスモスとは別種でした。

 黄色コスモスは、1987年(昭和62年)、玉川大学農学部教授、佐俣淑彦(1916~1984)が、世界で初めてイエローガーデンとして登録された品種です。

 この種は、1957年(昭和32年)、紅色の品種の中のコスモスの花弁の一部が黄色い変異体として発見されました。それを自家受粉させ、その後代から、より黄色系の強い個体を選抜して、また自家受粉を行なう、反復(選抜育種)により、花弁全体が黄色いコスモスの育種に成功しました。

(参考文献) 岩科司: 花はふしぎ、なぜ自然界に青いバラは存在しないのか? p.200k~201、黄色コスモスの誕生、BLUE BACKS 講談社(2008); 浜田豊: 花ことば 花データ 由来が分かる、花の名前 522種、p.84、キバナコスモス、p.113、コスモス、日東書院(2011).

(参考資料) ○ キバナコスモス(キク科、メキシコ原産、ウイキペディア): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%90%E3%83%8A%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9

 黄色コスモスイエローガーデン、キク科、日本原産、ずっとずっといつもいっしょに):http://ktmhp.com/hp/hanasagashi/iero-ga-den

 黄色コスモスイエローガーデン、キク科、日本原産、google画像検索): https://www.google.co.jp/search?hl=ja&rlz=1T4GGNI_jaJP523JP523&q=%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9%EF%BC%88%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3%EF%BC%89&um=1&ie=UTF-8&tbm=isch&source=og&sa=N&tab=wi&ei=wNRHUps_jueSBd3vgbAC

2013年9月23日 (月)

世界三大行進曲、、旧友(ドイツ)、星条旗よ永遠なれ(アメリカ)、軍艦行進曲(日本)、また、運動会や体育祭、公式行事での行進曲、とは(2013.9.23)

  行進曲(こうしんきょく)とは、広辞苑によると、隊列の行進の歩調に合わせて演奏される曲。または、その形式の楽曲。二拍子系。マーチ(march)とも呼ばれる、とあります。

 19世紀後半から盛んになった吹奏楽では、実用性の強い曲が多く、スーザーの”星条旗よ永遠なれ”、瀬戸口藤吉の”軍艦行進曲”はその例という。 

 秋はスポーツのシーズンです。懐かしい、運動会や体育祭、公式行事などでよく耳にした行進曲など、思いつくまま、その由来などGoogleで検索し、YouTubeで視聴たところ、心地よく、元気づけられました。

 世界三大行進曲として、旧友(ドイツ)、星条旗よ永遠なれ(アメリカ)、軍艦行進曲(日本)の3曲が有名です。 

○ 1889年(明治22年) 旧友(カール・タイケ作曲、吹奏楽、ドイツ、YouTube、sakumashouzan): http://www.youtube.com/watch?v=ogm8TVyE5Oc

 この曲は、当時の上官に酷評され、タイケは失意のあまり陸軍を退役、当時の同僚・戦友達に因んで「旧友」とタイトルがつけられたという。

○ 1896年(明治29年) 星条旗よ永遠なれ(ジョン・フィリップ・スーザ作曲、吹奏楽、アメリカ、YouTube、masa196805): http://www.youtube.com/watch?v=FsJWGSqJ5_k

 この曲は、スーザが楽団のマネージャーの死去の知らせでヨーロッパ旅行からアメリカに帰国途中、船上でつくられたという。1987年(昭和62年)、アメリカの公式行進曲に認定されました。

○ 1900年(明治33年) 軍艦行進曲(瀬戸口藤吉作曲、烏山啓作詞、歌と演奏、日本、YouTube、slhs0083): http://www.youtube.com/watch?v=cXxIBf-yCK0

 この曲は、日本の軍艦行進曲としてつくられ、はじめて戦艦富士の軍楽隊によって演奏されました。

(参考文献) 下中邦彦編: 小百科事典(初版)、平凡社(1973); 新村出編; 広辞苑(第四版)、岩波書店(1991)

(参考資料) ○ 定番、運動会や体育祭で使われる曲や音楽(まとめ、NAVER、BGM、YouTube): http://matome.naver.jp/odai/2128452303002750601

○ 運動会で使われるクラシック音楽(世界の民謡・童謡、BGM、YouTube): http://www.worldfolksong.com/classical/sportsday.html

○ 1848年(嘉永1年) ラデツキー行進曲(ヨハン・シュトラウス1世作曲、ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団演奏、ドイツ、YouTube、urmnaf100): http://www.youtube.com/watch?v=mu_9FdiituQ

 この曲は、北イタリアの独立運動を鎮圧したヨーゼフ・ラデツキー将軍を称えて作曲されました。なお、この曲はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートにおいて、アンコールの最後を飾る曲として伝統的に使用されています。が、原曲とは大きく楽器法や音の強弱などが変化しているという。

2013年9月21日 (土)

彼岸の頃の野草の花、犀川(桜田、金沢)の土手を散策中に見かけた、ツユクサ(露草)、キクイモ(菊芋)、クズ(葛)、ヒガンバナ(彼岸花)、花の色、とは(2013.9.21)

 金沢市は、9月20日(金)、彼岸の入りとなり、朝は冷やりとしましたが、日中は30℃ほどに気温が上がったものの湿度は低く、気持ちのよい一日でした。

 そこで、近くの犀川の土手を散策したところ、遊歩道沿いには、ツユクサ、キクイモ、クズなど夏秋の花が咲き乱れ、また、ヒガンバナ(彼岸花)が咲き始めたところでした。

○ ツユクサ

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ツユクサ露草、ツユクサ科ツユクサ属、別名 ボウシバナ(帽子花)、一年草、日本各地に分布、桜田、金沢) 

