早春の花木(3月16日、17日)、アセビ、小さな壺形のピンク色の花のベニバナアセビ(紅花馬酔木、ツツジ科、アケモノアセビとも)、また、ミツマタ、蜂の巣のような淡黄色の花のミツマタ(三椏、三又、ジンチョウゲ科)など、早春を告げる個性的な花、とは(2015.3.17)
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北陸地方は、昨日(16日)は、日中広く晴れわたり、金沢の日中の気温も16℃ほどの暖かさでした。今日(17日)も、朝から快晴となり、日中の最高気温も20℃となり、風も穏やかでした。そこで、久しぶりに、県庁近くの歴史の径、県民の杜を散策しました。
その途中、遊歩道沿いに、いち早く春の訪れを告げる、小さな壺形のピンク色の花のベニバナアセビ(紅花馬酔木、ツツジ科、アケモノアセビとも)、また、蜂の巣のような淡黄色の花のミツマタミツマタ(三椏、三又、ジンチョウゲ科)などの個性的な花が目に留まり、その光景をデジカメに収めました。
ベニバナアセビ(紅花馬酔木、常緑低木、ツツジ科、鞍月、金沢、2015.3.16撮影)
(解説) アセビ(馬酔木、ツツジ科)は、常緑低木で、白い花が普通ですが、ここで見られたのは、スズランに似た、小さな壺形のピンク色の花を穂のように下げて咲いた、ベニバナアセビ(紅花馬酔木、ツツジ科、アケモノアセビとも)です。馬が葉を食べると、毒にあたり、酔(よ)うように、ふらつく木がその名の由来で、アセボトキシン(有毒ジテルペン、グラヤノトキシンとも)を含む有毒植物です。(植村榮:化学よもやま話 6 馬酔木・鹿酔木(あせび) 化学と工業、Vol.68-4 April 2015.)
ミツマタ(三椏、三又、ジンチョウゲ科、落葉低木、鞍月、金沢、2015.3.17撮影)
(解説) ミツマタ(三椏、三又、ジンチョウゲ科)は、落葉低木で、葉より先に、蜂の巣のような、香りのある、淡黄色の花を下向きに咲かせます。また、その枝が必ず3つに分枝するので、三枝とも書き、その名の由来となっています。また、この皮は和紙の原料となり、特に、日本の紙幣として、1879年(明治12年)以来、今日まで使用されています。
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