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2015年5月の11件の記事

2015年5月30日 (土)

室生犀星(5月26日)、ふるさとは(小景異情)の詩と文豪が眠る野田山墓地(金沢市)、とは(2015.5.30)

 先日(5月26日)、野田山のふもと、南部丘陵風致地区を散策中、近くの野田山墓地に眠る文豪、室生犀星を訪ねました。 

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犀星の墓地にある九輪塔(中央)と五輪塔(右)は、古代インドで、万物が地、水、風、火の四元素と万物の根源である空の五元素とからなる思想を形で表したものです。これらが集まって自然現象の世界、色(しき)を構成し、これらは万物のもとである空(くう)から生じ空に帰るとされています。

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室生犀星の墓地

 有名な、ふるさとは遠きにありて思ふもので始まる詩は、1918年(大正7年)、金沢出身の作家、室生犀星の詩集、抒情小曲集中に小景異情として詠われています。

 その詩について、私は、ふるさとは遠きにありて思ふもの、一行だけしか知らず、ふるさと(故郷)を離れて生活し、何か苦しくて辛いとき、ふと、ふるさとはいいなあ、ありがたいなあ、と懐かしむ心(望郷の念、郷愁の思い)を詩に託しているものと思っていました。

  のち、その続きの詩文を知るにつれ、犀星が東京での作家生活に夢破れて、ふるさとの金沢に帰ってきたものの、どうにもならなくて、再びみやこ(東京)に帰って、作家として再起しようとする思いを、この詩に託しているようような感じがして、ホロッとしました。

 ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの よしや うらぶれて異土(いど)の乞食(かたい)となるとても 帰るところにあるまじや ひとり都のゆふぐれに ふるさとおもひ涙ぐむ そのこころもて 遠きみやこにかへらばや 遠きみやこにかへらばや

 これらの詩を含む抒情小曲集の序文には、素直な心で読み味わってもらえばうれしい。人間にはきっと、この美しい抒情詩を愛する時代があるように、だれしも通る道であるように、と述べています。

  犀星は、1941年(昭和16年)、52才の頃 菊池寛賞を取り、同年3月に帰郷し、尾山娯楽部で、文学者と郷土、と題して講演しています。それ以後は、金沢の土を踏むことなく、1962年(昭和37年)3月、73才、東京で死去しました。翌年10月には、ふるさと、金沢の野田山墓地に、家族と共に、永遠の眠りについています。

(Link)

 〇 室生犀星(金沢出身の作家)にまつわる歴史実話、ふるさとは(小景異情)、山のあなたの(カール・ブッセ、上田敏訳、海潮音)、桃源郷(陶淵明、宏村、中国)、とは(2009.7.6): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/muro.html

〇 仏塔のお話(古都奈良の名刹寺院の紹介、仏教文化財の解説など): http://www.eonet.ne.jp/~kotonara/buttou.htm

2015年5月29日 (金)

初夏の草木花(5月26日)、野田山のふもと(南部丘陵風致地区、長坂町、金沢市)、歩道沿い、ニワフジ、 ツルニチニチソウ、また、プランター栽培、メキシコマンネングサ、とは(2015.5.29)

 初夏の季節(5月26日)、野田山のふもと(南部丘陵風致地区、長坂町、金沢市)を散策中、歩道沿いで、淡紅色の花、ニワフジ(庭藤、マメ科)、青紫色の花、ツルニチニチソウ(蔓日々草、キョウチクトウ科)などが咲き誇っていました。

 また、プランター栽培、コケ植物の黄色の花、メキシコマンネングサ(メキシコ万年草、ベンケイソウ科)も目につき、しばらく見惚れたのち、デジカメに収めました。

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野田山のふもと(南部丘陵風致地区、長坂町、金沢市、2015.5.26撮影)

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ニワフジ(庭藤、マメ科、多年草、または落葉小低木、野田山のふもと、長坂、金沢)

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ツルニチニチソウ蔓日々草、キョウチクトウ科、蔓性多年草、または常緑亜低木、、野田山のふもと、長坂、金沢)

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メキシコマンネングサ(メキシコ万年草、ベンケイソウ科、多年草、プランター、鞍月、金沢市) 

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野田山のふもと(南部丘陵下、歩道沿い、長坂町、金沢市、2015.5.26撮影)

(参考文献)) 下中邦彦(編): 小百科事典(初版)、平凡社(1973); 新村出(編): 広辞苑(第四版)、岩波書店(1991).