 名の由来は、奈良・平安時代には、衣類に花汁をこすりつけて染めたので”つきくさ”、のちに”つゆくさ”になったという。また、朝早く露に濡れながら花を咲かせるのでこの名が付いたともいう。 このは、マグネシウムを含むコンメリニンという色素とのことです。

○ キクイモ

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キクイモ菊芋、キク科ヒマワリ属、多年草、北米原産、日本中で野生化、桜田、金沢)

 名の由来は、黄色い菊の花の”頭花”が咲き、地下には生姜(しょうが)に似た芋(いも)”塊茎(こんけい)”ができるので、”菊芋(きくいも)”と名付けられたという。

 このは、フラボノイドの中のアントクロル(カルコン、オーロン、黄)、アントキサンチン(フラボン、フラボノール、カテキン、イソフラボンなど、淡黄色~無色)の中の色素と思われます。

 クズ

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クズ、マメ科クズ属、別名 クズカズラ(葛蔓)、多年草、日本各地に広く分布、桜田、金沢) 

 名の由来は、国栖(くず、大和国吉野、奈良)の蔓(かずら)が”国栖蔓”となり、”国栖”と略されて”葛”の字を当てたという。秋の七草の一つです。このは、フラボノイドの中のアントシアニン(500種、赤~紫)の中の色素と思われます。

 ヒガンバナ

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ヒガンバナ(彼岸花、ヒガンバナ科、ヒガンバナ属、別名 マンジュシャゲ(曼殊沙華)、多年草、日本各地に分布、中国原産、桜田、金沢)

 名の由来は、秋の彼岸の頃、花が咲くときに葉がないのは、この世の”此岸(しがん)”の花ではなく、あの世の”彼岸(ひがん)”の花であるという。マンジュシャゲ(曼殊沙華)は天国の花の意味です。このは、フラボノイドの中のアントシアニン(500種、赤~紫)の中の色素と思われます。

(参考文献) 高橋勝雄(写真・解説): 野草の名前 夏 p.123、クズ(葛)、p.206~207、ツユクサ(露草); 同 秋冬、p.115、キクイモ(菊芋)、p.252~253、ヒガンバナ(彼岸花)、山と渓谷社(2003); 田中修: 雑草のはなし、見つけ方、たのしみ方、p.92、ツユクサ(ツユクサ科)、p.134~137、クズ(マメ科)、中公新書(2007): 岩科司: 花はふしぎ、なぜ自然界に青いバラは存在しないのか? p.47、図16 フラボノイドの大別、BLUE BACKS 講談社(2008).

(参考資料) ○ コンメリニン(google画像検索): https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%B3&hl=ja&rlz=1T4GGNI_jaJP523JP523&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=f3s9Uv-eEovSkAXC6oCQAw&ved=0CDAQsAQ&biw=1366&bih=588&dpr=1

○ フラボノイド(花き研究所、農研機構):http://www.naro.affrc.go.jp/flower/kiso/color_shikiso/contents/flavonoid.html. 

(追加説明) ○ 白色の花のヒガンバナ(シロバナマンジュシャゲ)は、い花を咲かせるヒガンバナ黄色の花を咲かせるショウキズイセン(ヒガンバナ科)が交雑してできた、といわれています。

 は、花の中にたくさんの空気の泡があり、光を乱反射して白く見えるとのことです。なお、白い花にもフラボノイドの仲間が含まれているが、わずかに紫外域に入ったところの光を反射するので人間の目には見えないという。 

 黄色の花のヒガンバナと言われる種は、同じヒガンバナ科のショウキズイセンキツネノカミソリのことです。

 

2013年9月20日 (金)

夏秋の野草、古代から織物の布の代表的な繊維ともなった、犀川土手の遊歩道沿いに群生している、カラムシ(茎蒸、苧麻とも、イラクサ科カラムシ属)、とは(2013.9.20)

 先日、犀川の近く(桜田、金沢)を散策していると、夏秋の野草、カラムシ(茎蒸、幹蒸、イラクサ科カラムシ属)が土手の遊歩道沿いに群生しているのを見かけ驚きました。

 この植物は、木綿以前には、古代から布の代表的な繊維として利用され、現在も栽培されています。この種は、多年草、花期は8~10月、日本各地の野山の土手、道端、草むらに自生しているとのことです。そこで、改めて、カラムシについて調べて見ました。

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カラムシ茎蒸、苧麻とも、イラクサ科カラムシ属、犀川遊歩道沿いに群生、桜田、金沢) 

(解説) カラムシ(茎蒸、苧麻とも、イラクサ科カラムシ属)の茎は多少木質で、葉は広卵円形で、先はとがる。葉の裏面は、白色、細毛が密生。夏秋の頃、葉腋に淡緑色の小花を穂状につける。雌雄同株。果実は楕円形で毛が多い。

 古代人には、カラムシは大切な植物で、弥生時代の遺跡(下関市)からもカラムシの繊維による布の一部が発見されています。その呼び名は、奈良時代の日本書紀では、苧麻(ちょま)、平安時代の延喜式(えんぎしき)では、枲(けむし)とか苧(からむし)の名前で掲載されています。

