晩春の花木(5月2日)、県庁南隣の工業試験場の駐車場傍の用水沿いで目にした、紅白のハナミズキの花、また、その前庭の紅白のヒラドツツジの花、とは(2015.5.2)
石川県地場産業振興センターが、県庁のすぐ南隣に設置されています。その中に工業試験場があり、おもに中小企業の試験室と実験室となり、既存産業の高度化と次世代型産業の育成を支援しています。
先日(5月2日)金沢は、快晴で暖かく、郵便ポストにハガキを投函した時、工業試験場の駐車場傍の用水沿いで紅白のハナミズキ(花水木、ミズキ科)の花、また、その前庭で紅白のヒラドツツジ(平戸躑躅、ツツジ科)の花が咲いているのを目にし、見惚れたのち、その光景をデジカメに収めました。
石川県工業試験場(正面玄関、管理棟、鞍月、金沢)
○ 石川県工業試験場(ホームページ): http://www.irii.jp/about/index.html
総合案内板(石川県地場産業振興センター、中央奥に県工業試験場、鞍月、金沢)
〇 石川県地場産業センター(ホームページ): http://www.isico.or.jp/jibasan/access
ハナミズキ(花水木、ミズキ科)、紅白の花
ヒラドツツジ(平戸躑躅、ツツジ科)、紅白の花
(解説)
ハナミズキ(花水木、ミズキ科、アメリカヤマボウシとも)は、落葉小高木、北アメリカ東部の原産で、明治時代(1868~1911)に東京府からワシントンにサクラを贈った返礼に、大正時代(1912~1925)初年にアメリカから贈られてきた日米親善の花木です。
水平に広げた小枝の先に、白や淡紅色の花を上向きに開きます。大きな4枚の花びらのように見えるのは、総苞片(そうほうへん)で、先がへこんでいます。本当の花は、中央に集まった4弁花の黄色を帯びた小花です。
ふつう、庭木や街路樹として植栽され、秋には紅葉します。試験場境内では、自然の樹形で、美しい紅白の花を咲かせ、シンボルツリー(記念樹)となっています。
ヒラドツツジ(平戸躑躅、ツツジ科)は、常緑低木です。春から夏にかけ、4~5月頃、赤、白、紫色などの大きな花が咲き、庭木、公園木、生け垣などに使われています。古く、平戸市(長崎)で栽培され、その名の由来となっています。オオムラサキは、交配による園芸品種の一つです。
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