カテゴリー「心と体」の12件の記事

2016年6月 8日 (水)

初夏の珍しい草花、犀川土手(6月7日)、ヘラオオバコ、アカツメグサ、シロツメグサ(クローバーとも)、コバンソウ(タワラムギとも)、アストロメリア(ユリズイセンとも)、とは(2016.6.8)

 花の形は、蝶形や唇形、舌状、漏斗などに似ていますが、これはいろいろな虫に花粉を運んでもらうためです。 また、花の色素は、黄(カロチノイド、約600種)が多く、次いで、赤、紫、黒色(アントシアニン、500種以上)など、白を除く、全ての花の色のもとになっています。 

 

 金沢は、6月7日、朝から雲に覆われ、気温も19~26℃と平年より高めでした。久しぶり、示野中橋近くまで出かけ、犀川土手の遊歩道を散策し、その途中の河川敷、花壇で目にした、ヘラオオバコ、アカツメグサ、シロツメグサ(クローバーとも)、コバンソウ(タワラムギとも)、アストロメリア(ユリズイセンとも)など、初夏の珍しい草花の光景をデジカメに収めました。

 

草花

 

〇 ヘラオオバコ

 

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ヘラオオバコ(箆大葉子、オオバコ科) 、6~7月、花は多数で小さく穂状、葉の形が、職人が使う竹や木のへらに似ている、これが名の由来。

 

〇 アカツメグサ

 

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アカツメグサ(赤詰草、マメ科)、5~10月、江戸時代、ガラスや陶器を欧州から送るとき、クッション材として箱に詰められた、これが名の由来。花が赤いのでアカツメグサ。

 

〇 シロツメグサ

 

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シロツメグサ(白詰草、マメ科、クローバーとも)、5~10月、江戸時代、ガラスや陶器を欧州から送るとき、クッション材として箱に詰められた、これが名の由来。花が白いのでシロツメグサと呼び、アカツメグサより、やや繁殖力が強く、多く群生。

〇 コバンソウ

 

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コバンソウ(小判草、イネ科、タワラムギ、俵麦とも)、6~8月、小花が集まった小穂が小判とか俵に似ている、これが名の由来。

 

〇 アルストロメリア

 

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アルストロメリア(アルストロメリア科、ユリズイセン、百合水仙とも)、4~6月、スウェーデンのリンネの友人、植物学者、アルストレーメルに因んで名づけられた。

 

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犀川土手の遊歩道、示野中橋近く、金沢市、   2016.6.7         

 

 

 

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犀川土手の遊歩道、大豆田大橋近く、金沢市、   2016.6.7         

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 













 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年1月28日 (木)

臨床美術、認知症の改善に効果的!心のまま五感で描き、右脳を活性化させ、言語や情報処理をつかさどる、弱る左脳(認知症!)に連動させる、とは(2016.1.28)

 人の頭脳は、右脳(感性、知恵)と左脳(理性、知識)の働きの役割が異なり、絵画、音楽などは、右脳と深い関係があると言われています。 認知症は、言語や情報処理をつかさどる左脳が弱るため、臨床美術により機能を保っている右脳を活性化させ、左脳に連動させるのだという。

 臨床美術は、心のまま五感で描き、空間や音楽的認知をつかさどる右脳を活性化させる効果があるという!  臨床美術士が、正確な描写を求めるのではなく、会話や回想を促すことを通じて、感覚を表現するよう導く 。

 このような、創作活動を通じて脳の活性化を促す、臨床美術は、1996年(平成8年)、金子健二(彫刻家、1951~2008)により、認知症の改善を目的として開発されました。(臨床美術、北陸中日新聞、2016.1.24より) 

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金子健二(彫刻家、1951~2008)

  2015年10月28日、臨床美術の教室が、堀切の越之湖デイサービスセンター(黒部市)で開かれました。出前講座(富山市美術館主催)で、70~90代の女性6人が、実物を触ったり、味わったりして、リンゴを描きました。

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〇 リンゴの描写(動画、朝日新聞デジタル):http://www.asahi.com/articles/ASHBX44V5HBXPUZB00N.html

(解説) リンゴをただ描写するのではなく、じっくりリンゴに触ってから、香りをかぎ、食べて、リンゴの生い立ちを想像しながら描くようにする。作品の出来栄えは問題ではなく、普段あまり意識しない五感を使うことで、認知症だけでなく誰にでも、心をリセットして癒す効果があるという。