 カラムシの名前の由来には、2説があり、第1は、昔は茎(くき)を”カラ”と言い、この茎を”蒸し(むし)”て、皮をむき、繊維をとりましたので、”茎蒸(からむし)”と言うとの説です。 第2は、”カラ”は韓(から、古代の朝鮮)を意味し、”ムシ、枲、mosi”は朝鮮語で、この草を指すとの説です。

 なお、カラムシには、真麻(まお)、山麻(やまそ)、牟斯(むし)、衣草(ころもぐさ)、白麻(しらそ)など方言名、別名も多く、朝鮮を表す名前は1つもないことから、第1説の可能性が高いとのことです。

 カラムシの茎からは丈夫な繊維青苧、あおそ)が採れ、織物ののほか、水にも強いので、漁網、ロープ、消化ホースにも使用されました。福島県産のものは越後上布(えちごじょうふ、越後縮とも)の材料として知られています。

(参考文献) 下中邦彦編: 小百科事典(初版)、p.272、カラムシ(苧麻)、平凡社(1973); 新村出編; 広辞苑(第四版)、p.548、からむし(苧、枲)、岩波書店(1991); 高橋勝雄(写真・解説): 野草の名前 秋冬、p.105、カラムシ(茎蒸、幹蒸)、p.316~317、ヤブマオ(藪苧麻)、山と渓谷社(2003).

(参考資料) ○ カラムシ(ウィキペディア): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%B7

○ からむし(google画像検索): https://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%80%E3%81%97&hl=ja&rlz=1T4GGNI_jaJP523JP523&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=exk8UsrUJsfAkgX7w4HQDQ&ved=0CDgQsAQ&biw=1366&bih=588&dpr=1

 からむし織について(昭和村、福島県): http://www.vill.showa.fukushima.jp/making.stm

○ 小千谷縮・越後上布からむしの織物、ユネスコ無形文化遺産、南魚沼市、新潟県):http://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/soshiki/shakai-kyoiku/bunka-johu-unesco.html. 

2013年9月19日 (木)

懐かしい愉快な音楽、楽しき農夫、草競馬、大きな古時計、フニクリ・フニクラ、ユーモレスク、かっこうワルツ、森の水車、ゆかいな牧場、ひとりぽっちの羊飼い、とは(2013.9.19)

 どこかで耳にした、懐かしい、愉快な音楽を、思いつくまま、それらの楽曲をGoogleで検索し、YouTubeで視聴して、楽しいひと時を過ごさせていただきました。

 音楽は人々の心に感銘を与えたり、心地好くしたり、心を安らかにしてくれます。(ジョセフ・マーフィー(1898~1981)より)

○ 1848年(嘉永1年) 楽しき農夫(ローベルト・アレクサンダー・シューマン作曲、 フィリップ・アントルモンのピアノ演奏): http://www.youtube.com/watch?v=hCyvOuApjCs

 この曲は、シューマン(1810~1856、ドイツ)が長女マリーの誕生日(7歳)の贈りものとして作った、可愛らしいピアノ小曲集の一つで、仕事を終えて帰る楽しげな農夫を表しています。

○ 1850年(嘉永3年) 草競馬(スティーブン・フォスター作曲、インストカラオケ(tenten)、kara223):http://www.youtube.com/watch?v=tsuYwDW4CAU

草競馬(スティーブン・フォスター作曲、視聴):http://www.worldfolksong.com/foster/song/camptown.htm

 この原曲のタイトルは、「キャンプタウン」で、アメリカの大陸横断鉄道の建設会社が設営したテント村のことです。フォスター(1825~1864)もペンシルバニアのキャンプタウンで開かれていた競馬レースを実際に見て曲想を得たのではないかという。

○ 1876年(明治9年) 大きな古時計(ヘンリー・クレイ・ワーク作曲作詞、童謡唱歌): http://www.youtube.com/watch?v=rgRjtHXF-AE

大きな古時計(ヘンリー・クレイ・ワーク作曲作詞、世界の民謡・童謡、視聴): http://www.worldfolksong.com/songbook/usa/grandfather.htm

この曲は、ワーク(1832~1884)がイギリスを訪れたた時、宿泊していたホテルの主人から聞いたエピソードを歌にしたアメリカのポピュラー・ソングです。

○ 1880年(明治13年) フニクリ・フニクラ(ルイージ・デンツァ作曲、ジュゼッペ・トウルコ作詞、世界の民謡・童謡、視聴): http://www.worldfolksong.com/songbook/italy/funiculi-funicula.html

 この曲は、イタリアのヴェズヴィオ山の山頂までのケーブルカー(車名、ワニコラール)の乗客が少ないので、デンツァ(1846~1922)により、乗客を増やすための宣伝曲として作られました。曲のタイトルのフニクリ・フニクラ(ナポリ語)は、ケーブルカーの車名の愛称でした。

○ 1894年(明治27年) ユーモレスク(ドヴォルザーク作曲、ヨゼフ・スークのバイオリン演奏): http://www.youtube.com/watch?v=PmWvfS5x1aM..

ユーモレスク(ローベルト・アレクサンダー・シューマン作曲、 フィリップ・アントルモンのピアノ演奏): http://www.youtube.com/watch?v=hCyvOuApjCs

 この曲は、アントニーン・ドヴォルザーク(1841~1904、チェコ)の曲想が、ユーモレスク(奇想曲と同義語)であり、滑稽な、あるいは気紛れな感じの楽曲となっています。

○ 1920年(大正9年) かっこうワルツ(ヨハン・エマヌエル・ヨナーソン作曲、エンジェル・コンサート・オーケストラ演奏):http://www.youtube.com/watch?v=I0hD5XYj7Zs

かっこうワルツ(ヨハン・エマヌエル・ヨナーソン作曲、有名なクラシック音楽、視聴):http://www.worldfolksong.com/classical/piano/cuckoo-waltz.html .

