カテゴリー「● 農林水産(穀物、野菜、果物、酪農、養殖、食品、花粉症、農地改革)」の25件の記事

2015年9月11日 (金)

実りの季節、、コシヒカリ、県庁近く、たわわに実った稲穂、実るほど頭を垂れる稲穂かな! とは(2015.9. 11)

 実りの季節となってきました。今日(9月11日)金沢は、午前中は雨でしたが、午後から晴となり、県庁近くを散策中、たわわに実った稲穂が目につき、携帯電話(F-09B)のデジカメに収めました。 

 稲穂は、こしひかり(正式名はコシヒカリ、もと福井県で誕生した米)で、この種は、水稲の粳(うるち、炊いたとき、もち米のような粘りけをもたない、普通の米)の育成品種で、収穫が多くて適応性が広く、味もよいことで歓迎され、おもに北陸から関東以西に広く普及しています。
  現在、作付け日本一はコシヒカリですが、ササニシキ、日本晴、あきたこまち、ひとめぼれなども人気が高い品種です。水稲の品種開発、2008年(平成20)年3月(農林水産省): http://www.komenet.jp/

 昔からの格言、実るほど頭を垂れる(頭の下がる、とも)稲穂かな! 学識や徳行が深まると、その人柄や態度が謙虚になることにたとえる。(広辞苑)

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コシヒカリ(もと福井県で誕生した米、越の国の光の意、鞍月、金沢、石川、2015年9月11日)
(参考資料)
  〇 イネ(稲)にまつわる歴史伝承、イネの起源、分類と品種、米の栄養成分、イネの生育と栽培、病虫害、収穫、米の生産と流通、とは(2011.6.17): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/184.html

2014年6月27日 (金)

街中の農作物(6月25日)、街中の田畑で見られた、ジャガイモ、ナス、キュウリ、トマト、トウモロコシ、水稲のコシヒカリ、とは(2014.6.25)

 最近、近くの街中の歩道を散策中、田畑で生育している、ジャガイモ、ナス、キュウリ、トマト、トウモロコシ、水稲のコシヒカリ(ウルチ米)など、街中で久しぶりに目にした農作物に、しばし、見とれていました。

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ジャガイモ(ナス科、ジャガタライモとも、1年生の作物、南米のアンデス高地原産)

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ナス(ナス科、ナスビとも、1年草の野菜、インド原産)

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キュウリ(ウリ科、つる性草本、1年生の果菜、インド原産)

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トマト(ナス科、1年生の果菜、南アメリカのアンデス高地原産)

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トウモロコシ(イネ科、1年生の作物、インディアン・コーンとも、中南米の原産)

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ネギ(ユリ科、ネブカとも、1年生または2年生の葉菜、中央アジア原産)

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○ コシヒカリ(イネ科、水稲のウルチ米、北陸から関東以西に広く分布)

(参考文献) 新村出編: 広辞苑〈第4版)、岩波書店(1991).

(追加説明) キュウリは、現在、スーパーなどで売られているほとんどが、カボチャの株に接ぎ木して作られたものという。

 これは、病気に強く、収量も多いほか、皮が厚く、長距離の輸送にも向くということから、30年ほど前から広く栽培されるようになりました。 北陸中日新聞: 竹上順子、自根キュウリ(群馬県高崎市)、接ぎ木せず、味にも自信、2014年9月13日(土)朝刊.

2014年5月 6日 (火)

立夏、トマトが害虫から身を守る仕組み、トマト(ナス科)が互いに香りで害虫の危機を伝え、体内で毒を合成して助け合っている、とは(2014.5.6)

 昨日、5月5日は、祝日、子供の日、また、24節気の立夏で、夏の始め、夏に入る日でした。この日から立秋(8月7日)までを、中国の暦では、夏としました。

 トマト(ナス科、原産は南アメリカ、ペルー、エクアドルなどアンデス高地)は、夏の季語ですが、冷涼で強い日差しを好み、高温多湿を嫌う性質から、春から初夏と秋から初冬のトマトが美味とされています。

 最近、トマトは害虫に食べられた仲間が発する香りの成分を取り込み、自分の体内で害虫を減らす毒に作りかえる、という巧妙な仕組みで、トマトが危険から身を守っていることが、京都大学と山口大学のチームにより、解明されました。

 その研究の詳細は、2014年(平成26年)4月29日、米国科学アカデミー紀要の電子版に発表されました。 これは、植物の抵抗力を生かした新タイプの農薬の開発につながる可能性がある、という

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トマト(ナス科)が害虫から身を守る仕組み(朝日新聞: 阿部彰芳、2014年(平成26年)4月29日、朝刊)

(解説) 植物が食害にあうと、そのまわりの株が害虫への抵抗力を増す現象は、いくつかの種で報告があります。が、その理由はよく分かっていませんでした。

 京都大学の高林純示教授(化学生態学)らは、害虫として知られるガの幼虫にトマトの葉を食べさせ、周りの株にどんな変化が起きているかを調べました。

 その結果、トマトの体内で、葉の細胞が壊れた時、放出される香り成分に糖がくっついた物質だけが増え、この物質は、幼虫の生存率を2割以上に下げる働きがある毒であることが分かりました。また、毒の原料になる香り成分は、外部から取り込み、体内で糖をつけていることも突き止めました。

 この香り成分は、草刈りの時にも発生される、匂(にお)いの成分で、イネやナス、キュウリなどでも同じ防御の仕組みがある、と考えられています。

参考文献) 〇 朝日新聞: 阿部彰芳トマト 香りで助け合い、害虫の危機伝え、毒を合成、2014年(平成26年)4月29日、朝刊.