2015年5月27日 (水)

大乗寺と野田山のふもと、おたまじゃくしもいる稲田を仲良く遊泳し、何か獲物をとる野生の二羽のカルガモ、とは(2015.5.27)

(Link) 動画(YouTube)  https://www.youtube.com/watch?v=kIFTNaaBF6Y

動画 (Facebook)  https://www.facebook.com/honjo1003

 昨日(5月26日)、家内の健やか検診が健生クリニック(金沢市平和町)であり、指定時刻の9時30に、マイカーで行きました。その後、少し離れた東側の勝木書店の駐車場へ、健康診断が終わるまで、2時間ほど待つことにしました。

 その間の時間つぶしに、久しぶり、北側の近く、大乗寺と野田山まで、ぶらりと散策しました。その途中、稲田(コシヒカリの育苗!)を見ると、田んぼの中には、おたまじゃくし、水すまし、また、目と鼻の先には、二羽のカルガモ(野生、雄雌で後ろ側がメス鳥!?)が仲良く遊泳し、何か獲物をとる姿(草取り?)が見られました。そこで、しばらく、カルガモの様子を観察し、その光景と動画をデジカメに収めました。

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コシヒカリの稲田のカルガモとオタマジャクシ(大乗寺、野田山のふもと、長坂町、金沢市、2015年5月26日撮影)

○ 田植え、金沢市内の田んぼ、田植え機によりコシヒカリの育苗を植えると同時に、肥料も撒く農作業の風景、とは(2014.5.3): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/201453-c688.html

 イネ(稲)にまつわる歴史伝承、イネの起源、分類と品種、米の栄養成分、イネの生育と栽培、病虫害、収穫、米の生産と流通、とは(2011.6.17) : http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/184.html

2015年5月23日 (土)

ヤマボウシ(山法師)の花(2015.5.23)、白色と淡紅色の手裏剣のような花姿のヤマボウシの花が咲く季節、とは(2015.5.23)

 最近、真っ白で美しいヤマボウシの花が、近くの鞍月の公園、県庁の県民の杜、桜田の街路樹などで、よく目につく季節となってきました。

 ハナミズキに似ていますが、手裏剣のように苞(ほう)の先端が尖(とが)っていること、また、葉が出てから花を咲かせることなどの違いがあります。

 

 その名、ヤマボウシ(山法師、ミズキ科、日本原産、ヤマグワとも)は、丸い蕾(つぼみ)を法師の坊主頭に、花びらのような白い総苞片(そうほうへん)を頭巾に見立てて付けた名前です。

 なお、総苞が淡紅色のベニバナヤマボウシ、淡黄色のヒマラヤヤマボウシ、ハナミズキとの交雑種なども出回っています。

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ヤマボウシ(山法師、ミズキ科)、白色と淡紅色の花(県庁の県民の杜、鞍月の公園、鞍月、金沢、2015.5.23撮影)

(解説) 日本の本州から九州の山地に生えています。苞(ほう、花の基部につく葉)は、4枚の白色卵形で大きく、先端がとがっており、全体として一つの花のように見えます。 楕円形の葉が出てから、基部に球状の細花が密生して咲いていました。

(参考文献) 新村出編: 広辞苑、p.2592、ヤマボウシ(山帽子)、岩波書店(1991); 主婦の友社編: 花木&庭木図鑑、p.172~173、ヤマボウシ(山法師)(2009).