 この曲は、ヨナーソン(1886~1956、スウェーデン)が、カッコウの鳴き声を創作の動機とした、アンダンテ(歩くような速さ)でワルツ(円舞曲)風のピアノ小品曲です。

○ 1942年(昭和17年) 森の水車(米山正夫作曲、清水みのる作詞)

 この曲は、米山正夫(1912~1985)作曲の日本の楽しい描写音楽の歌謡曲として、最初はレコードで発売されました。が、50年以上前のドイツの楽曲、”黒い森の水車”と部分的に全く同じメロディーが随所に登場するとのことです。

(参考資料) ○ 世界の民謡・童謡(worldfolk.com): http://www.worldfolksong.com/index.html

YouTube(noboru 1947): http://www.youtube.com/user/noboru1947/videos

YouTubekara223): http://www.youtube.com/user/kara223/videos

○ YouTube(jazzbudpi): http://www.youtube.com/user/jazzbudpi/videos

○ YouTube(jonankazu): http://www.youtube.com/user/jonankazu/videos

(追加資料) ○ 1917年(大正6年) ゆかいな牧場(アメリカ民謡、小林幹治作詞、世界の民謡・童謡、視聴): http://www.worldfolksong.com/kids/song/oldmacdonald.htm..

ゆかいな牧場(アメリカ民謡、小林幹治作詞、杉並児童合唱団):http://www.youtube.com/watch?v=0jwge49rp5U

 この曲の原曲はアメリカ民謡、タイトルは、Old MacDonald Had a Farm(マクドナルド爺さんの農場)で、第一次世界大戦(1914~1918)の頃の歌です。愉快ないろいろな動物の鳴き声が聞こえてきます。

○ 1959年(昭和34年) ひとりぼっちの羊飼い(The Sound of Music Sound track-8-The Lonely GoatherdYouTube(xosoundtrackloverxo) :http://www.youtube.com/watch?v=gRo0NlLYvwE&list=PLC653A709446B9114

 この曲は、ブロードウェイ・ミュージカル「The Sound of Music」の歌で、作詞 Oscar HammersteinⅡ(オスカー・ハマースタイン2世、1895~1960) 作曲 Richard Rodgers(リチャード・ロジャース、1902~1979) の作品です。

2013年9月17日 (火)

翼状の果実を結ぶ庭木、野球のバットや穂架木ともなる国道8号線沿いのレストランの庭木、トネリコ(戸練子、モクセイ科、トネリコ属)、とは(2013.9.17)

 先日、街中(桜田、金沢)を散策している時、北陸自動車道高架東側の国道8号線沿いにある、イタリア料理のレストランで、珍しい翼状、あるいは短冊状の果実をぶら下げている庭木が目につきました。

 そこで、近くの文苑堂書店の樹木図鑑を立ち読みしたところ、野球のバットや穂架木ともなる トネリコ(戸練子、モクセイ科、トネリコ属)であることが分かりました。

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トネリコ戸練子、モクセイ科、トネリコ属、翼状の果実を結ぶ庭木、桜田町、金沢)

(解説) トネリコ戸練子)は、モクセイ科、トネリコ属の耐寒性落葉小高木で、別名はサトトネリコ(里戸練子)、タモ、タモノキです。

 葉は対生し、長楕円形で鋸歯のある小葉5~7枚からなる羽状複葉となっています。雌雄異株で、春、3月~4月、葉の出る前に前年枝の先に円錐花序の小花(四弁淡緑色の細花)を咲かせます。

 果実は、8月~9月頃、翼果(よくか)を結びます。これは果皮の一部が伸びて(つばさ)、あるいは短冊((たんざく)になったもので目立ちます。

 本州の中部から北部の湿気のある山野に自生し、また、昔は人家や田のあぜにも植えられ、刈り取った稲を干す穂架木(ほだぎ)として利用されていました。 最近は近縁の暖地性のシマトネリコが多く見られ、寒冷地では鉢植えにするという。

 トネリコの樹皮は生薬の秦皮(しんぴ)で、収斂剤、解熱剤になります。その緻密(ちみつ)で、家具、スキー、また、野球のバットを作るのにアオダモ(青梻、モクセイ科、トネリコ属)と共に利用されています。

(参考文献) 下中邦彦編: 小百科事典(初版)、p.991、トネリコ、平凡社(1973); 新村出編; 広辞苑(第四版)、p.1858、とねりこ(梣)、岩波書店(1991); 岩瀬徹・大野啓二: 写真で見る植物用語、p.122.トネリコ、翼果、全国農村教育協会(2004); 主婦の友社編: 花木&庭木図鑑200、p.98、トネリコ(戸練子主婦の友社)、(2009).

