秋の七草(7月27日)、 何故か盛夏の季節に咲iいている!? 秋の七草、ハギ、ススキ、オミナエシ、キキョウ、フジバカマ、とは(2015.7.29)
現在、季節は盛夏、連日30℃を越す猛暑ですが、何故か身近な自然では、早くも、秋の七草の花が咲いているのが散見されました。そこで、それらの光景をデジカメに収めました。
秋の七草には、ヤマハギ(山萩)、ススキ(芒、尾花とも)、クズ(葛)、カワラナデシコ(河原撫子)、フジバカマ(藤袴)、オミナエシ(女郎花)、キキョウ(桔梗、もと朝顔)などがあり、それらの花はすべて見て楽しむものです。
クズ(マメ科)とフジバカマ(キク科)は、川辺に多く群生しています。が、ハギ(マメ科)、ススキ(イネ科)、ナデシコ(ナデシコ科)、オミナエシ(オミナエシ科)、キキョウ(キキョウ科)などの5種は、一般に草原に生える植物です。近年、草原の土地開発、放牧や草刈りの減少で各地からその姿を消しつつあるという。
○ ヤマハギ(山萩、マメ科) 金沢市鞍月
○ ススキ(芒、イネ科) 金沢市鞍月
○ オミナエシ(女郎花、オミナエシ科) 金沢市鞍月
○ キキョウ(桔梗、キキョウ科) 金沢市鞍月
2015.8.6
○ フジバカマ(藤袴、キク科) 金沢市鞍月
(解説) 奈良時代、秋の七草は、山上憶良(660~733)が、万葉集(巻8)で、「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七草の花」と詠み、これに続く、「萩(はぎ)の花 尾花(おばな) 葛花(くずばな) 撫子(なでしこ)の花 女郎花(おみなえし) また藤袴(ぶじばかま) 朝顔(あさがお)の花」という歌が、昔から人々によく知られています。
(参考資料)
○ 秋の七草(万葉集)にまつわる歴史伝承、春の七草との違い、米国に帰化したクズ(葛)、とは(2010.10.7): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/131.html
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