 
 臨床美術は、認知症の症状改善のほか、子供の美術への苦手意識を軽くしたり、参加者のコミュニケーxションを促す効果もあり、知的障害児がいる家族の兄弟、母親、DV家庭の母子、精神疾患のある母親など、問題を抱える家族の心のサポートも評価され、NPO法人、ボランティア、自治体、福祉施設での導入も増えつつあります。

(参考資料)
 〇 山下 清(放浪の画家)にまつわる歴史実話、阿波(德島)の土柱の絵、土柱の散文(兵隊の位にして、鳴門は「左官」で、土柱は「尉官」というところだろうな)、とは(2010.9.16): 
http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/123.html

(参考文献) 

臨床美術 活用広がる、心のまま 五感で描く、富山 認知症予防、癒やし効果も、現場から、北陸中日新聞、2016年(平成28年)1月24日 

(Link)

〇 左脳と右脳それぞれの働き(Microsoft):https://www.microsoft.com/japan/office/previous/xp/suminaka/powerpoint/point/point_con1_1.htm 

〇 Yahoo!ブログ(本浄):  http://blogs.yahoo.co.jp/honjo202

〇 Facebook(本浄): https://www.facebook.com/honjo1003
 

〇 脳科学ブログ、教育への架橋(金子健二先生を偲ぶ会、2008.11.18):http://blog.canpan.info/brains/archive/132

○ 脳の構造 (gooヘルスケア): http://health.goo.ne.jp/medical/mame/karada/jin010.html 

〇 日本臨床美術協会(特定非営利活動法人、東京都): http://www.arttherapy.gr.jp/ 

〇 富山福祉短期大学(ホームページ、射水市、富山):http://www.t-fukushi.urayama.ac.jp/information/gakutyo/  

 

 

2015年11月11日 (水)

晩秋の落葉樹(11月10日)、紅葉、黄葉から落葉、樹高千丈、落葉帰根、落地生根、とは(2015.11.11)

 落葉樹は、晩夏から秋にかけ、冬芽を形成し、晩秋から冬にかけ、緑葉が紅葉、黄葉、橙褐葉に変化し、ことごとく葉を落として、冬を越して、春の芽吹きを待つことになります。

 

 ケヤキ(ニレ科)は、空に向かって手を伸ばす樹形で、春の新緑、夏には緑葉で、大気の浄化や風を防ぐ街路樹ともなり、秋から冬にかけ、紅葉、黄葉、橙褐葉となり、落葉します。

 

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駅西けやき大通(俗称50m道路、石川県道60号、金沢田鶴浜線)

 

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 ケヤキ   鞍月街路 、駅西けやき大通(俗称50m道路、石川県道60号)

 

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 ケヤキ                       県民の杜、金沢市鞍月

 

 (解説) 中国の諺樹高千丈(じゅこうせんじょう)、落葉帰根(らくようきこん)は、樹木がどんなに高くても、落ちる葉は、また、根元に帰り、腐葉土となり、木を育てる、とのことです。

 

 これは、中国禅宗六祖、慧能(えのう)、638年(貞観12年)~713年(先天2年)の言葉で、人間が年老いて昔を懐かしみ、生まれ育った故郷に帰りたくなる思いを、高木の落ち葉に喩えた、と言われています。 

 

 一方、落地生根(らくちせいこん)は、地に落ち、そこで根を下ろす、すなわち、自分がいま生きている場所が故郷である、という言葉です。

 

(参考資料) 

 

〇 晩秋の紅葉、黄葉(10月から11月)、緑葉から紅葉、黄葉、橙褐葉へ、イロハモミジ、アメリカフウ、ニシキギ、ヒイラギナンテン、イチョウ、ケヤキ、とは(2015.11.10): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-0535.html

 

〇 白山スーパー林道(石川)の蛇谷渓谷と紅葉(こうよう)、秋の夕日に照る山紅葉(やまもみじ)、冬芽、落葉帰根、とは(2009.11.4): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/38.html

 

〇 落葉の季節(2010年12月はじめ)、わが家(桜田、金沢)近くの金沢幹線道路沿いのヤマボウシ(山法師)、葉柄(枝)のもと近くの冬芽、中国の諺の樹高千丈、落葉帰根、落地生根、とは(2010.12.2): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/147.html

2015年9月11日 (金)

実りの季節、、コシヒカリ、県庁近く、たわわに実った稲穂、実るほど頭を垂れる稲穂かな! とは(2015.9. 11)

 実りの季節となってきました。今日(9月11日)金沢は、午前中は雨でしたが、午後から晴となり、県庁近くを散策中、たわわに実った稲穂が目につき、携帯電話(F-09B)のデジカメに収めました。 

 