(参考資料) 〇 ヤマボウシ(山法師、ミズキ科、日本原産)、丸い蕾を法師の坊主頭に、花びらのような白い総苞片を頭巾に見立てた、真っ白い花のようで美しいヤマボウシの街路樹の景色(2014.5.22): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/2014522-0c15.html

2015年5月20日 (水)

街路樹、ユリノキ(モクレン科)、初夏(5月16日)、チューリップに似た黄緑色、基部がオレンジ色のカッフ形の花を咲く街路樹、とは(2015.5.20)

 街路樹は、ふつう道路に沿って、一定の間隔で植えられていて、都市に美観を与え、夏に日陰をつくり、大気を清浄化するなどの働きをしています。

 最近、県庁近くでは、ケヤキ(欅、ニレ科)、イチョウ(銀杏、イチョウ科)、トチノキ(栃の木、トチノキ科)、ユリノキ(百合の木、モクレン科)、ナンキンハゼ(南京黄櫨、トウダイグサ科)など、多くの落葉高木街路樹が青葉をつけ、青葉若葉の美しい季節となっています。

 なかでも、チュ-リップツリーとも呼ばれている、ユリノキの味わいのある花木が目につき、しばし見惚れたのち、その光景をデジカメに収めました。

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○ 動画、YouTube、風に揺れるユリの木の街路樹; https://www.youtube.com/watch?v=Y2nqUaVjbzk&feature=em-upload_owner

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ユリノキの花((雌雄同株、雌しべをとり巻くように、花床の基部に多数の線形の雄しべがついています。)

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ユリノキ(百合の木、モクレン科、街路樹、落葉高木、鞍月、金沢、 2015.5.16撮影)

(解説) ユリノキ(百合の木、モクレン科、チュ-リップツリーとも)は、初夏に、枝の先にカップ形の花が上を向いて咲きます。花びらは6枚あり、黄緑色で基部がオレンジ色のチューリップに似た花です。北アメリカ原産で、生長が早く、街路樹、庭木として栽培されています。材は器具、建築に用います。

ユリノキ呼び名として、葉の形が着物の半纏(はんてん)に似ているのでハンテンボク(半纏木)、相撲の軍配(ぐんぱい)に似ているので、グンパイノキ(軍配の木)、奴凧(やっこだこ)に似ているので、ヤッコノキ(奴凧の木)、また花の形が蓮の花に似ているので、レンゲボク(蓮華木)など、多くの異名を持っています。

 日本の代表的な街路樹には、イチョウ(銀杏、イチョウ科)、アオギリ(青桐、梧桐、アオギリ科)、スズカケノキ(篠懸の木、スズカケノキ科、プラタナスとも)、エンジュ(槐、マメ科)、ハリエンジュ(針槐、マメ科、ニセアカシアとも)、ユリノキ(百合の木、モクレン科、ハンテンボク、チュ-リップツリーとも)、トチノキ(橡の木、栃の木、トチノキ科)などの落葉高木があります。

 これらの樹種には、ふつう樹齢が長く、病虫害に抵抗性が強く、都市特有の大気汚染や、踏み固められた地面に耐える落葉樹などが多いようです。 

(参考文献)) 下中邦彦(編): 小百科事典(初版)、平凡社(1973); 新村出(編): 広辞苑(第四版)、岩波書店(1991).

2015年5月18日 (月)

青葉の季節(5月17日)、 木場潟公園、第66回全国植樹際、木を活かし 未来へ届ける ふるさとの森、とは(2015.5.18)

(Link) https://www.facebook.com/honjo1003 ;  http://blogs.yahoo.co.jp/honjo202

 霊峰白山のふもと、かって木場潟は山間部から切り出された木材の集積所でした。今は、周辺の田園風景と調和する、住民の憩いの場として整備され、県営の木場潟公園(小松市、石川県)となっています。

 石川県は5月17日(日)快晴に恵まれ、1983年(昭和58年)、県営の森林公園(河北郡津幡町)での植樹際以来、32年ぶり2度目となる、第66回全国植樹祭が、天皇皇后両陛下も出席されて、木場潟公園で開かれました。 木を活かし 未来に届ける ふるさとの森! その理念は、森林資源の育成と次世代への継承でした。

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白山を遠望(たつのくちばし、辰口町、能美市、石川県、2015.5.11撮影)

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第66回全国植樹祭で、苗木を植えられる天皇、皇后両陛下(小松市、石川県、2015年5月17日、中日新聞)

