初夏の草花、花木(6月2日)、ホタルブクロ、シラン、キショウブ、アジサイ、チガヤ、花木、キンシバイ、ナツツバキ、ネズミモチ、マサキ、バラ、サツキ、とは(2016.6.4)
金沢は、6月2日、時々雲が広がりました。が、おおむね晴れ、最高気温は21℃と平年より低く、北風も吹き、涼しく感じられました。
そこで、いつものように、近くの県民の杜のほか、少し北側の水田地帯を散策し、草花、ホタルブクロ、キショウブ、シラン、アジサイ、チガヤ、花木、キンシバイ、ナツツバキ、ネズミモチ、マサキ、バラ、サツキなど、珍しい形と色の花々が目につき、その光景をデジカメに収めました。
草花
〇 ホタルブクロ
ホタルブクロ(蛍袋、キキョウ科)、昔の子供が、蛍を花に入れて遊んだかもしれない、このことが名の由来。
〇 シラン
シラン(紫蘭、ラン科)、紅紫色のラン科の花、これが名の由来。
〇 キショウブ
キショウブ(黄菖蒲、アヤメ科)、花が黄色でキの言葉がつき、ショウブは平安時代の神事に使われていたアヤメ(菖蒲)に由来。当時、ショウブ(サトイモ科)をアヤメ(アヤメ科)と呼んでいた。
〇 アジサイ
アジサイ(紫陽花、ユキノシタ科)、アジサイには、額ぶち咲き(4弁の装飾花)と手まり咲き(全てが装飾花)の花型がある。手まり咲きは江戸時代後期に広がった品種で、額ぶち咲の変種ですが、アジサイといえば、この花を挿すようになった。
〇 チガヤ
チガヤ(血茅、イネ科、ツバナとも)、穂が出たばかりの頃は、血液のように赤っぽいので、血の茅、これが名の由来の一つ。
花木
〇 キンシバイ
キンシバイ(金糸梅、オトギリソウ科)、黄金色の梅に似た花、中国名の音読みが名の由来。黄色の5弁の花が、次から次へと開く。葉が水平に並んでつき、5つの束になった多数の雄しべは花から突き出ない。
〇 ナツツバキ
ナツツバキ(夏椿、ツバキ科、シャラノキとも)、花が似て、ツバキの名があるが、ヤブツバキなどとは別属。5枚ある花びらは、縁が波打ち、鋸歯があり、繊細な印象がある。
〇 ネズミモチ
ネズミモチ(鼠糯、モクセイ科)、枝先に円錐状の花序を出し、小さな白い花を多数付ける。秋には紫黒色の果実、果実がネズミの糞に、葉がモチノキに似ている、このことが名の由来。
〇 ウメモドキ
ウメモドキ(梅擬、モチノキ科)、葉がウメに似ている、これが名の由来。
〇 マサキ
マサキ(正木、ニシキギ科)、小さな緑白色の花を多数咲かせる。
〇 バラ
バラ(薔薇、バラ科)、数多くの品種があり、株立ち種の四季咲き大輪系、中輪房咲き系、小輪房咲き系、ミニバラ、つるバラ系などに大別される。
〇 サツキ
サツキ(皐月、ツツジ科、サツキツツジとも)、開花が5~7月で、他のツツジより遅く、陰暦の5月(皐月)、これが名の由来。
(解説) 花の色の色素は、黄(カロチノイド、約600種)が多く、次いで、赤、紫、黒(アントシアニン、500種以上)など、白を除く、全ての花の色のもとになっています。
黄や赤の花は、黄や赤の光を反射して、人の目に黄色や赤色に見えます。が、白の花には、何の色素もなく、花弁の細胞小器官の空気の泡を光が乱反射して白く見えます。
(Link)
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