 稲穂は、こしひかり(正式名はコシヒカリ、もと福井県で誕生した米)で、この種は、水稲の粳(うるち、炊いたとき、もち米のような粘りけをもたない、普通の米)の育成品種で、収穫が多くて適応性が広く、味もよいことで歓迎され、おもに北陸から関東以西に広く普及しています。

 

 

  現在、作付け日本一はコシヒカリですが、ササニシキ、日本晴、あきたこまち、ひとめぼれなども人気が高い品種です。水稲の品種開発、2008年(平成20)年3月(農林水産省): http://www.komenet.jp/

 

 昔からの格言、実るほど頭を垂れる(頭の下がる、とも)稲穂かな! 学識や徳行が深まると、その人柄や態度が謙虚になることにたとえる。(広辞苑)

 

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                                                                 早生の収穫 2015.9.5

 

コシヒカリ(もと福井県で誕生した米、越の国の光の意、鞍月、金沢、石川、2015年9月11日)

 

 

 

(参考資料)

 

  〇 イネ(稲)にまつわる歴史伝承、イネの起源、分類と品種、米の栄養成分、イネの生育と栽培、病虫害、収穫、米の生産と流通、とは(2011.6.17): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/184.html

 

 

 

2015年6月 5日 (金)

初夏の花(6月2日)、県民の杜の遊歩道を散策し、その途中で目にした、珍しい姿の花、ホタルブクロ(キキョウ科)、キンシバイ(オトギリソウ科)、サツキツツジ(ツツジ科)などの花咲く風景、とは(2015.6.5)

 清々しい季節となってきました。先日(6月2日)金沢は、曇天でしたが、県民の杜の遊歩道を散策し、その途中で目にした、珍しい姿の花、ホタルブクロ(キキョウ科)、キンシバイ(オトギリソウ科)、サツキツツジ(ツツジ科)など、ひととき見惚れたのち、その光景をデジカメに収めました。 

 

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ホタルブクロ(蛍袋、キキョウ科、提灯花とも、多年草) 

 

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キンシバイ(金糸梅、オトギリソウ科、近縁種はピペリカム、常緑低木) 

 

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サツキツツジ(皐月躑躅、ツツジ科、皐月とも、常緑低木) 

 

(解説) 

 

 ホタルブクロ(蛍袋、キキョウ科、多年草)は、むかし子供が広い鐘形の大きな花にホタルを入れて遊んだという。 

 

 キンシバイ(金糸梅、オトギリソウ科、常緑低木)は、 アーチ状に伸びた枝の先に、黄色い5つの花びらの花を、次から次へと開きます。

 

 サツキツツジ(皐月躑躅、ツツジ科、常緑低木) は、開花がツツジの仲間では最後のほうで、5~6月頃、新葉が伸びてから花が咲きます。

 

 

 

 花は、変形したもので、完全な花は、雄しべ雌しべ、花を保護する花被(かひ)や包葉(ほうよう)など、3部分構成となっています。 花蝶形(ちょうがた)や唇形(くちびるがた)、舌状(ぜつじょう)、漏斗(ろうと)などに似ているのは、いろいろな虫に花粉を運んでもらうためです。

 

 

 

 

 

 花色素は、黄(カロチノイド、約600種)が多く、次いで、赤、紫、黒アントシアニン、500種以上)など、を除く、全ての花の色のもとになっています。は、黄や赤の光を反射して、人の目に黄色や赤色に見えます。が、には、何の色素もなく、花弁の細胞小器官の空気の泡を光が乱反射して白く見えます。

 

 

 

(参考文献) 下中邦彦: 小百科事典(初版)、p.1108~1109 (はな)、平凡社(高橋勝雄: 野草の名前 夏、 山と渓谷社(2002); 主婦の友社編: 花木&庭木図鑑200、主婦の友社(2009); 1973); 新村出: 広辞苑(第四版)、p.2082~2083 はな(花・華)、岩波書店(1991).

〇 養花一年、看花三日!

http://ogossougadechatta.blog94.fc2.com/blog-entry-1815.html

(樋口清之さん監修の『暮らしの365日 生活歳時記』より)

一年の丹精によって育てた花も、見るのはわずか三日。
しかし、この三日のために、人は欣然(きんぜん)として一年の努力を惜しみません!
人生のこと、すべてこれ、「養花一年、看花三日」の一語に尽きます!

しかも、この三日の花を、わずか一夜のうちに、風が吹き散らすことが多いといいます!
春嵐は、無情です。
でも、はかなく、もろく、いくばくもなく散るからこそ、花は人の心をとらえます!

