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2015年3月 3日 (火)

お水送り(3月2日)、東大寺修二会、二月堂に清水を送る、若狭神宮寺の修二会、遠敷川の上流、鵜の瀬でのお香水流し神事、とは(2015.3.3)

https://www.facebook.com/honjo1003

 春の訪れを告げる、東大寺修二会二月堂(奈良県)前にある閼伽井屋(あかいや、若狭井)の「お水取り」(3月12日)の清水を送る、若狭神宮寺(福井県小浜市)の修二会の伝統的神事、「お水送り」が3月2日夜、神宮寺と遠敷川(おにゅうがわ)で行われました。

 神宮寺境内では大護摩(おおごま)が焚かれ、やがて、松明(たいまつ)にもらい受けた燃え盛る火を手に、ほら貝の音が鳴り響く中、白装束の僧侶や参拝客ら約3200人が、2キロ余り上流の鵜の瀬(うのせ)に向かいました。

 そこの河原では、住職が祝詞(送水文)を読み上げ、神宮寺の閼伽(あか、仏前に供える水)の井戸からとった、竹筒に入った「お香水(こうずい)」を遠敷川に注ぎました。その水は地下を抜け、10日かけて東大寺二月堂の「若狭井」に湧き出るとされています。

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お水送り(遠敷川に「お香水」を注ぐ白装束の僧侶、2015年3月2日夜、福井県小浜市、Google画像) お水送りで春訪れ(中日スポーツ、2015.3.3):http://www.chunichi.co.jp/s/chuspo/article/2015030201001837.html

(解説) お水送りは752年(天平勝宝4年)、東大寺二月堂が建立された際、全国の神々が招かれた「修二会(しゅにえ)」に、若狭の遠敷明神だけが漁に夢中になって遅刻し、おわびに清水を送ると約束したとの故事に由来しています。

 初めて参拝した小浜市の主婦(65)は、「たいまつの炎がすてきで、神秘的な気分になった」、と興奮気味に語りました。

(参考文献) 北陸中日新聞: 通風筒(社会、27面)、お水送りの伝統神事、神宮寺、福井県小浜市、2015年(平成27年)3月3日(火)朝刊.

(参考資料) 〇 神宮寺(じんぐうじ)お水送り(ふくい歴史百景、YouTube): http://fukui100kei.dogaclip.com/kanko/Profile-100000052.html

〇 神宮寺「閼伽水(あかすい)」(福井の名水、湧水、霊水スポット): http://water.e291.com/obama/jingu.html

〇 東大寺二月堂、閼伽井屋(若狭井)(いこまいけ高岡、富山): http://takaoka.zening.info/Nara/Nara/Todaiji_Temple/Nigatsudo_akaiya.htm

〇 春、弥生(やよい、3月、旧暦2月)、東大寺修二会(本行、3月1日~満行、14日、おたいまつ)、お水送り(3月2日、若狭神宮寺)とお水取り(3月12日、奈良東大寺)、とは(2011.3.1): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-e90f-1.html

(追加説明) ○ 若狭は朝鮮語のワカソ(行き来)の意味で、ワツソ(来る)とカツソ(行く)との合成語が訛(なま)って、宛字した地名です。奈良は朝鮮語のナラ(国)という意味です。また、ナラして開けた土地、すなわち都という意味にもなり、宛字とされています。

 神宮寺の地域は、若狭の中心で、白鳳以前から開け、遠敷川の谷間は、渡来人が上陸した半島で、大陸の文化が大和(朝鮮語でナラともいう)へ運ばれた最も近い道でした。

○ 奈良の東大寺二月堂3月1日、古都に春を告げる修二会(しゅにえ)「お水取り」の本行が始まりました。午後7時、長さ約6mの松明(たいまつ)が舞台上に次々と登場、火の粉の雨を降らせました。

 松明たいまつ)は、練行衆(れんぎょうしゅう、こもりの僧)を堂内に導く道明かりで、童子(どうじ)と呼ばれる付き人が1本ずつ担いで石段を上がり、舞台の欄干から突き出して打ち振ると、参拝者から歓声が上がりました。

 修二会(しゅにえ)は、大仏開眼と同じ752年(天平勝宝4年)に始まり、途絶えることなく今年で1264回目、練行衆は3月14日まで、1日6度の法要を繰り返し、本尊の十一面観音菩薩(ぼさつ)に世の中の罪を懺悔(ざんげ)し、天下泰平を祈ります。(朝日新聞:古沢博英、炎 脈々と、2015年(平成27年)3月3日(火)朝刊より)

 

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