(参考資料) ○ トネリコ(戸練子、google画像検索): https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%88%E3%83%8D%E3%83%AA%E3%82%B3&hl=ja&rlz=1T4GGNI_jaJP523JP523&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=29U2Uu7hM4nIkgXr6IHoCw&ved=0CDwQsAQ&biw=1366&bih=588&dpr=1

○ 野球のバットトネリコ、google画像検索):https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%88%E3%83%8D%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%80%80%E9%87%8E%E7%90%83%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%88&hl=ja&rlz=1T4GGNI_jaJP523JP523&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=4ec2UqymNoiPkwW-x4CIDw&ved=0CDcQsAQ&biw=1366&bih=588&dpr=1

○ アオダモ青梻、google画像検索): https://www.google.co.jp/search?aq=hts&hl=ja&rlz=1T4GGNI_jaJP523JP523&q=%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%83%80%E3%83%A2&um=1&ie=UTF-8&tbm=isch&source=og&sa=N&tab=wi&ei=XeQ2UvfdHImEkwWd1YGwAg&biw=1366&bih=588&sei=aeQ2Usq9IpCalQXl24DABw

○ 野球のバットアオダモ、google画像検索): https://www.google.co.jp/search?hl=ja&rlz=1T4GGNI_jaJP523JP523&q=%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%83%80%E3%83%A2%E3%80%80%E9%87%8E%E7%90%83%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%88&um=1&ie=UTF-8&tbm=isch&source=og&sa=N&tab=wi&ei=3-g2UveMG8OxkAX_v4HgAw&biw=1366&bih=588&sei=4-g2UoS6DYymkwXhpoAg. 

2013年9月13日 (金)

芸術と数学(絵画や庭園の美にひそむ数理、黄金比)、富嶽三十六景の富士山と波、竜安寺の方丈庭園と石、とは(2013.9.13)

 いつの頃か、絵画や庭園などの芸術作品の美には、黄金比などの数理がひそんでいる、との指摘があります。そこで、富嶽三十六景の富士山と波、竜安寺の方丈園と庭石などの背後にある数理的な考え方について、改めて調べてみました。

○  富嶽三十六景の富士山と波 

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富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい、神奈川沖浪裏、江戸時代後期、浮世絵師・葛飾北斎作)

 (解説) 富士山はとても小さく、波はとても大きく描かれています。葛飾北斎((かつしかほくさい、1760~1849)の絵画は大胆かつ奇想天外な構図をしています。しかし、北斎は感覚だけでこの構図を思いついたのではなく、定規とコンパスを使って幾何学的に作図をして描いていたという。

 北斎の作図の方法は、まず、紙に2本の対角線を引きます。次に、左下の隅を中心として、紙の縦の長さを半径とする4分の1の円弧を描きます。

 次に、できあがった線を富嶽三十六景に重ねると、下図のようになります。すなわち、左下の隅から引いた対角線と円弧の交わるところが波の先端、左上の隅から引いた対角線と円弧の交わるところが富士山の頂上になっています。

 実際は、これだけではなく、全部で3本の直線と19本の円弧で数学的に計算した構図で描かれていると言われています。

 また、富嶽三十六景には、黄金比(おうごんひ)が見られる、とのことです。黄金比、すなわち、黄金分割(おうごんぶんかつ、一つの線分を外中比に分割)は、1:(1+√5)/2、(ほぼ1対1.618; 5:8)のことです。これは、長方形の縦と横との関係など安定した美感(ピラミッド、パルテノン神殿、ミロのビーナスなど)を与える比、とされています。 

○ 竜安寺の方丈庭園と石

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竜安寺の方丈庭園(りょうあんじほうじょうていえん、石庭 、右京区、京都

(解説) 竜安寺の方丈庭園の石庭には、西欧手法の遠近法だけではなく、当時、ヨーロッパ庭園で流行した黄金分割の手法が見られると指摘されています。

 すなわち、方丈から見て、まず右側から1:1.618の黄金比の長方形をつくり、対角線を引くと5組の石郡の内、3組がその線上にぴたりと並びます。

 次に、この対角線を延長し、塀との交点から垂直な線を引くと、もう一つの黄金比の長方形の対角線となり、残る2組の石郡の一つが線上に並びます。

 
 そして、残る一組の石組も、逆手から造られた黄金分割線上と黄金比の長方形の交点上にぴたり重なります。

 この他、石庭そのものが12×24メートルという2つの正方形に分割され、やはりここにも西欧の整形式庭園の手法が認められます。すなわち、竜安寺の造形意図は、西欧手法による幾何学性にあると言えます。

 ということで、竜安寺石庭の作庭者は、西欧の技術に明るかった小堀遠州(こぼりえんしゅう、1579~1647)ではないかと推察されています。

(参考資料) ○ 富嶽三十六景(NHK高校講座、美術と数学、秋山仁):http://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/2012/tv/suugakukiso/archive/resume019.html. 

 美の背後に潜む数理(東京理科大学理数教育センター長 秋山仁):http://mathsoc.jp/publication/tushin/1702/1702akiyama.pdf

○ 富嶽三十六景(おらが富士、佐藤一): http://www.plantatree.gr.jp/oragafuji/message/sato_hajime.html.富嶽三十六景では、富士山で使った稜線を表す曲線が、指数関数(y=eX)でも表されるという。

○ 竜安寺方丈庭園(庭志から庭師へ、松原克弘、京都): http://ameblo.jp/matsu-niwa/entry-10370124021.html

○ 小堀遠州(大名、茶人、造園家)にまつわる歴史秘話、加賀3代藩主前田利常にあてた書状の発見、長生殿(日本3名菓、加賀)の命名と3字の筆跡、頼久寺(高梁市、岡山)の庭園、砂糖の道、とは(2011.3.14): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/166.html

○ 数字(大数、小数)と図形(黄金比、白銀比)にまつわる歴史実話、東洋、西洋の思考、感性の違い、デジタル(二進法)とアナログ(フーリエ解析)のコンピュター(計算機)、とは(2009.9.5): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/28.html