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年9月10日 (火)

記憶と物忘れ、記憶にはものごとを理解して覚えた記憶と棒暗記(丸暗記)がある、本当に忘れる方が頭がいい、とは(2013.9.10)

 大脳では、パルス(興奮)という電流のようなものが流れています。140億もある脳細胞や、脳細胞から無数に出た神経突起の中を流れているパルス興奮)、すなわち記憶は、こうした電子頭脳のようなメカニズムの中で行われています。

 この記憶には2種類あり、ものごとを理解して覚えた記憶では、パルスは一度側頭葉(そくとうよう)を通り、大脳の記憶倉庫である海馬(かいば)に行きます。 一方、棒暗記丸暗記とも)では、パルスはいきなり海馬に行くといわれています。

 その結果、一度理解して覚え、眠ると、記憶の”焼き付き”がより強くなり、忘れなくなります。幼少の頃のことでも、火事の記憶とか、叱られた時のことをよく覚えているのはこのためです。一方、試験の徹夜、棒暗記では、記憶の”焼き付き”が弱く、テストが終わるとすぐ忘れてしまいます。

 ところで、いくら頭が良くても、海馬の記憶容量には限度があります。それゆえ、忘れていかないと次の記憶がはいらないことになります。それに、もし人間が忘れない動物であれば、地球上の全ての人がノイローゼになってしまいます。

 記憶容量は、コンピューターでは、記憶装置(メモリー)に貯えうる情報の量のことで、ビット・バイトなどの単位で表されるものです。記憶は、必要な情報を保持しておくことです。人間の記憶は、物事を忘れずに覚えている、または覚えておくこと。また、その内容のことです。

 ということで、重要なことは、人間は新しく覚えたために、古いことを忘れるのか、忘れることが先で、それから覚えるのか、ということです。が、その記憶のメカニズム(機構)については、まだよく分からない、とのことです。

 今のところ、一度録音したテープに、次に新しいものを録音すると、うまい具合に順に消えていくように、人間の記憶にもそのようなメカニズムがあるのではないか、と言われています。

 健忘症とか、もの忘れが早いとかいって、とかく忘れる人は、あわて者と同じように軽べつされがちです。が、大脳生理学者にいわせると、本当に忘れる方が頭がいい、とのことです。

(参考文献) 新村出編: 広辞苑(第四版)、岩波書店(1991); 樋口清之監修: 生活歳時記(第二版)、p.611 頭がいいほど忘れる、三宝出版(1994).

(参考資料) 海馬(脳科学辞典、東京都医学総合研究所):http://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E6%B5%B7%E9%A6%AC海馬は、大脳における記憶の倉庫の働きをしています。

物忘れと認知症の違い(いい介護どっとこむ): http://iikai5.com/dementia/cause2.html物忘れは、加齢による記憶力の低下です。一方、認知症は脳の病気であり、適切な治療が必要です。

 

 

2013年9月 1日 (日)

ストレスと健康、ストレスは動脈硬化のもとになる、また、疲れにはからだの疲れと頭の疲れ(眠れば回復)及び気疲れがあり、気疲れ解消法はアルコール、リクレーション、心の喜びを感じること、過食、とは(2013.9.1)

○ ストレスは動脈硬化のもとになる

 昔から、腹をたてると血圧が上がるとか、怒るとからだに悪いとか、言われています。少し非科学的にも聞こえますが、実はその通りだという。

 人間は、腹をたてるとか、大きなストレスが加わると、からだの中の肝臓に貯えられたグリコーゲンなどが、一挙に動員されて、エネルギーの爆発に備えます。

 グリコーゲンは、肝臓や筋肉に含まれる多糖類の一種で、肝臓ではエネルギー貯蔵物質、筋肉では筋収縮のエネルギー供給源です。 一方、血液の方は、急に凝固力が高まります。

 こういったときには、”火事場の馬鹿力”のような力がでますし、ケガをしても出血がすぐに止まる状態になっています。

 ウォルター・キャノン(1871~1945、生理学者、米国)が、もし人間に大きなストレスが加わったとき、エネルギーを発散させず、そのままじっとしていると、血管の中でアテローム変性(大動脈硬化症)を起こし、これが動脈硬化の原因になる、と警告しています。