(解説) お手植えは、天皇陛下が松枯れ対策で県が開発した抵抗性のクロマツケヤキ(ニレ科)、スギの苗木を、皇后さまが抵抗性のアカマツと兼六園に原木があったケンロクエンキクザクラヤマモミジなどの苗木を、それぞれ植えられました。

 この時、前回に昭和天皇がお手播きしたスギが成育し、その間伐材で作られたくわで両陛下が、丁寧に土を掘り、これらの苗木を植樹されました。 また、 お手播きでは、陛下が県木のアテ(ヒノキ科、ヒノキアスナロ、ヒバとも)とクヌギ(ブナ科)を、皇后さまヤマザクラトチノキ(トチノキ科)の種子を播かれました。  

 式典では、石川県の谷本知事が「石川県は伝統工芸など木と共に生きる生活文化が根づいている。今後も森の恩恵をしっかりと受け継ぎ未来に届けていきたい」と挨拶しました。その後、県内の高校生から20代までの若者およそ180人が「いしかわの豊かな里山里海」をテーマにダンスを披露し、会場から大きな拍手が送られていました。

 両陛下をはじめ、全国からおよそ1万人が参加し、森林資源の利活用を進める思いを新たにしました。その後、両陛下は、木場潟公園西園地の展望休憩所を訪れ、潟越に浮かぶ残雪の白山の眺めを楽しまれました。

○ 木場潟公園 植樹際画像、小松市、石川県): https://www.google.co.jp/search?q=%E6%A4%8D%E6%A8%B9%E7%A5%AD%E3%80%80%E7%9F%B3%E5%B7%9D&hl=ja&rlz=1T4GGNI_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=4sBaVY3rNuXVmgWv8YHYCA&ved=0CAgQ_AUoAg&biw=1366&bih=564

○ 第66回全国植樹祭いしかわ2015(ホームページ): http://www.pref.ishikawa.jp/shinrin/syokuzyu/

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木場潟と周辺の景色(空中写真、小松市、石川県、Google画像)

○ 全国植樹際(ウィキペディア): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E6%A4%8D%E6%A8%B9%E7%A5%AD

○ 石川県小松市で全国植樹祭(NHKニュース): http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150517/k10010082531000.html

○ 青葉の季節、 道の駅 こまつ木場潟、自然の姿を残す水郷公園 木場潟公園の景観(2013.6.7): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-de86.html

(追加説明)

 石川県は、全国植樹祭を題材に、天皇陛下が詠まれ、県に贈った短歌を記した「御製(ぎょせい)碑」を、自然石を使い、園内に建てる予定です。御製とは、天皇陛下が作った詩文や和歌のことです。

 陛下は「父君の蒔(ま)かれし木より作られし鍬(くわ)を用いてくろまつを植う」との歌を詠みました。碑は園内の「わんぱく丘陵」の一角に、高さ2mの石を三つ置き、中央に御製を刻む。白山の稜線(りょうせん)をイメージし、中央は高く、左右の石は低くする。碑の背後には、陛下と皇后さまが手植えしたクロマツ、アカマツ、トチノキなど、苗木6本を移植する。(2016年1月5日、北陸中日新聞、朝刊より)

〇 木場潟公園のハナショウブ

 木場潟公園南園地のハナショウブ(花菖蒲、アヤメ科)が2017年6月5日、咲き始め、可憐な花が訪れる人たちをたのしませている。木場潟公園協会によると、10日前後に開花のピークを迎え、中旬ごろまで楽しめる。

 南園地の5300㎡の菖蒲園(しょうぶえん)には、計5万株のハナショウブが植えられている。現在は三分咲きで、濃淡さまざまな紫色を中心に白や黄色の花も咲いている。昨年には、鑑賞用に改良された品種「千早城」や濃い紅紫の花の「ナイトバイオレット」など850株が新たに仲間入りした。木場潟公園では、18日まで花菖蒲まつりを開催。

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ハナショウブ、紫色の可憐な花を咲かせる、小松市の木場潟公園で

(北陸中日新聞(谷大平):ハナショウブ しっとり、木場潟公園で咲き始め、2017年(平成29年)6月6日(火)より)

