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2014年5月29日 (木)

ひょんな言葉の語源、けりがつく、へっぴりごし、てんやわんや、たたら踏む、とは(2014.5.29)

 日本語には、ひょんな(意外な、とんでもない、妙なの意)ことから生まれた言葉があります。ここでは、そういった言葉をいくつか紹介しました。

○ けりがつく 

 この「けり」というのは、昔、和歌や俳句の終わりに「---けり」と助動詞をつけるのが定形だったところから、結末がつく、終結する、おしまいにする、などを意味するようになりました。

 へっぴりごし(屁っ放り腰、およびごし、及び腰とも)

 落ち着きや自信のない腰つきを意味しています。身体をかがめて後ろへ尻(しり)をつき出した腰つきにその形が似ていることに由来しています。また、及び腰は、「及」という字にその形が似ているところから出たものです。

○ てんやわんや

 「てんや」は、手に手に、各自勝手に、また、「わんや」は、「わや」「わやく」の由来で、無茶苦茶(むちゃくちゃ、めちゃくちゃとも)を意味し、この二つの言葉がくっついたものです。われがち(我勝ち)に騒ぎ立てるさま、互いに先を争って混乱するさま、てんでんかって、などを意味しています。

○ たたらを踏む

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たたら踏みふいご、Google画像)  たたら考 (MeMeNet) http://www2.memenet.or.jp/kinugawa/hp/hp670.htm

(解説) たたらは、大きな「ふいご」のことですが、砂鉄と木炭を原料とした和鉄製錬法では、これを足で踏んで空気を吹き送ります。この時、勢い込むと、力が余って前のめりになり、から足を踏むことになる、などを意味しています。

(参考文献) 新村出編: 広辞苑〈第4版)、岩波書店(1991); 樋口清之監修: 生活歳時記(第2版)、p.295 ことばの雑学、三宝出版(1994).

(参考資料) 語源遺産、のろま(佐渡、越後、新潟)、ごり押し(金沢、加賀、石川)、うだつが上がらない(脇町、阿波、徳島)、ひとりずもう(今治、伊予、愛媛)、とは(2012.5.14):http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/249.html

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