雪吊り(ゆきづり)、庭木のマツなどのりんご吊り、街路樹のヒラドツツジなどの竹又吊りと竹ばさみ、とは(2013.12.12)
北陸の雪は水分を多く含むべた雪なので、樹木の葉の上に積もりやすく、枝折れの害を起こしやすい。そのため、冬の樹木の枝に雪を積もらせないよう、樹木の枝を支柱を使って縄で吊り上げます。
この雪吊り(ゆきづり)には、りんご吊り(真竹などを芯柱として立て、樹木を囲むように縄を張る)、幹吊り(樹木の幹から縄を張る)、竹又吊り(三つ叉、四つ又吊りとも、竹を立てて縄を張る)、しぼり(低木の枝を全て上に集め、縄で下から巻き上げて結ぶ)、竹ばさみなどがあります。
〇 雪吊(ゆきづり、ゆきつり、ウィキペディア): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%AA%E5%90%8A
マツなどのりんご吊り(民家、庭木、示野中町1丁目、金沢、石川)
ヒラドツツジなどの竹又吊りと竹ばさみ(アトム運輸本社の周辺、街路樹、桜田町1丁目、金沢、石川)
(参考資料) 〇 冬を迎える風物詩、兼六園の雪吊り(ゆきづり)、武家屋敷の土塀の薦掛け(こもかけ)、とは(2010.12.6): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/148.html
〇 雪は天から送られた手紙である、という言葉の生みの親、中谷宇吉郎(雪氷科学者、随筆家)、とは(2010.6.14): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/86.html
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