〇 木場潟公園のアジサイ

 梅雨入りを前に、小松市の木場潟公園でアジサイが開花し、来園者を楽しませている。アジサイは中央園地のメダカハウスからカヌー競技場の駐車場にかけて、水路一帯で花を咲かせているほか、南園地の遊歩道横などにも植えられている。開花は水路一帯を中心に始まり、青い色合いの花が梅雨の近づきをウオーキング客らに告げている。

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アジサイ、青い花をつけ開花、小松市の木場潟公園で

 木場潟公園協会によると、今月下旬にかけて見ごろのピークを迎え、天候で左右されるが七月上旬ごろまで、青や白、淡い紫色のアジサイの花を楽しむことができる。(北陸中日新聞(太田博泰): 青い大輪 梅雨間近 木場潟公園、2017年(平成29年)6月15日(木)より)

2015年5月15日 (金)

新緑の季節(5月12日)、県庁正面玄関前 のシンボルツリー、スダジイの新緑の美しい樹姿、鞍月セントラクパークの白雲に似たハクウンボクの白色の花、近くの歩道・車道沿いの街路樹、ベニトチノキの淡紅色の花、とは(2015.5.15)

(Link)  https://www.facebook.com/honjo1003http://blogs.yahoo.co.jp/honjo202

 五月になり、木々はみずみずしい若葉をつけ、新緑の美しい季節となってきました。先日(5月12日)、朝は曇りから雨、昼から天気が回復してきたので、新緑が目に染みる、近くの石川県庁の敷地周辺を散策しました。

 県庁行政庁舎の北側、正面玄関前の県民広場には、新緑の美しい、シンボルツリーのスダジイ(すだ椎、ブナ科、常緑高木)の樹姿が見られました。

 また、県庁南側の鞍月セントラクパーク傍には、ハクウンボク(白雲木、エゴノキ科、落葉小高木)の白雲に似た白色の花、また、東側の歩道と車道沿いには、街路樹として、ベニトチノキ(紅花栃の木、トチノキ科、落葉高木)の大きな淡紅色の花が目につき、しばし見惚れたのち、その光景をデジカメに収めました。

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スダジイの花  (雌雄同株、雌雄異花)

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県庁正面玄関前、県民広場に植栽された新緑の美しいシンボルツリーのスダジイ(すだ椎、ブナ科、シイの一変種、イタジイとも)の樹姿

(解説) シンボルツリーは、旧庁舎正門玄関前の「堂形のシイ」のイメージを継承するため、スダジイを植えてあります。 また、幼木は「堂形のシイ」の種子から育てた木です。列植として、県民広場の両側には、タブノキとモミジバフウを植えてあります。

 ふつう、ツブラジイ(コジイ)とその変種スダジイ(イタジイ)など、シイ(椎)は、5~6月頃、香りの強い小花を穂状花序につけます。この実は食用となり、また、材はシイタケ栽培の原木にもなります。

スダジイ(樹木図鑑): http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-sudajii.htm

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鞍月セントラクパーク(副都心の緑の拠点、近隣住民の憩いと安らぎの場金沢市)http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kouen/map/park/kuratuki/

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鞍月セントラクパーク、変化に富んだ植栽と遊歩道

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鞍月セントラクパーク遊歩道沿い、トチノキ(栃の木、ブナ科、落葉高木)の新緑の樹姿

(解説) 5月頃、枝頂に白色に紅のかかった花を多数つけます。種子からあく抜きしてデンプンを採り、また、栃餅(もち)、栃粥(かゆ)などをつくります。

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鞍月セントラクパーク傍、遊歩道沿いのハクウンボク(白雲木エゴノキ科)の白色の花

(解説) ハクウンボクの和名(白雲木)は、白い花が連なって咲く姿を白雲に見立てて名付けられました。初夏、白色の合弁花を総状花序につけ下に垂れます。種子から油を取り、ローソクをつくります。

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鞍月セントラクパーク傍、歩道と車道沿いのベニトチノキ(紅花栃の木、トチノキ科)の淡紅色の花

(解説) ベニバナトチノキ(紅花栃ノ木)は、アカバナトチノキ(北米南部原産)とセイヨウトチノキ(ヨーロッパ原産)の交雑種です。5月頃、枝先に大きな円錐の花序を直立し、雄花と両性花を付けます。

(参考文献) 新村出(編): 広辞苑(第四版)、岩波書店(1991).

