黄砂(こうさ)、中国大陸(砂漠、黄土地域)から飛来した大気エアロゾル(微粒子)で霞む金沢市内の景色(2014.5.30)
今日(5月30日)は、好天気ですが、朝方から外の景色が白く霞(かす)んで見えました。これは、金沢地方気象台によると、中国大陸から飛来した黄砂(こうさ)によるものです。そこで、黄砂で霞(かす)む金沢市内の景色をデジカメで撮影しました。
この黄砂の本体は、大気エアロゾル(微粒子、固体粒子や小粒の液滴が大気中に分散している状態)というものです。発生源は、中国大陸の乾燥地帯(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)、黄土地域(黄土高原)で、上空の偏西風に乗って運ばれて来ます。
中国大陸(砂漠、黄土地域)から飛来した大気エアロゾル(微粒子)で霞む金沢市内の景色(桜田、金沢、2014年5月30日撮影)
(解説) 一昨日、5月28日、石川県内は高気圧に覆われて晴れ、金沢地方気象台は、金沢で今年初めて黄砂を 観測したと発表しました。昨年は3月9日でした。
○ 黄砂(北國新聞ニュース): http://www.hokkoku.co.jp/subpage/TR20140529701.htm
(参考資料) ○ PM2.5、大気中に漂う直径が2.5μm(マイクロメートル、1ミリの千分の一)以下の微小粒子状物質、PM2.5でかすむ犀川近くの金沢市内の風景、とは(2014.3.8): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/pm25mpm-d487.html
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