石川県庁の県民の杜、山野草、樹木の管理、県道60号金沢田鶴浜線(50メートル道路、中央分離帯)の草刈り、とは(2015.8.20)
石川県の新庁舎は、県民に広く開放されています。その敷地内( 103,161m² )には、県民の杜(けんみんのもり、36,541m²)の緑地帯を設けて、庁舎閉庁日でも気軽に入りやすくしています。
そこには県内の有名な樹木、名木の幼木、各種の山野草などが植えられ、県土木部公園公園緑地課、造園業者によって管理され、市民は杜の中の遊歩道を自由に散策しながら、四季折々の草花、花木の風景を眺めて楽しむことができます。
県民の杜の議会庁舎前の回遊式庭園では、遊歩道沿いの白色のテッポウユリ(鉄砲百合、ユリ科、多年草)の花が真っ盛りでした。また、おもいでの森の用水のふちの湿地には、茶色の円柱状のガマ(蒲、ガマ科、多年草)の雌花穂(かすい)が目につきました。
また、県民の杜の大きな樹木の植穴(しょくあな)には、排水をよくして根腐れを防ぐため、ツインパイル(珪藻土焼成粒充填パイプ)の埋め込みが、至るところで見られました。
〇 県民の杜(回遊式庭園、歴史の径、おもいでの森、用水、遊歩道)
テッポウユリ(鉄砲百合、ユリ科、多年草)、県民の杜、回遊式庭園の遊歩道沿いに群生
(解説) 蕾(つぼき)の形が、室町時代、ポルトガル人が種子島に伝えたテッポウ(鉄砲)の形に似ているのが、その名の由来となっています。また、この島に数多く自生しているユリを、鉄砲ユリと名付けたとも考えられています。
ガマ(蒲、ガマ科、多年草) 県民の杜、遊歩道沿い用水のふちの湿地
(解説) ガマは、古事記の中の因幡の白兎の物語の中で、白兎の傷を治す薬草として知られています。大国主命は、ガマの花粉をまず傷口に付け、その後にガマの穂綿を敷き、その上に寝るようにと、白兎に助言したという。なお、茶色の円柱状の雌花穂の上に小さな黄色い雄花穂が付いています。
タブノキ(椨の木、クスノキ科、常緑高木)とツインパイル(珪藻土焼成粒充填パイプ)、県民の杜、遊歩道沿いの街路樹
(解説) ツインパイル(イソライト工業株式会社)は、イソライトCGを双筒状の透水シートに充填したもので、植穴(しょくあな)の停滞水を排除し、樹木の根腐れの防止に使っています。
〇 石川県道60号金沢田鶴浜線(50メートル道路、中央分離帯草刈り)
草刈り、石川県道60号金沢田鶴浜線(50メートル道路、中央分離帯草刈り) 石川県庁舎前の道路、地元の造園業者による草刈り作業
« 白山麓鳥越の水汲み(8月13日)神子清水と近くの珍しい草花、小松の中ノ峠の岩魚の塩焼き、とは(2015.8.13) | トップページ | ラジオ体操(8月25日)、夏休み中の小学生児童、鞍月磯のひろば公園、ラジオ体操の歌、とは(2015.8.25) »
「● かなざわ(石川県庁、金沢駅、加賀藩、北陸の交通路、赤門、天下の書府、北前船、河北潟、金沢港、大野お台場、野田山、大乗寺丘陵公園)」カテゴリの記事
- 金沢駅(10月21日)、兼六園口(東口) 能登ヒバの鼓門、総ガラス張りのもてなしドーム、金沢港口(西口) ステンレス製の大型モニュメント、とは(2015.10.22)(2015.10.22)
- 石川県庁の県民の杜、山野草、樹木の管理、県道60号金沢田鶴浜線(50メートル道路、中央分離帯)の草刈り、とは(2015.8.20)(2015.08.20)
- 豪華な大型クルーズ船入港(7月31日)、日本生まれの大型客船、ダイヤモンド・プリンセス(DIAMOND PRINCESS)が金沢港大浜ふ頭に寄港、金沢市内をバス観光ツァー、とは(2015.8.1)(2015.08.01)
- 北陸地方梅雨明け(7月21日)、大乗寺丘陵公園、野田山、金沢市街と日本海を遠望、日野原重明先生百歳記念植樹、秋の七草の筆頭、ハギ(萩)の花、とは(2015.7.22)(2015.07.22)
- 自然エネルギー照明システム(6月24日)、風力と太陽光による発電と県民の杜の遊歩道の夜間照明、とは(2015.6.27) (2015.06.27)
« 白山麓鳥越の水汲み(8月13日)神子清水と近くの珍しい草花、小松の中ノ峠の岩魚の塩焼き、とは(2015.8.13) | トップページ | ラジオ体操(8月25日)、夏休み中の小学生児童、鞍月磯のひろば公園、ラジオ体操の歌、とは(2015.8.25) »
コメント