2015年5月 9日 (土)

新布石・風車(ブラックホール) 張 挑む異次元布石、未来の囲碁界へ問いかけ、とは(2015.5.9)

 囲碁の元名人、張栩九段(35)が、常識を度外視した、新布石・風車(かざぐるま、ブラックホール)を編み出し、盤上に新たな可能性を見出そうとしています。

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(解説)  張が試みているのは、図の黒1まで隅から離れて打ちます。囲碁は、陣地を囲いやすい隅のaやbから打つのがほとんどで、趣向と言ってもc、d、e、fの程度です。特に黒1、3、5、7の4ヵ所を占めた形風車かざぐるまブラックホール)と呼んでいます。斜めに傾いた正方形が盤上に浮かび上がる独特の布陣です。

 張さんは、相手の気がつかないうちにこちらがリードしている、つまり、相手を精神的に呑み込んでしまうという意味で、ブラックホールと名付けました、という。

 張の新布石を打つ棋士がもう一人います。研究仲間の蘇耀国九段(36)です。張さんはこの布石で陣地を取る意識が強い。一方、蘇さんはこの布陣を攻めに活用しようとしています。公式戦でのブラックホールは、現在までに、張1回、蘇4回の計5回試みられ、結果は全勝とのことです。

(参考文献) 朝日新聞: 張 挑む異次元の世界、ブラックホール「未来の囲碁界へ問いかけ」、2014年(平成26年)11月16日(水)、朝刊.

(参考資料) ○ 新布石・風車(かざぐるま、ブラックホール)誕生秘話YouTube); https://www.youtube.com/watch?v=DnSloc2bE3A

○ nhk囲碁、蘇耀国vs山城宏(YouTube) :  https://www.youtube.com/watch?v=EZ6_-PVXzos

○ 朝日新聞朝刊 囲碁将棋 (2015.5.15) 張九段は、成績不振が理由で 今月中旬にも、一家で台湾移住へ 環境変え、復調めざす、とのことです。当面、台湾から対局のたびに来日を繰り返し、妻は休場(対局不出場)します。

張は「精神的にも体力的にも不調。環境を変えることで、いいきっかけをつくりたい」と話しています。今年の公式戦は8勝9敗(13日現在)で、最近まで5連敗を喫していました。名人戦リ-グも2勝3敗と苦戦が続いています。今後の再起を期待したいものです。   

2015年5月 6日 (水)

能登行楽 ドライブ(5月5日)、のと里山海道を行楽ドライブ、能登最北端、狼煙の禄剛埼灯台、揚げ浜式製塩のすず塩田村、輪島の白米千枚田の棚田、とは(2015.5.6)

(Link) https://www.facebook.com/honjo1003       http://blogs.yahoo.co.jp/honjo202  

 昨日(5月5日)北陸地方は、朝から晴れ間が広がり、気温は12~21℃で、気持ちの良い行楽日和となりました。、そこで、久しぶりに、マイカーを息子が運転し、家内と3人で、まず能登の最北端、珠洲(すず)の道の駅狼煙(のろし)を訪れ、そこに駐車しました。

 午後12時過ぎでしたので、近くのレストランで昼食をとり、しばらく休息後、近くの昇り口からヘアピンカーブの急坂を400mほど、歩道沿いに咲く色とりどりの花を眺めながら、最北端の狼煙の禄剛埼(ろっこうざき)灯台まで歩きました。

 また、金沢に帰る途中、朝ドラまれのロケ舞台となっている、道の駅すず塩田村で、揚げ浜塩田と資料館、輪島の道の駅で、米田千枚田の展望台に立ち寄り、そこで目にした光景をデジカメに収めました。

 午前9時頃に金沢から能登へ、ほぼ一日中、快適なドライブでした。が、帰途、金沢に近い柳田付近で交通事故があり、自然渋滞となり、家に着いたのは午後8時頃でしたが、全走行距離307km、思い出の深い行楽ドライブとなりました。

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刺身定食

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のとキリシマツツジ

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オオデマリ(大手毬、スイカズラ科、手まり状の花)

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能登半島の最北端、外浦と内浦の接点

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禄剛埼灯台

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遙か佐渡島、釜山(783km, プサン、韓国)を遠望!?