 また、ハンス・セリエ(1907~1982、生理学者、カナダ)が、人間の心理状態を表す言葉として、ストレスという概念を一般に広めました。

○ からだの疲れ、頭の疲れ、気疲れの解消法

 普通、疲れたと感じるのは、人間のからだにとって、一種の警戒警報です。疲れたと思ったときに適当な処置をとれば半健康から健康に回復するといってよい。

 ところで、この疲労には、実は三種類あります。一つは、大掃除で疲れたとか運動して疲れたといった、いわゆる、からだの疲れです。

 もう一つは、勉強して疲れたとか、本をよんで疲れたなどの頭の疲れです。この二つは、眠れば回復します。

 が、眠っても回復しない疲れがあります。それが気疲れです。気疲れというのは、複雑な人間関係など、一口で言えば、ストレスを受けた疲れとでも言えます。 

 この気疲れの解消法として、最も手っ取り早いのはアルコールです。気疲れの元凶ともいうべき大脳の新しい皮質(ひしつ)は、アルコールによってマヒします。そして本能の座ともいえる古い皮質(ひしつ)が露出されるようになって、気疲れは解消します。

 これと同じ原理で、リクレーションも、気疲れ解消を促します。が、ほんとうに気疲れを解消するためには、心の喜びを感じること、つまり、人間の創造の座である前頭葉(ぜんとうよう)を満足させることです。これは、目的を設定し、それをやりとげた心の喜びということになります。

 ということで、趣味、ボランティア、仕事など、何であってもよく、平常心で、自分がやりたいこと、また、やらざるをえないことに、自分なりにベストを尽くすことが大切なようです。 

(参考文献) 新村出編: 広辞苑(第四版)、岩波書店(1991); 樋口清之監修: 生活歳時記(第二版)、p.323 ストレスは動脈硬化のもと、p.525 気疲れ解消法、p. 655 過食と欲求不満、三宝出版(1994).

(参考資料) ○ ストレス(googleカスタム検索): http://www.naoru.com/sutoresu.htm

 脳の構造(gooヘルスケア): http://health.goo.ne.jp/medical/mame/karada/jin010.html

○ 大脳皮質(ウィキペディア): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%84%B3%E7%9A%AE%E8%B3%AA

(追加説明) ○ ハンス・セリエ(1907~1982、生理学者、カナダ)は、人間にストレス(嫌な心理的圧力)が加わると、脳下垂体、副腎などからホルモンが分泌されて、高血圧、糖尿病、消化管潰瘍(かいよう)、免疫力の低下など、からだ悪い結果をもたらすと警告しています。

 晩年、セリエ博士は、ストレスにもよい面があることに気づき、それをユーストレス(eu-stress、心の喜びを感じるよいストレス)と名付けました。(朝日新聞:101歳・私の証 あるがままゆく、日野原重明 どんなストレスもプラスにできる、2013年(平成25年)9月7日(土)朝刊より)

○ 過食と欲求不満 「急に太りはじめた人は心配ごとがある人である!」。これは米国の学者が言い始めたことです。ストレスが人間に強くふりかかると、だれでもストレス解消をしようとします。その手っ取り早い手近な方法の一つは、「食べる」ことであるという。

 そして、知らず知らずのうちに、「食べる」という本能に訴えてストレス解消をはかることになります。その結果、子どもでは肥満児となり、大人では食道楽により肥満体になるという。(生活歳時記より)

2013年5月18日 (土)

夢とは、この不思議な体験の正体は何なのだろうか、また、日常の生活とどういうかかわりがあるのだろうか?(2013.5.18)

 世界の誰もが毎晩のように見る(ゆめ)、この不思議な体験の正体は何なのだろうか、また、日常の生活とどういうかかわりがあるのだろうか? 20世紀のはじめ頃から、心理学と脳科学から諸説が唱えられています。

 20世紀前半には、ジークムント・フロイト(ドイツ、心理学者、Sigmund Freud、1856~1939)は、1900年、心理学精神分析より、は、無意識の世界に押し込められた欲望・欲求の表れだ、と唱えました。フロイトによると、無意識下の欲求は、性的な欲望など自分でも認めたくない内容を含む。そのため、では、道具や部屋などのモノや、空を飛ぶ、といった行為として象徴的にあらわされる。この対応関係を逆に読み解けば、無意識の欲求が分かるとされる。

 カール・ユング(スイス、Carl Gustav Jung、心理学者、1875~1961)は、は、無意識からのメッセージという理論を体系化しました。この流れをくむ分析は、今も精神分析心理療法の中で、広く用いられている。

 一方、20世紀後半になると、アラン・ホブソン(アメリカ、ハーバード大名誉教授、神経生理学者、J. Allan Hobson、1933~ )は、1960年代初め、神経動きを解き明かす、神経生理学の視点より、初めてを科学的に研究したという。その説によると、をよく見るレム睡眠逆説睡眠とも)のときには、脳の一番下にある脳幹から信号が出て、視覚などにかかわる脳の領域が活発に動き始める。