2013年9月10日 (火)

記憶と物忘れ、記憶にはものごとを理解して覚えた記憶と棒暗記(丸暗記)がある、本当に忘れる方が頭がいい、とは(2013.9.10)

 大脳では、パルス(興奮)という電流のようなものが流れています。140億もある脳細胞や、脳細胞から無数に出た神経突起の中を流れているパルス興奮)、すなわち記憶は、こうした電子頭脳のようなメカニズムの中で行われています。

 この記憶には2種類あり、ものごとを理解して覚えた記憶では、パルスは一度側頭葉(そくとうよう)を通り、大脳の記憶倉庫である海馬(かいば)に行きます。 一方、棒暗記丸暗記とも)では、パルスはいきなり海馬に行くといわれています。

 その結果、一度理解して覚え、眠ると、記憶の”焼き付き”がより強くなり、忘れなくなります。幼少の頃のことでも、火事の記憶とか、叱られた時のことをよく覚えているのはこのためです。一方、試験の徹夜、棒暗記では、記憶の”焼き付き”が弱く、テストが終わるとすぐ忘れてしまいます。

 ところで、いくら頭が良くても、海馬の記憶容量には限度があります。それゆえ、忘れていかないと次の記憶がはいらないことになります。それに、もし人間が忘れない動物であれば、地球上の全ての人がノイローゼになってしまいます。

 記憶容量は、コンピューターでは、記憶装置(メモリー)に貯えうる情報の量のことで、ビット・バイトなどの単位で表されるものです。記憶は、必要な情報を保持しておくことです。人間の記憶は、物事を忘れずに覚えている、または覚えておくこと。また、その内容のことです。

 ということで、重要なことは、人間は新しく覚えたために、古いことを忘れるのか、忘れることが先で、それから覚えるのか、ということです。が、その記憶のメカニズム(機構)については、まだよく分からない、とのことです。

 今のところ、一度録音したテープに、次に新しいものを録音すると、うまい具合に順に消えていくように、人間の記憶にもそのようなメカニズムがあるのではないか、と言われています。

 健忘症とか、もの忘れが早いとかいって、とかく忘れる人は、あわて者と同じように軽べつされがちです。が、大脳生理学者にいわせると、本当に忘れる方が頭がいい、とのことです。

(参考文献) 新村出編: 広辞苑(第四版)、岩波書店(1991); 樋口清之監修: 生活歳時記(第二版)、p.611 頭がいいほど忘れる、三宝出版(1994).

(参考資料) 海馬(脳科学辞典、東京都医学総合研究所):http://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E6%B5%B7%E9%A6%AC海馬は、大脳における記憶の倉庫の働きをしています。

物忘れと認知症の違い(いい介護どっとこむ): http://iikai5.com/dementia/cause2.html物忘れは、加齢による記憶力の低下です。一方、認知症は脳の病気であり、適切な治療が必要です。

 

 

2013年9月 7日 (土)

品のない名を持つ草花、犀川の土手と近くの街中で目にした、可愛い花を咲かせるワルナスビ(悪茄子)とヘクソカズラ(屁糞蔓)、とは(2013.9.7)

 草花の中には、ワルナスビ、ヘクソカズラ、ハキダメギク、オオイヌノフグリ、ママコノシリヌグイなど、まことに品のない名前を付けられた野草があります。(命名は植物学者、牧野富太郎博士!)

 そこで、犀川の土手と近くの街中を散策中に目にした、可愛い花を咲かせる、名前とは無縁のワルナスビとヘクソカズラについて、改めて調べてみました。

○ ワルナスビ悪茄子、ナス科、ナス属、オニナスビとも)

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ワルナスビ(悪茄子、ナス科、犀川土手の歩道沿いの群生、桜田町、金沢)

(解説) ワルナスビ(悪茄子、ナス科、ナス属、オニナスビ、鬼茄子とも)は、北アメリカ原産の多年草で、昭和のはじめに発見された帰化植物です。

 ワルナスビの名のワル(悪)とは、花や葉の形はナスビに似ていますが、茎に鋭い棘(とげ)があり、抜こうとすると厄介なことです。そのため、このような名前が付けられたとのことです。花の色は白色、またはうすい紫色で、可愛らしい花を咲かせます。

○ ヘクソカズラ屁糞蔓、アカネ科、ヘクソカズラ属、ヤイトバナ、サオトメバナとも)

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ヘクソカズラ(屁糞蔓、アカネ科、金網フェンス(柵)に巻き付いたツルと花、示野町、金沢)

(解説) ヘクソカズラ(屁糞蔓、アカネ科、ヘクソカズラ属、ヤイトバナ、サオトメバナとも)は、日本原産の多年草で、カズラ(蔓)の名はツル性の植物を示しています。

 奈良時代、万葉集の一首、皇族の高宮王(たかみやおう、生没不詳)の歌、「さうけふに(さいかちに)はいおほとれる くそかずら たゆることなく みやづかえせむ」と詠まれ、この中の”くそかずら”は”へくそかずら”のことです。江戸時代の草木図説では、ヘクソカズラ(屁糞鬘)になっています。

 葉を傷つけたり、揉んだりすると、強い悪臭が放たれるのは、虫や動物が葉をかじったときに、葉が身を守るために発散させるためのものです。この香りの成分はメルカプタンで、葉をかじった虫や動物には耐えられないものです。

 ツルが伸びて、小さな葉が繁茂したあと、夏に、ロウト型の小さな花が咲きます。この花の中央は、やいと(灸)のあとのような赤味があります。そこで、花の中心部が、暗紅紫の灸の痕(きゅうのあと)のように見えることからヤイトバナの名が付きました。

 また、花を天地逆にすると、早乙女(田植え娘)がかぶった帽子に似ていることから、サオトメバナとも呼ばれています。

(参考文献) 高橋勝雄: 野草の名前 夏、山渓名前図鑑、和名の由来と見分け方、p.283 ヘクソカズラ(屁糞鬘)、山と渓谷社(2003); 田中修: 雑草のはなし、見つけ方、たのしみ方、p.99~100、ヘクソカズラ(アカネ科)、中央公論新社(2007). 

