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2014年4月 1日 (火)

春一番(3月12日)、立春(2月4日)から春分(3月21日)までの間に初めて吹く暖かい南よりの強い風、三寒四温、中国では冬季、日本では春先の頃の寒暖の周期的変化、春一番(キャンディーズのヒット曲)、とは(2014.4.1)

 立春以後、初めて吹く強い南よりの風は「春一番」と呼ばれています。この頃からいよいよ春の近づいた暖かさを感じられるようになります。が、その後は、本格的な春の到来まで、低気圧と高気圧が交互にやってきて、寒暖を繰り返す「三寒四温」の日々が続きます。そこで、改めて、冬から春への季節変化について調べて見ました。

 春一番

 春一番(はるいちばん、はるいちとも)は、気象庁によれば、立春(2月4日)から春分(3月21日)までの間に、日本の広い範囲(関東甲信・北陸から九州地方)で初めて吹く、暖かくて、やや強い南よりの風、と説明されています。この言葉は、古くから壱岐(いき、長崎)の漁師が使っていたという。 

 
 2月も中旬を過ぎると、低気圧が日本海側を通って発達し、北東に進み、これに向かって太平洋側から強い南風が吹き込み、その後には強い北風が吹いて、突風を伴うことも多いようです。 

 この時、気温が上がるので、雪崩や融雪による洪水などの気象災害、また、低気圧や寒冷前線の接近と通過に伴う、大雨、雷、突風、竜巻などによる海難事故警戒する必要があります。

 金沢地方気象台は、3月12日(水)、全国で最も早く北陸地方で「春一番」を観測したと発表しました。昨年より33日遅かったようです。南よりの暖かい風の影響で、石川県内各地で最高気温が前日より5℃以上も上回り、4月上旬並みの陽気となりました。

 また、関東および四国地方では、18日(火)、昨年より17日遅れて、「春一番」が吹き荒れたとの発表がありました。

Fig41_5

春一番が発生した時の天気図(2009年(平成21年)2月13日15時、Google画像)

(解説) 2009年(平成21年)は、2月13日、低気圧が発達しながら日本海を北東に進み、各地で春一番が観測されました。この日、東京では最大風速(秒速)が南南西9.6メートル(最大瞬間風速20メートル)、最高気温は翌14日にかけて23.9℃まで上昇し、5月下旬の陽気となりました。

 2013年(平成25年)は、2月7日、日本海を低気圧が北東に進み、北日本の日本海側で雪となり、低気圧に吹き込む南寄りの風により北陸地方で春一番が観測されました。この日は、新潟県佐渡市両津で最大瞬間風速は30.5メートルでした。

風に関する用語春一番含む、気象庁、国土交通省、東京): http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kaze.html; 春一番気象庁、国土交通省、東京): http://www.google.com/cse?cx=016796445706378902463%3Aisv-jgw0mhw&ie=Shift_JIS&q=&imageField.x=34&imageField.y=11&siteurl=www.jma.go.jp%2Fjma%2Findex.html#gsc.tab=0&gsc.q=%E6%98%A5%E4%B8%80%E7%95%AA

○ 三寒四温

 三寒四温(さんかんしおん)は、3日ほど寒い日が続くと、その後に4日ほど暖かい日が続き、これを交互にくりかえす現象のことです。中国北部東北、朝鮮方面冬季に見られます。これは、シベリア高気圧1週間位の周期強くなったり、弱くなったりするためと解釈されています。

 が、日本付近天候は、シベリア高気圧だけでなく、太平洋の高気圧影響も受けるので、三寒四温が日本でははっきりと現れることはなく、一冬に一度あるかないかという程度です。

 そのため近年では本来の意味から外れて、春先低気圧と高気圧が交互にやってきたときの気温の周期的な変化、という意味合いで使用されることが多くなっています。 

(参考文献) 下中邦彦編: 小百科事典(初版)、平凡社(1973); 新村出編: 広辞苑(第四版)、岩波書店(1991); 樋口清之監修: 生活歳時記(第2版)、p.100 春一番、三宝出版(1994).

(参考資料) ○ 春一番(はるいちばん、ウィキペディア): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E4%B8%80%E7%95%AA 

気象庁は、気象用語になっている「春一番」の語源について、諸説があるが、石川県能登地方や三重県志摩地方以西で、昔から使われていた、と説明しています。

 その中で、長崎県郷ノ浦町では1859年(安政6年)旧暦2月13日(新暦3月17日)に長崎県五島沖に出漁した漁師53人が、春の強い突風にあい全員遭難しました。このときから郷ノ浦の元居地区では、春の初めの強い南風を「春一」または「春一番」と呼ぶようになったそうで、今では町内の岬に「春一番の塔」が建てられています。

 また、宮本常一(1907~1981、民俗学者)は、1775年(安永4年)に刊行された越谷吾山(1717~1788、俳人・国学者)の「物類称呼」の中に「ハルイチ」が掲載されていると指摘しています。

○ 春一番(キャンディーズのヒット曲):  この楽曲は、1976年(昭和51年)3月1日、作詞・作曲 穂口雄右(1948~ )、 唄 キャンディーズとして、CBSソニーから発売された作品です。 YouTube: http://www.youtube.com/watch?v=KJYPpSLIdoA

春一番

.雪がとけて川になって 流れて行きます
つくしの子が恥ずかしげに 顔を出します
もうすぐ春ですねえ
ちょっと気どってみませんか
風が吹いて暖かさを 運んできました
どこかの子が隣の子を 迎えにきました
もうすぐ春ですねえ
彼をさそってみませんか
泣いてばかりいたって 幸せはこないから
重いコートぬいで でかけませんか
もうすぐ春ですねえ 恋をしてみませんか

.日た゜まりには雀たちが 楽しそうです
雪をはねて猫柳が 顔を出します
もうすぐ春ですねえ
ちょっと気どってみませんか
おしゃれをして男の子が 出かけて行きます
水をけってカエルの子が 泳いで行きます
もうすぐ春ですねえ
彼をさそってみませんか
別れ話したのは 去年のことでしたね
ひとつ大人になって 忘れませんか
もうすぐ春ですねえ 恋をしてみませんか

.雪がとけて川になって 流れて行きます
つくしの子が恥ずかしげに 顔を出します
もうすぐ春ですねえ
ちょっと気どってみませんか
別れ話したのは 去年のことでしたね
ひとつ大人になって 忘れませんか
もうすぐ春ですねえ 恋をしてみませんか
もうすぐ春ですねえ 恋をしてみませんか

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