 睡眠中は外から情報が入らないため、脳は記憶の断片をつないでストーリーをつくる。それがである。脳内で注意や判断を担う領域は十分に働いていないので、つじつまの合わない物語になる。そのため、には読み解けるような意味はないという。

 1990年代後半、マーク・ソームズ(南アフリカ、ケープタウン大教授、神経心理学者、1948~ )は、事故で脳に傷を負った患者を調べるうちに、ホブソンが夢のスイッチと考えた脳幹の一部が損傷しても、を見続ける患者がいることに気づいた。逆に、脳の前部にある欲求にかかわる領域が損なわれると、を見なくなることも発見した。

 このことより、何かしたいという欲求が先にあり、それが、脳に蓄えられた情報を使って表現されたのがだと考えた。つまり、は欲求の現れで、フロイト説は誤りではない、となる。

 ジョリオ・トノーニ(アメリカ、ウイスコンシン大教授、神経科学者、1951~ )によると、ホブソン説は、夢を何かの刺激に反応する知覚に近い働きととらえている。一方、ソームズ説の欲求の現れとしてのは、目をつぶって何かを思い描くような働き、つまり想像に近いという。そして、これほど身近な意識状態であるについて、我々はまだあまりに無知、とのことです。

(参考文献) 朝日新聞: 夢に魅せられて、夢とは何か、心理学と脳科学、The Asahi Shinbun GLOBE 8/5 Sun.-8/18 Sat.(2012).

(追加説明)○ レム(REM)睡眠逆説睡眠とも)とは、目玉の激しい動きは、急速眼球運動(Rapid Eye Movements)と呼ばれ、誰もが毎晩経験している。この時の睡眠を、頭文字をとってレム(REM)睡眠と呼ぶ。

 夢(ゆめ)とは、広辞苑によると、① 睡眠中にもつ非現実的な錯覚または幻覚。多く視覚的な性質を帯びるが、聴覚、味覚、運動感覚に関係するものもある。② はかない、頼みがたいもののたとえ。夢幻。③ 空想的な願望。心のまよい。迷夢。④ 将来実現したい願い。理想。(新村出編: 広辞苑(第四版)、岩波書店(1991)より)

○ 明晰夢(めいせきむ)とは、夢を見ていると気づきながら、目覚めないで見続ける夢のことです。人間の意識を理解するうえで一つのカギになると見られています。

○ という言葉は、希望や目標といった肯定的な意味で使われることもあります。しかし、寝ているときに実際に見ている夢には、楽しいことより、言葉や暴力による悲しみや怒りなど、嫌な体験に近いものが多いという。

 ふだん見ている夢の大半は、父母、兄弟、親友、趣味など、身近なエピソードで作られていて、目が覚めているときの意識とつながりを持ったものだという。また、大人になってから見る夢は、同じテーマが繰り返されるのが特徴で、道が分からなくなったり、試験に遅れたりするという。

(追加説明)

 ユングは、リピドー(人間の性本能の基底となるエネルギー)を生命のエネルギーとし、その進化を妨害する環境中で、多くの障害物との葛藤を解決しつつ、人格が発達し、形成される、としました。

 それは、口唇期(こうしんき、生後1歳半ぐらいまでの小児性欲で、乳首を吸うなどの口唇による快感)、肛門期(小児性欲で、肛門の刺激に快感を持つ)、男根期(小児性欲で、性器で性感を覚えるが、まだ性の対象を覚えるに至らない)、潜在期(学童期、小児性欲が一時影を潜め、子供の関心は知的方向に向かう)、性器期(思春期以降、性欲が自分以外の対象に向かう)などの段階的展開を、性器的性格の成長と考えました。

 アドラーは、初めはフロイト派に属したが、その性を重視する学説に反対し、優越欲求(権力意思)を人間活動の中心とし、これと無力感、劣等感との抗争の場が、自我(エゴ、人格全体を統合し、現実外界に適応した思考と行動をつかさどるもの)である、と主張しました。彼の学説は、個人心理学、と称されています。

2013年5月 9日 (木)

睡眠、人間の眠りは2時間単位、浅い眠り(2~3分)、中ぐらいの眠り(30~50分)、深い眠り(30~50分)、逆説睡眠(20~30分)の繰り返し、夢多き人生、とは(2013.5.9)

 人間にとって、最も大切な生活のパターン睡眠で、生体エネルギーの蓄積疲労回復というバッテリーに充電する作用と考えられます。ふつうの人間は、なんとしても一日7時間ほど睡眠をとりたいものです。