(参考資料) 牧野富太郎(ウィキペディア): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A7%E9%87%8E%E5%AF%8C%E5%A4%AA%E9%83%8E

草花図鑑(里山の野草、日本花卉ガーデンセンター): http://tarcyan.yamanoha.com/

2013年9月 5日 (木)

懐かしい癒しの名曲、イージーリスニング(軽音楽)、渚のアデリ-ヌ、アルゼンチンよ泣かないで、愛しのクリスティーヌ、蒼いノクターン、涙のトッカータ、涙のカノン、河は呼んでる、とは(2013.9.5)

 NHK名曲アルバムで耳にした、懐かしい癒しの名曲、イージーリスニング(軽音楽)を、思いつくまま、それらの楽曲をGoogleで検索し、YouTubeで視聴したところ、心が落ち着き、感動を覚えました。 これらの曲を含むCDは、今でも手元にあります。

イージーリスニング、ピアノ(リチャード・クレイダーマン、YouTube) 

○ 1977年 渚のアデリ-ヌ(ポール・ド・センヌヴィル作曲):http://www.youtube.com/watch?v=-CFKB8sYTIM.この曲は、作曲者のポール・ド・センヌヴィルが、この愛らしい曲を生まれたばかりの次女に捧げました。1977年、クレイダーマンのデビュー曲であり、最大の代表作です。1979年、日本で発売されました。

○ 1978年 アルゼンチンよ泣かないで(アンドルー・ロイド・ウェバー作曲、ティム・ライス作詞):https://www.youtube.com/watch?v=-dlwVKm8ArQ.この曲は、ミュージカル、「エビータ」の中で最も有名な楽曲です。エビータは、アルゼンチンの大統領フアン・ペロンの妻エバ・ペロンの愛称です。が、複雑な人生を送り33歳の若さで亡くなります。ライスが最終的な題名に決める前は「It's Only Your Lover Returning」という曲名でした。

○ 1980年 愛しのクリスティーヌ(ポール・ド・センヌヴィル作曲):https://www.youtube.com/watch?v=dREmofYdT5g.この曲の原題は、子供時代の思い出、とのことですが、日本のタイトルは、クレイダーマン夫人の名前を拝借しています。1981年、日本で発売されました。

イージーリスニング、オーケストラ(YouTube)

○ 1969年 蒼いノクターン(ポール・モーリア作曲、モーリア楽団演奏): http://www.youtube.com/watch?v=zOV_fFJ6VD0 .この曲は、ポール・モーリア自作の最も人気のある曲です。クラッシクの小品を思わせるリリカル(抒情的)な美しさに満ちた曲で、ピアノの音色が特に印象的です。ノクターンは、静かな夜の気分をあらわす抒情的なピアノ曲(夜想曲)のことです。

○ 1972年 涙のトッカータ   この曲は、ポール・モーリアの代表的なオリジナル・ヒット曲です。モーリアのチェンバロ(鍵盤楽器の一種)のテクニックを充分に生かそうと作曲されました。トッカータは、ハープシコード・ピアノ・オルガンなど鍵盤楽器用の自由な器楽曲形式のことです。 YouTube:http://www.youtube.com/watch?v=H40a2HQbV0E

○ 1993年 涙のカノン(レーモン・ルフェーヴル作曲、レーモン・ルフェーヴルグランド・オーケストラ演奏):http://www.youtube.com/watch?v=xUAiK5JYl-E.この曲は、ヨハン・パッヘルベル(1653~1706)、「カノンとジークニ短調」を原曲とするポップ・クラッシクです。カノンは、輪唱、追複曲とも呼ばれ、普通の輪唱では全く同じ旋律を追唱するのに対し、カノンでは異なる音で始まるものが含まれています。

(参考資料) ○ NHK名曲アルバム(NHKオンライン): http://www.nhk.or.jp/meikyoku/

リチャード・クレイダーマン(1953~ 、フランス、ウィキペディア):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3

ポール・モーリア(1925~2006 、フランス、ウィキペディア): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A2. 

