熊本大震災のお見舞い、路傍の野草の花(2016.4.16)、カラスノエンドウ(マメ科)、セイヨウタンポポ(キク科)、コバンソウ(イネ科)、とは(2016.4.22)
熊本大地震のお見舞い申し上げます
この度の大震災により、亡くなられた方々にはご冥福を、また、被害を受けられた皆さまには、心からお見舞い申し上げます。
熊本地震は過去例の規則に当てはまらず、余震の動きにもご心痛のこととお察しいたします。災害がこれ以上拡大しないよう、また、これからの早い復旧と皆さまのご健康を心からお祈り申し上げます。
路傍の野草の花
春の訪れと共に、金沢の市街地を歩いていると、街路樹の足回り、路傍にも色とりどりの個性的な野草の花が咲いています。
よく見ると、蝶のような形をして可愛らしい、カラスノエンドウ(マメ科)、舌状花の集まった頭花、セイヨウタンポポ(キク科)、コバンの金貨にどことなく似ている、コバンソウ(イネ科)を、しばらく鑑賞し、その光景をデジカメに収めました。
〇 カラスノエンドウ
人間の食べるエンドウより小さく、ごく小さなスズメのエンドウより大きいので、”カラス”の名前がつきました。小さい葉の付け根に紅紫色の花が付き、よく見ると、蝶のような形をして可愛い。栽培植物、野菜のエンドウは欧州原産の1、2年草で、食用としてよく食べられいます。
〇 セイヨウタンポポとその綿毛
このタンポポの花は、花の基部を包んでいる緑の部分、外総包片が反り返っているので、外来種のセイヨウタンポポです。欧州原産で、明治時代、北海道で食用の野菜や牧草として輸入しましたが、全国に広まった、と言われています。
花をつけていた柄(花茎)の先端には、やがて、まん丸に綿毛が展開します。この綿毛の展開には、湿度が低いことが大切です。セイヨウタンポポのタネは、風に飛ばされて、いろいろな場所に落下、そこで季節を問わず発芽します。
〇 コバンソウ
小花(しょうか)の集合(小穂、しょうすい)が、江戸時代に流通した金貨の”小判”にどことなく似ているので、コバンソウと呼ばれています。欧州原産で、明治時代初期に観賞用として日本に渡来しました。当初は庭で栽培されていましたが、飽きられて捨てられ、野生化しました。
(Link)
〇 野草名にまつわる歴史伝承、雑草ということ(草)はない(昭和天皇のお言葉)、タンポポ(キク科)、カラスノエンドウ(マメ科)、シロツメクサ(クローバーとも、マメ科)、とは(2011.5.9): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/201159-2932.html
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