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遙かウラジオストック(772km,ロシア)を遠望!?

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道の駅 狼煙駐車場

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能登半島 外浦

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道の駅 すず塩田村

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道の駅 千枚田ポケットパーク

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世界農業遺産 輪島 白米千枚田

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(解説) 

 狼煙(のろし)の禄剛埼(ろっこうざき)灯台(狼煙町、珠洲市、石川県)は、1883年(明治16年)イギリス人技師の設計により生まれた灯台で、朝日と夕日のビュースポットとなっています。道の駅狼煙では、奥能登の名物が揃(そろ)っています。

 ここは能登半島の最北端で、ちょうど外浦と内浦との接点にあたるところです。海から昇る朝日と海に沈む夕日が、同じ場所で眺めることができます。また、晴れ渡った日には、立山連峰や佐渡島を見渡せます。

  道の駅 すず塩田村(珠洲市、石川県)は、江戸時代から仁江海岸で継承されてきた、塩田まで海水を汲み揚げる、揚げ浜式製塩を紹介しています。また、揚げ浜塩田の用具、塩づくりの歴史、文化、世界各地の塩に関する資料館ともなっています。

 白米(しろよね)千枚田(輪島市、石川県)は、日本の農業の原風景で、そこでの米づくりは田の平均面積が18㎡と小さく、1004枚の棚田が連なり、ほとんどが昔ながらの人力による過酷な作業となっています。2011年(平成23年)能登里山里海が世界農業遺産(GIAHS)に認定されました。

(参考資料)

○ のと里山街道(ウィキペディア): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AE%E3%81%A8%E9%87%8C%E5%B1%B1%E6%B5%B7%E9%81%93

○ 禄鋼崎灯台(狼煙、珠洲市、石川県、ウィキペディア): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%84%E5%89%9B%E5%9F%BC%E7%81%AF%E5%8F%B0

○ 道の駅 すず塩田村(ホームページ、珠洲市、石川県): http://enden.jp/

○ 白米千枚田(ホームページ、輪島市、石川県): http://senmaida.wajima-kankou.jp/

○ 揚浜塩田(珠洲、能登)、加賀藩の塩手前制度、揚浜式製塩、能登の塩士(製塩業者)を救った医師、藻寄行蔵(もよりこうぞう)、すず塩田村、とは(2013.4.23): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-a144.html

 

 

 

2015年5月 4日 (月)

晩春の花木(5月2日)、県庁南隣の工業試験場の駐車場傍の用水沿いで目にした、紅白のハナミズキの花、また、その前庭の紅白のヒラドツツジの花、とは(2015.5.2)

 (Link)  http://blogs.yahoo.co.jp/honjo202 

 石川県地場産業振興センターが、県庁のすぐ南隣に設置されています。その中に工業試験場があり、おもに中小企業の試験室と実験室となり、既存産業の高度化と次世代型産業の育成を支援しています。

 先日(5月2日)金沢は、快晴で暖かく、郵便ポストにハガキを投函した時、工業試験場の駐車場傍の用水沿いで紅白のハナミズキ(花水木、ミズキ科)の花、また、その前庭で紅白のヒラドツツジ(平戸躑躅、ツツジ科)の花が咲いているのを目にし、見惚れたのち、その光景をデジカメに収めました。

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  • 石川県工業試験場(正面玄関、管理棟、鞍月、金沢)

  • ○ 石川県工業試験場(ホームページ): http://www.irii.jp/about/index.html

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    総合案内板(石川県地場産業振興センター、中央奥に県工業試験場、鞍月、金沢)

    〇 石川県地場産業センター(ホームページ): http://www.isico.or.jp/jibasan/access

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  • ハナミズキ(花水木、ミズキ科)、紅白の花

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    ヒラドツツジ(平戸躑躅、ツツジ科)、紅白の花

  • (解説)