レイモン・ルフェーブル(1929~2008、、フランス、ウィキペディア):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB

○ 1902年 エンターテイナー(スコット・ジョブリン作曲): https://www.youtube.com/watch?v=w5W-aPWACRY. この曲は、もと、ピアノのためのラグタイム(黒人演奏の独特の遅い、ずれたリズム)曲でした。のち、1973年、アカデミー受賞、アメリカのコメディー映画、スチング(とどめの一撃)のテーマ曲として使用され、1970年代のラグタイム演奏復活の一翼を担いました。

○ 1952年 ライムライト(チャールス・チャプリ作曲):http://www.youtube.com/watch?v=wpL4QfpJww0. この曲は、映画ライムライトの主題歌、テリーのテーマ(エタナリー)で、美しいバレニーナと道化の恋を感動的に歌い上げています。ライムライトは、電球が普及する以前に舞台照明に用いられた照明器具のことで、名声の代名詞となっています。

○ 1965年 見果てぬ夢(ミッチ・リイ作曲):http://www.youtube.com/watch?v=1sQUOSzd96Q この曲は、ミゲルデ・セルバンテスがセビリア(スペイン)で入牢している時に着想したといわれている小説、ドン・キホーテをもとにつくられたラ・マンチャの男のミュージカル作品曲です。

(追加名曲)

○ 1957年 河は呼んでる(ギイ・ベアール作曲、歌手 中原美紗緒):https://www.youtube.com/watch?v=QkDtPIlRYcA  この曲はフランス映画、河は呼んでる、の主題曲です。

2013年9月 1日 (日)

ストレスと健康、ストレスは動脈硬化のもとになる、また、疲れにはからだの疲れと頭の疲れ(眠れば回復)及び気疲れがあり、気疲れ解消法はアルコール、リクレーション、心の喜びを感じること、過食、とは(2013.9.1)

○ ストレスは動脈硬化のもとになる

 昔から、腹をたてると血圧が上がるとか、怒るとからだに悪いとか、言われています。少し非科学的にも聞こえますが、実はその通りだという。

 人間は、腹をたてるとか、大きなストレスが加わると、からだの中の肝臓に貯えられたグリコーゲンなどが、一挙に動員されて、エネルギーの爆発に備えます。

 グリコーゲンは、肝臓や筋肉に含まれる多糖類の一種で、肝臓ではエネルギー貯蔵物質、筋肉では筋収縮のエネルギー供給源です。 一方、血液の方は、急に凝固力が高まります。

 こういったときには、”火事場の馬鹿力”のような力がでますし、ケガをしても出血がすぐに止まる状態になっています。

 ウォルター・キャノン(1871~1945、生理学者、米国)が、もし人間に大きなストレスが加わったとき、エネルギーを発散させず、そのままじっとしていると、血管の中でアテローム変性(大動脈硬化症)を起こし、これが動脈硬化の原因になる、と警告しています。

 また、ハンス・セリエ(1907~1982、生理学者、カナダ)が、人間の心理状態を表す言葉として、ストレスという概念を一般に広めました。

○ からだの疲れ、頭の疲れ、気疲れの解消法

 普通、疲れたと感じるのは、人間のからだにとって、一種の警戒警報です。疲れたと思ったときに適当な処置をとれば半健康から健康に回復するといってよい。

 ところで、この疲労には、実は三種類あります。一つは、大掃除で疲れたとか運動して疲れたといった、いわゆる、からだの疲れです。

 もう一つは、勉強して疲れたとか、本をよんで疲れたなどの頭の疲れです。この二つは、眠れば回復します。

 が、眠っても回復しない疲れがあります。それが気疲れです。気疲れというのは、複雑な人間関係など、一口で言えば、ストレスを受けた疲れとでも言えます。 

 この気疲れの解消法として、最も手っ取り早いのはアルコールです。気疲れの元凶ともいうべき大脳の新しい皮質(ひしつ)は、アルコールによってマヒします。そして本能の座ともいえる古い皮質(ひしつ)が露出されるようになって、気疲れは解消します。

 これと同じ原理で、リクレーションも、気疲れ解消を促します。が、ほんとうに気疲れを解消するためには、心の喜びを感じること、つまり、人間の創造の座である前頭葉(ぜんとうよう)を満足させることです。これは、目的を設定し、それをやりとげた心の喜びということになります。

 ということで、趣味、ボランティア、仕事など、何であってもよく、平常心で、自分がやりたいこと、また、やらざるをえないことに、自分なりにベストを尽くすことが大切なようです。 

(参考文献) 新村出編: 広辞苑(第四版)、岩波書店(1991); 樋口清之監修: 生活歳時記(第二版)、p.323 ストレスは動脈硬化のもと、p.525 気疲れ解消法、p. 655 過食と欲求不満、三宝出版(1994).

(参考資料) ○ ストレス(googleカスタム検索): http://www.naoru.com/sutoresu.htm

 脳の構造(gooヘルスケア): http://health.goo.ne.jp/medical/mame/karada/jin010.html

○ 大脳皮質(ウィキペディア): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%84%B3%E7%9A%AE%E8%B3%AA

(追加説明) ○ ハンス・セリエ(1907~1982、生理学者、カナダ)は、人間にストレス(嫌な心理的圧力)が加わると、脳下垂体、副腎などからホルモンが分泌されて、高血圧、糖尿病、消化管潰瘍(かいよう)、免疫力の低下など、からだ悪い結果をもたらすと警告しています。

 晩年、セリエ博士は、ストレスにもよい面があることに気づき、それをユーストレス(eu-stress、心の喜びを感じるよいストレス)と名付けました。(朝日新聞:101歳・私の証 あるがままゆく、日野原重明 どんなストレスもプラスにできる、2013年(平成25年)9月7日(土)朝刊より)

○ 過食と欲求不満 「急に太りはじめた人は心配ごとがある人である!」。これは米国の学者が言い始めたことです。ストレスが人間に強くふりかかると、だれでもストレス解消をしようとします。その手っ取り早い手近な方法の一つは、「食べる」ことであるという。

 そして、知らず知らずのうちに、「食べる」という本能に訴えてストレス解消をはかることになります。その結果、子どもでは肥満児となり、大人では食道楽により肥満体になるという。(生活歳時記より)

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