 人間の眠りは、2時間単位として行われています。この2時間は、浅い眠り(2~3分)、中ぐらいの眠り(30~50分)、深い眠り(30~50分)、逆説睡眠(ぎゃくせつすいみん、レム睡眠とも、20~30分)という4つの部分からなっていて、8時間眠るとすると、この繰り返し4回行われます。が、2回目以降は、浅い眠りは省略され、また、人によって、この時間は多少ちがうという。

 浅い眠りというのは、就寝直前に本を読んでいて、活字を追っているのは分かるのですが、頭の中では別のことが浮かんでいる、という状態のことです。やがて2分ぐらいの間に、静かに眠りにはいります。

 中ぐらいの眠りは、ちょっとした物音でも目がさめます。ものの気配のようなものでも、目ざめることさえあります。

 ところが、深い眠りにはいると、少しぐらいのことでは目がさめません。鼻をつまれても分からないのは、この眠りの状態です。

 眠りは大別して、眠っている状態と、からだ眠っている状態に分けられます。浅い眠り、中ぐらいの眠り、深い眠りの3つは、眠っている状態、と考えられています。

 4つめの逆説睡眠は、脳は起きているが、脳の中のからだを支配している部分は眠っているものと考えられています。この状態にはいると、外から見ても分かり、まず、目玉がキョロキョロと動き、寝言をいい、歯ギシリをし、それにを見ます。さらに、筋肉の緊張がゆるんでダラリとなります。

 また、内臓も乱れ、心臓や呼吸が乱れ、血圧は20~30ミリも下がります。尿の出方も少なくなり、血管が拡張します。からだの中のリズムが変わってしまうわけで、からだが眠っている状態、とも考えられます。 逆説睡眠が終わって、次の睡眠状態(中ぐらいの眠り)にはいると、急に血圧が50ミリ近くも上がります。

 目がさめたとき、すぐ活動できるぐらいパッチリ目がさめる場合と、眠くて眠くて、やっと片目をあけて目ざめるという両方の経験をだれでも持っています。このパッチリと目ざめるのは、逆説睡眠状態のときで、それ以外の眠りの状態では、目ざめは眠いものです。

 ところで、夢逆説睡眠状態のときに見るものですが、8時間眠ると、逆説睡眠状態が4回やってきます。したがって、一晩4回見ているわけですがただ覚えているのは最後逆説睡眠状態のときに見た夢だけあとの3回の夢は覚えていないようです。

 ともあれ、人生80年とすると、人間23年間眠っている時間です。そして、約7年間夢を見る逆説睡眠時間です。まさに、夢多き人生、と言えそうです。

(参考文献) 樋口清之(監修): 生活歳時記(第2版)、p.77 睡眠ー睡眠・その1、p.265 四つの眠りー睡眠・その2、p.481 逆説睡眠ー睡眠・その3、p.741 夢ー睡眠・その4、三宝出版(1994).

(参考資料) 睡眠(すいみん、ウィキペディア): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9D%A1%E7%9C%A0#.E4.BA.BA.E9.96.93.E3.81.AE.E7.9D.A1.E7.9C.A0

2011年8月13日 (土)

夏の季節、2011年8月13日、わが家(桜田、金沢)近くを散策中に目にした花木(かぼく)、ムクゲ(木槿)、ナツツバキ(夏椿)、アジサイ(紫陽花)、ヤマボウシ(山法師)、とは

   (はな)とは、広辞苑によれば、「高等植物の有性生殖にかかわる器官の総体。その各要素は葉の変形である花葉(かよう)と、茎の変形である花軸(かじく)という、花が穂状(すいじょう、穂のような形)につく時、穂の中軸をなして花梗(かこう、複数の花をつける共通の柄)をつける枝から成る。

 

 花被(かひ、葉の変形で花を保護する)は、萼(がく)と花冠(かかん)の総称、形と色とも多様で、合弁花(ごうべんか)と離弁花(りべんか)があり、全く花被(かひ)を欠く裸花(らか)もある。 雄蕊(おしべ)、雌蕊(めしべ)のそろった花を両性花、いずれか一方を欠くものを単性花という」、とあります。

 

 花の色は、ふつう可視光線(かしこうせん)の一部を(選択)吸収して残りを反射または透過するため生じます。可視光線は、波長が約3800~8100Å(オングストローム、10のマイナス10乗メートル、100億分の1 メートル)の単波長の光は順に紫、青、緑、黄、赤などの色(スペクトル色)を呈し、現実の光(白色光)は種々の波長の光を含み、物体に吸収された残りの光の混合の割合で目に見える色、余色(よしょく、補色とも)が決まります。例えば、赤い花は、青の光を吸収し、残りの光が目に赤く見えることになります。

