薄氷(うすごおり、うすらいとも)、春先になって寒さがもどり、水面で薄く氷が張った光景、とは(2014.2.26)
少し寒さを感じる朝、春先になって寒さがもどり、水面で薄く氷が張るのを見かけます。また、薄く溶け残った氷も見られます。これらは薄氷(うすごおり、うすらいとも)と呼ばれる現象です。
氷は水が氷点下の温度で固体状態になったものですが、この薄氷の光景が、わが家のマンション玄関前の人工滝の小さな池で見られましたので、デジカメで撮影しました。
薄氷(うすごおり、うすらいとも、マンション玄関前の人工滝の小さな池、桜田、金沢)
○ 氷の衣(こおりのころも) 氷の張ったさまを着物が物をおおい包むのにたとえていう語
○ 氷解く(こおりとく) 春になって気候がゆるみ、氷が解ける
○ 氷は水より出でて水よりも寒し 弟子が師にまさることのたとえ、 出藍(しゅつらん)
(参考文献) 樋口清之監修: 生活歳時記(第2版)、p.90 薄氷(うすらい・うすこおり)、三宝出版(1994); 新村出編: 広辞苑(第四版)、p.224 薄氷(うすごおり、うすらひとも)、岩波書店(1991).
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