春分の日(3月20日) 春の彼岸会(3月17日~23日)の中日、先祖供養と西方浄土、昼夜が等しく、暑さ寒さも彼岸まで、とは(2016.3.24)
春分の日(3月20日) 春の彼岸会(3月17日~23日)の中日、昼夜が等しく、暑さ寒さも彼岸まで、とは(2016.3.24)
(解説) 春分(しゅんぶん)は、24節気のひとつ、春の彼岸の中日で、太陽が赤道上にあり、昼夜が等しく、その後は夏至まで、昼が次第に長くなります。
暑さ寒さも彼岸まで、この頃から春暖の気が定まります。1948年(昭和23年)7月、春分にあたり、自然をたたえ生物をいつくしむ日ということで、この日が国民の祝日に制定されました。
感動法話 極楽ってどこ? 死ぬんじゃないんだ! (7676amida, YouTube): https://youtu.be/DfU4kDUNyKI
極楽浄土のイメージ(無量寿経曼荼羅、和歌山県立博物館蔵、Google画像)
(解説) 春分の日を中心にして仏教では彼岸会(ひがんえ)を行ない、祖先の霊を慰める法要を営むことになっています。彼岸の7日間(3月17日、彼岸入り、3月23日、彼岸明け)に行なわれる仏教の法会です。
中日の日没が真西に当たるので、西方浄土(極楽浄土)への庶民の願いと民俗が結びつき、寺院への参拝と墓参が盛んに行なわれ、江戸時代に年中行事となりました。西方浄土は、阿弥陀仏のいる世界で、西方十万億仏国土の彼方にある、極楽浄土とされています。
(参考資料)
〇 二十四節気(にじゅうしせっき)、1年間の季節を表す言葉(太陽の通り道を基準とする、太陽暦!)、農耕(種まきから収穫まで、農作業の目安!)に活用、とは(2012.6.23): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-d179.html
〇 春分の日(2013年3月20日)、暑さ寒さも彼岸まで、わが家から眺める犀川の風景: http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-0416.html
〇 春分の日(3月21日)、春の7日間の彼岸会(3月18日~24日)の中日に当たる、春に先がけて咲く市内歩道沿いのジンチョウゲ(沈丁花)、まだ蕾もかたい犀川堤防沿いのヤマザクラ(山桜)、とは(2014.3.22): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-97a3.html
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