 

 夏の季節、2011年8月、わが家(桜田、金沢)近くを散策中、目につき、印象に残った花木(かぼく、美しい花の咲く木)を、デジカメで写真撮影し、改めてそれら花樹(かじゅ)の特徴について調べて見ました。

 

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ムクゲ (木槿、アオイ科、別名ハチス、キハチス、耐寒性落葉低木、3~4m、示野町、金沢) 花期は7~9月、近縁種はスイフヨウ(酔芙蓉)、朝開き、夕方にしぼむ1日花で「槿花(きんか)1日の栄」と、栄華のはかなさがムクゲの花でたとえられています。

 

 

 

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ナツツバキ夏椿、ツバキ科、別名シャラノキ、耐寒性落葉高木、8~15m、桜田町、金沢) 花期は6~7月、近縁種はヒメシャラ(姫沙羅)、朝開いて夕方には落ちる一日花です。自然樹形が美しく、シンボルツリー(庭の一番目立つ所に植えられた木)などによく利用されています。

 

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アジサイ (紫陽花、ユキノシタ科、別名シチヘンゲ(七変化)、耐寒性落葉低木、1.5~2m、出雲町、金沢) 花期は6~7月、近縁種はカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)、 これはガクアジサイですが、一般にはこの花序全体が装飾花に変化した園芸種で、小花が固まって手まり状に咲く品種群をアジサイと呼んでいます。

 

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ヤマボウシ山法師、ミズキ科、別名ヤマグワ(山桑)、耐寒性落葉高木、5~10m、桜田町、金沢) 花期は5~6月、近縁種はハナミズキ(花水木、別名アメリカ山法師)、丸いつぼみを法師の坊主頭に、花びらのような白い総ほう片を頭巾(ずきん)に見立ててヤマボウシと呼んでいます。 

 

 私は、一日花であるムクゲとナツツバキの花が木の根元に落ち散り、次から次へとつぼみをつけて花開く姿を目にし、花の諺、花は根に鳥は故巣(ふるす)、「木に咲いた花は根もとに落ち散ってそのこやしとなり、空を飛ぶ鳥は巣にかえる。物はみなその本に帰るたとえ」を実感しました。

 

 また、韓国の国花は、ムクゲ(無窮花、木槿とも)です。散っては咲き、また散っては咲く生命力の強さを、韓国人の歴史と性格にたとえることが多いという。 

 

(参考文献) 下中邦彦編: 小百科事典、平凡社(1973); 新村出編: 広辞苑(第四版)、岩波書店(1991); 主婦の友社編: 花木&庭木図鑑200,主婦の友社(2009).

 

(追加説明) ○ 京都の四季を楽しむ庭、法然院(左京)、宝鏡寺(上京)、西行庵(東山)などでは、に咲く花木には、キョウチクトウ、ノウゼンカズラ、また、に咲く草花にはミヤマヨメナ、に咲く草花には、キキョウ、ナデシコ、リンドウ、秋/冬に咲く草花には、スイセン、ホトトギス、ツワブキ、ミズヒキ、シュウメイギクなどが見られるという。 宝鏡寺庭園(京都観光、京都): http://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=7000087

 

京都庭園の四季(春夏秋冬、京都社寺庭園の季節の花と紅葉情報、京都観光情報、京都): http://www.new-kyoto.com/. 京都府立植物園(植物園花ごよみ、半木町、下鴨、左京区、京都): http://www.pref.kyoto.jp/plant/11900008.html. 

 

○ はその美しさの背後に、地球上に誕生してからの約1億3000万年の長い歴史がある。現在の地球上にある野生の花の数、言葉を換えれば、花という生殖器官を持つ植物、つまり顕花植物(けんかしょくぶつ)の数は知られているだけで25万種といわれている。

 

 花は基本的に、その色、形、開花の時期など、すべてが異なっている。 野生の花のほとんどすべては、それぞれの環境にもっとも適応し、生き延びてきた結果の姿なのだ。花の色は、おおまかには、白、黄、赤、青、紫、黒、そして緑に分けている。

 

 花の色の主要色素は、アントシアニンフラボノイドと呼ばれる物質の仲間で、赤から紫、青色、黒色を発現し、500種以上)とカロテノイド(黄色を発現し、600種ほど)である。また、花の緑の色素にはクロロフィル、多くの白い花には、フラボノイドの仲間の色素が含まれている。(岩村司: 花はふしぎ、講談社(2008)、より)

 

 

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