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2013年9月21日 (土)

彼岸の頃の野草の花、犀川(桜田、金沢)の土手を散策中に見かけた、ツユクサ(露草)、キクイモ(菊芋)、クズ(葛)、ヒガンバナ(彼岸花)、花の色、とは(2013.9.21)

 金沢市は、9月20日(金)、彼岸の入りとなり、朝は冷やりとしましたが、日中は30℃ほどに気温が上がったものの湿度は低く、気持ちのよい一日でした。

 そこで、近くの犀川の土手を散策したところ、遊歩道沿いには、ツユクサ、キクイモ、クズなど夏秋の花が咲き乱れ、また、ヒガンバナ(彼岸花)が咲き始めたところでした。

○ ツユクサ

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ツユクサ露草、ツユクサ科ツユクサ属、別名 ボウシバナ(帽子花)、一年草、日本各地に分布、桜田、金沢) 

 名の由来は、奈良・平安時代には、衣類に花汁をこすりつけて染めたので”つきくさ”、のちに”つゆくさ”になったという。また、朝早く露に濡れながら花を咲かせるのでこの名が付いたともいう。 このは、マグネシウムを含むコンメリニンという色素とのことです。

○ キクイモ

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キクイモ菊芋、キク科ヒマワリ属、多年草、北米原産、日本中で野生化、桜田、金沢)

 名の由来は、黄色い菊の花の”頭花”が咲き、地下には生姜(しょうが)に似た芋(いも)”塊茎(こんけい)”ができるので、”菊芋(きくいも)”と名付けられたという。

 このは、フラボノイドの中のアントクロル(カルコン、オーロン、黄)、アントキサンチン(フラボン、フラボノール、カテキン、イソフラボンなど、淡黄色~無色)の中の色素と思われます。

 クズ

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クズ、マメ科クズ属、別名 クズカズラ(葛蔓)、多年草、日本各地に広く分布、桜田、金沢) 

 名の由来は、国栖(くず、大和国吉野、奈良)の蔓(かずら)が”国栖蔓”となり、”国栖”と略されて”葛”の字を当てたという。秋の七草の一つです。このは、フラボノイドの中のアントシアニン(500種、赤~紫)の中の色素と思われます。

 ヒガンバナ

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ヒガンバナ(彼岸花、ヒガンバナ科、ヒガンバナ属、別名 マンジュシャゲ(曼殊沙華)、多年草、日本各地に分布、中国原産、桜田、金沢)

 名の由来は、秋の彼岸の頃、花が咲くときに葉がないのは、この世の”此岸(しがん)”の花ではなく、あの世の”彼岸(ひがん)”の花であるという。マンジュシャゲ(曼殊沙華)は天国の花の意味です。このは、フラボノイドの中のアントシアニン(500種、赤~紫)の中の色素と思われます。

(参考文献) 高橋勝雄(写真・解説): 野草の名前 夏 p.123、クズ(葛)、p.206~207、ツユクサ(露草); 同 秋冬、p.115、キクイモ(菊芋)、p.252~253、ヒガンバナ(彼岸花)、山と渓谷社(2003); 田中修: 雑草のはなし、見つけ方、たのしみ方、p.92、ツユクサ(ツユクサ科)、p.134~137、クズ(マメ科)、中公新書(2007): 岩科司: 花はふしぎ、なぜ自然界に青いバラは存在しないのか? p.47、図16 フラボノイドの大別、BLUE BACKS 講談社(2008).

(参考資料) ○ コンメリニン(google画像検索): https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%B3&hl=ja&rlz=1T4GGNI_jaJP523JP523&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=f3s9Uv-eEovSkAXC6oCQAw&ved=0CDAQsAQ&biw=1366&bih=588&dpr=1

○ フラボノイド(花き研究所、農研機構):http://www.naro.affrc.go.jp/flower/kiso/color_shikiso/contents/flavonoid.html. 

(追加説明) ○ 白色の花のヒガンバナ(シロバナマンジュシャゲ)は、い花を咲かせるヒガンバナ黄色の花を咲かせるショウキズイセン(ヒガンバナ科)が交雑してできた、といわれています。

 は、花の中にたくさんの空気の泡があり、光を乱反射して白く見えるとのことです。なお、白い花にもフラボノイドの仲間が含まれているが、わずかに紫外域に入ったところの光を反射するので人間の目には見えないという。 

 黄色の花のヒガンバナと言われる種は、同じヒガンバナ科のショウキズイセンキツネノカミソリのことです。

 

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● かなざわ(四季折々、犀川、桜田、金沢市、石川県)」カテゴリの記事

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