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2015年8月10日 (月)

夏の甲子園の大会歌(8月6日)、栄冠は君に輝く(雲はわき 光あふれて)の作詞者、加賀さん(石川県)にまつわる秘話、とは、(2015.8.10)

 第97回 全国高校野球選手権大会は6日、創設100年の節目を迎え、甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕しました。

 開会式は、35000人の観衆が見守る中、地方大会を勝ち抜いた49代表校が参加して行われました。また、1915年(大正4年)の第1回大会に出場した10校の現役部員も復刻ユニホームを着て「高校野球100年」の横断幕を持って入場行進しました。

  選手宣誓は、第1回大会で優勝した、京都二中の流れをくむ、鳥羽(京都)の梅谷成悟主将が「8月6日の意味(広島原爆の日)を胸に刻み、甲子園で躍動することを誓います」と力強く宣誓しました。

 始球式は、会会式後の第一試合のとき、1957年(昭和32年)の春の選抜大会で早実(東京)を優勝に導いた、プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長(75)が努めました。大会は順調に進めば、20日に決勝を迎えます。

97

○ 夏2015 第97回 全国高校野球選手権大会開会式(YouTube): https://www.youtube.com/watch?v=lL3NCyhPEdc

 第97回 全国高校野球選手権大会(朝日新聞社): http://www.asahi.com/koshien/97/gallery_1/

 そして、今年もまた、若者に夢と希望を与える、全国高等学校野球の大会歌、「栄冠は君に輝く」の曲が流れる、球児たちの熱い夏の甲子園が巡ってきました。

 この歌には、作詞者、加賀大介さん(石川県)の当時の境遇を知ると、青春の高校球児に対し、悔いのないようベストをつくしてプレーして欲しい、という熱い思いが込められている感じがします。

 加賀さん(本名、中村義雄)は、1914年(大正3年)10月、根上町(のち能美市、石川県)生まれ、小松製作所(現コマツ)に就職し、仕事の旁ら野球を続けていました。が、はだしでプレーしたことが原因で骨髄炎になり、16才の時に足を切断し、加賀大介のペンネームで文芸活動を始めました。

 1948年(昭和23年)、夏の甲子園の主催者(朝日新聞社、日本高野連)が大会歌歌詞を全国公募し、5252通の中から加賀さんの作品「栄冠は君に輝く」が選ばれました

  歌のタイトルのフレーズ、「栄冠は君に輝く」は、事故で右足のひざ下を切断した加賀さんが「いつかスポーツの歌に使いたい」と、心に決めていたという。

 加賀さんは生涯ただ一度も甲子園に行かなかったが、1973年(昭和48年)、がんのため58才で亡くなりました。 その翌年、同じ根上町で産声を上げたのが、松井秀喜さんでした。 松井さんは、星稜高校で春夏4回の甲子園を経験しています。

 松井選手が巨人に入団する直前、自宅を奥さんの道子さんが訪ねました。この大会歌のテープを手渡すと、あどけなさが残る18才の少年は、はにかみながら、「僕、この曲好きです」と言ったという。

             栄冠は君に輝く

一、 雲はわき 光あふれて 天たかく  純白のたま きょうぞ飛ぶ 

若人よ いざ まなじりは  歓呼にこたえ  いさぎよし ほほえむ希望 

ああ栄冠は 君に輝く 

二、 風をうち 大地をけりて  悔ゆるなき  白熱の  力ぞ技ぞ 

若人よ  いざ 一球に 一打にかけて 青春の 賛歌をつづれ 

あゝ 栄冠は 君に輝く 

三、 空をきる たまのいのちに かようもの 美しく におえる健康 

若人よ いざ みどり濃き しゅろの葉かざす 感激を まぶたにえがけ

あゝ 栄冠は 君に輝く 

 大会歌を作曲した古関裕而さんは、自叙伝の中で、「無人のグランドのマウンドに立って周囲を見回しながら、ここにくり広げられる熱戦を想像しているうちに、私の脳裏に、大会の歌のメロデイーが湧き、自然に形付けられてきた」とのことです。

 また、「幾千幾万の健児がこの歌によって戦い、悲喜交々の青春時代を味わっておられるのであろうか。私もまた今でも胸がときめく」、とその作曲の思い出を語っています。

      全国高等学校野球の大会歌

○ 栄冠は君に輝く(torustage,YouTube): http://www.youtube.com/watch?v=A3pd2U_6Fxk.    

(Link)

  夏の甲子園の大会歌、栄冠は君に輝く(雲はわき 光あふれて)の作詞者(加賀大介、根上町、石川)にまつわる歴史秘話(2010.7.25)、大会行進曲、とは: http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/104.html

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