     ハナミズキ(花水木、ミズキ科、アメリカヤマボウシとも)は、落葉小高木、北アメリカ東部の原産で、明治時代(1868~1911)に東京府からワシントンにサクラを贈った返礼に、大正時代(1912~1925)初年にアメリカから贈られてきた日米親善の花木です。

    水平に広げた小枝の先に、白や淡紅色の花を上向きに開きます。大きな4枚の花びらのように見えるのは、総苞片(そうほうへん)で、先がへこんでいます。本当の花は、中央に集まった4弁花の黄色を帯びた小花です。

     ふつう、庭木や街路樹として植栽され、秋には紅葉します。試験場境内では、自然の樹形で、美しい紅白の花を咲かせ、シンボルツリー(記念樹)となっています。

     ヒラドツツジ(平戸躑躅、ツツジ科)は、常緑低木です。春から夏にかけ、4~5月頃、赤、白、紫色などの大きな花が咲き、庭木、公園木、生け垣などに使われています。古く、平戸市(長崎)で栽培され、その名の由来となっています。オオムラサキは、交配による園芸品種の一つです。 

    2015年5月 1日 (金)

    晩春の花木(5月1日)、県庁近くの憩いの場、おもいでの森のフジの花、鞍月セントラルパークと県民の杜の各種ツツジとシャクナゲの花、とは(2015.5.1)

    (Link)

    https://www.facebook.com/honjo1003

    http://blogs.yahoo.co.jp/honjo202

     今日(5月1日)金沢は、快晴に恵まれ、日中の気温も23℃と高く、気持ち良い一日となりました。昼食後、県庁(鞍月、金沢)近く、憩いの場の遊歩道を散策し、5月の季節を告げる、おもいでの森のフジ(藤、マメ科)の花、また、鞍月セントラルパークと県民の杜の各種ツツジ(躑躅、ツツジ科)やシャクナゲ(ツツジ科)の花など、時を忘れて見惚れた後、その光景をデジカメに収めました。

    ○ フジ(藤、マメ科、市町村の花、河内村) おもいでの森 

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    フジ

      ヒラドツツジ(平戸躑躅、ツツジ科、園芸品種群) 鞍月セントラルパーク

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    ヒラドツツジ

    ○ 県民の杜、ヤマツツジ(山躑躅、ツツジ科)、シャクナゲ(石楠花、ツツジ科)、キリシマツツジ(霧島躑躅、ツツジ科)  

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    県民の杜

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    ヤマツツジ

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    シャクナゲ

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    キリシマツツジ

    ○ ドウダンツツジ(満天星躑躅、ツツジ科) 県民の杜傍 県庁北口

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    ドウダンツツジ

    (解説)

     フジ(藤、マメ科)は、蔓(つる)性落葉低木です。山野に広く自生するヤマフジ、また観賞のための多くの園芸品種があります。4~6月頃、長い花房に淡紫色、白色の香りのよい蝶(ちょう)形の花が咲きます。その茎の他物への絡(から)みは、右巻きですが、ヤマフジは逆に左巻きです。

     

     シャクナゲ(石楠花、ツツジ科)は、常緑低木で、広くは、セイヨウシャクナゲ、およびその園芸品種などがあります。ふつう高山、亜高山に生じ、初夏、4〜6月、枝の先に白色、淡紫色のツツジに似た、5~7弁の合弁花が咲きます。

     花の色は白あるいは赤系統が多いが、黄色の場合もあるという。 花は状況で色が移り変わり、つぼみが濃いピンクをしているとき、花開くと色が薄くなり、散り際にはほぼ真っ白近くなる。

     ツツジ(躑躅、ツツツジ科)は、常緑(キリシマツツジ、ヒラドツツジ)、または落葉(ミツバツツジ)低木、小高木です。山地に多く自生し、また観賞のための多くの園芸品種が栽培されています。春から夏にかけ、赤、白、紫、橙色などの大型の合弁花が咲きます。

    (参考資料)

    ○ ツツジ(躑躅、科学技術研究所): http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-tsutsuji_large.html

    〇 つる植物の右巻きと左巻き(広島の植物ノート、特集): http://forests.world.coocan.jp/flora/issue/issue-1.html

    ○ つるを伸ばす植物の巻き方(植物Q&A,植物生理学会): http://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=89

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