« 兼六園の湧水(10月21日)、金城霊澤、金沢の名の由来,、日本各地の同名の金沢、とは(2015.11.3) | トップページ | 晩秋の紅葉、黄葉(10月から11月)、緑葉から紅葉、黄葉、橙褐葉へ、イロハモミジ、アメリカフウ、ニシキギ、ヒイラギナンテン、ナンキンハゼ、イチョウ、ケヤキ、とは(2015.11.10) »

2015年11月 6日 (金)

金沢城探訪(10月21日)、河北門、石川門と鉛瓦、耐鉛性のヘビノネゴザ、東の丸東面石垣、玉泉院丸庭園、とは(2015.11.6)

金沢城探訪

〇 河北門金沢城の実質的な正門

 河北門は、金沢城の実質的な正門でです。高麗門の一の門、櫓門の二の門、枡形土塀で構成された枡形門で、屋根は鉛瓦です。金沢城三の丸の入口で、真向かいの石川門へと通じています。

Pa217428

Pa217432

Pa217439

〇 石川門、金沢城の搦手(裏口)門、城下町金沢のシンボル

 石川門は、金沢城の搦手門(裏口)門で、兼六園の真向かいにあり、城下町金沢のシンボルとなっています。この白い薄い雪化粧を思わせる屋根は、3代藩主前田利常の頃から鉛瓦となっています。

 金沢城三の丸への入口で、 高麗門の一の門、櫓門の二の門、続櫓とニ層二階建ての石川櫓で構成された枡形門で、屋根は鉛瓦です。

Pa217486

Pa217483

Pa217450

Pa217452

 金沢城の鉛瓦の屋根は、加賀藩が、いざというときに備え、銃弾資材を、このような形で備蓄していたとか、鉛瓦の中に蓄財用の金、銀を鋳込んであった、との言い伝えがありました。また、土塀の鉄砲狭間と鉛瓦屋根の石落としで金沢城を守りました。

 現在、国の重要文化財、石川門、三十間長屋のほか、近年、再建された、河北門、二の丸の橋爪門と続き櫓、菱櫓、五十間長屋など、全て鉛瓦葺きで、今も江戸期の面影を残しています。

〇 鉛に耐性のあるシダ植物、金山草、ヘビノネゴザ(蛇の寝御座)

Pa217477

Pa217473

Pa217471_2

Pa217476

 鉛瓦の白い物質は鉛白(塩基性炭酸鉛)ですが、酸性の雨水や降雪に溶けるので、鉛瓦の下の石垣には、鉛に耐性のある、金山草の異名をもつ、シダ植物、ヘビノネゴザ(蛇の寝御座)が散生しています。

〇 東の丸東面石垣、金沢城最古の高石垣

Pa217640

Pa217641

Pa217642

 加賀藩初代藩主、前田利家の頃から、加賀藩お抱えの穴生(あのう、石垣専門職人)として、穴太家、後藤家、戸波、正木などがありました。

 金沢城は、石垣の博物館とも呼ばれ、主な石組みの技法は、最古の自然石積みのほか、粗加工石積み、切石積みなど、各時代の様々な技法が見られます。

〇 2代藩主利長正室、玉泉院の屋敷跡、玉泉院丸庭園

Pa217689

Pa217700

Pa217704

Pa217741_2

Pa217711

Pa217694_13

   玉泉院庭園は、3代藩主前田利常の頃、城内に引かれた辰巳用水を水源とし、池底から周囲の石垣の最上段までの距離が、高低差22mの立体的な池泉回遊式庭園となっています。

(参考資料)

〇 金沢城の石川門と屋根の鉛瓦にまつわる歴史伝承、金沢城の歴史、逸話(利常と幕府、綱紀と幕府)の関係、とは(2009.5.30):
http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/2009530-9dd2-1.html

〇 金沢城石川門の鉛瓦とシダ植物ヘビノネゴザ(蛇の寝御座)、土壌とヘビノネゴザ組織内の鉛の分布状態、
自然環境の鉛汚染と浄化:、とは(2009.5.30): 
http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/2009530-db44-1.html

〇 金沢城の石垣と戸室石(戸室山、金沢)、石曳き(運搬の再現、金沢城三の丸)、野面積み(本丸北面石垣)、打込接ぎ
(本丸南面石垣)、切込接ぎの石垣(石川門枅形東面石垣)、とは(2010.7.22): 

http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/102.html

〇 冬の雪を氷室に納め夏に江戸の徳川将軍に献上、金沢城(玉泉院丸の穴蔵)と兼六園(山崎山裏の凹地)の氷室、
日本最古の噴水、とは(2009.7.16):
http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/fuyu.html

 

« 兼六園の湧水(10月21日)、金城霊澤、金沢の名の由来,、日本各地の同名の金沢、とは(2015.11.3) | トップページ | 晩秋の紅葉、黄葉(10月から11月)、緑葉から紅葉、黄葉、橙褐葉へ、イロハモミジ、アメリカフウ、ニシキギ、ヒイラギナンテン、ナンキンハゼ、イチョウ、ケヤキ、とは(2015.11.10) »

● かなざわ(金沢城、兼六園、野田山、加賀藩主前田家墓所)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 兼六園の湧水(10月21日)、金城霊澤、金沢の名の由来,、日本各地の同名の金沢、とは(2015.11.3) | トップページ | 晩秋の紅葉、黄葉(10月から11月)、緑葉から紅葉、黄葉、橙褐葉へ、イロハモミジ、アメリカフウ、ニシキギ、ヒイラギナンテン、ナンキンハゼ、イチョウ、ケヤキ、とは(2015.11.10) »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

フォト

アクセス解析

無料ブログはココログ