〇 論文(Koichi Sugimoto他、14名): Intake and transformation to a glycoside of (Z)-3-hexenol from infested neighbors reveals a mode of plant odor reception and defense : http://www.pnas.org/content/early/2014/04/23/1320660111.abstract

(参考資料) 〇 二十四節気(にじゅうしせっき)、1年間の季節を表す言葉(太陽の通り道を基準とする、太陽暦!)、農耕(種まきから収穫まで、農作業の目安!)に活用、とは(2012.6.23): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-d179.html

〇 地方特産の野菜、加賀野菜(かがやさい、15品目)、京野菜(きょうやさい、43品目)、地産地消(ちさんちしょう)、野菜栽培カレンダー、とは(2012.3.22):http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/238.html

2013年7月12日 (金)

微生物の利用、微生物と呼ばれるもの、細菌・酵母・カビなどによる発酵食品、医薬品などの生産、微生物電池、水素づくりへの応用、とは(2013.7.12)

 私たちの周りには、肉眼ではほとんど見えない小さな生物がたくさんいます。それらはまとめて微生物(びせいぶつ)と呼ばれています。

 微生物には、細胞DNA(デオキシリボ核酸)の特徴により、細菌(バクテリア、乳酸菌、納豆菌、ブドウ球菌、大腸菌、放線菌、コレラ菌、ペスト菌など)、古細菌(アーキア、高度好熱菌、高度好塩菌、メタン生成菌など)、真菌(カビ、酵母、キノコなど)、原生生物(ゾウリムシ、粘菌、アメーバ、ミドリムシ、藻類など)に分けられています。

 細菌は、1マイクロメートル(1000分の1ミリ)の前後で、球状、棒状、らせん状などの形をしています。 カビ(黴)は綿毛のような胞子が菌糸という糸状の構造の上についた形となっています。 酵母菌(イースト菌)は特徴の少ない円か楕円の形をしています。

○ 微生物の利用

1.発酵食品の生産

  発酵は、人間にとって、微生物を利用して有用物質を生産する手段ですが、微生物には、有機物を分解してエネルギーを得る手段となっています。

 微生物が有機物を分解するとき、人の役に立つときには発酵、有害なときには腐敗と呼んでいます。みそ、しょう油、清酒、ビール、ワイン(ブドウ酒)、パン、チーズなどの発酵食品(はっこうしょくひん)は、微生物の細菌・酵母・カビなどの力を利用したものです。

 日本発酵食品には、カビと細菌類、カビと酵母菌、あるいはそれら3種類の微生物の組み合わせを利用したものが多い。 

 酵母で酒(エタノール)をつくり、発生したガス(二酸化炭素)でパンを膨らませ、乳酸菌でヨーグルトやぬか漬け、キムチをつくり、納豆菌で納豆をつくっています。みそやしょうゆにはコウジカビを使い、多種多様のチーズもさまざまなカビの働きによるものです。というわけで、微生物の存在を知らなかった大昔から、人類は発酵の効用を経験的に知っていました。

 また、カビは、食品の腐敗や、ヌメリや悪臭の発生など有害な面もありますが、枯れた植物や動物の死骸などを分解するなど、自然界の掃除(汚染の浄化)の働きもしています。

2.医薬品の生産

 人に有用な医薬品は、土にいる微生物が有機物を分解する際に出す酵素をもとに開発されてきました。例えば、カビが出す物質から、抗生物質(ペニシリン、セファロスポリンなど)、高脂血症薬(プラバスタチン)、免疫抑制剤(サイクロスポリン)などの医薬品がつくられました。 また、アフリカや中南米の河川盲目症治療薬(イベルメクチン、メクチザン)が米メルクと大村智さん(77歳)チームの共同研究で開発されています。伊豆半島で見つけた放線菌(細菌)が特効薬の元だという。

 カビ酵母、キノコなどの真菌で、実態が分かっているのは約10万種で、地上には、まだ140万種に近い未知な真菌がいると言われています。青カビから抗生物質のペニシリンができたように、有用なものが自然界に潜んでいるかもしれません。

 昨年11月下旬、南シナ海に浮かぶベトナムのコンダオ島で、日本とベトナムの菌ハンターたちがジャングルに分け入り、医薬品や健康食品の開発に役立つ新種の微生物を探しています。

 なお、私たちの腸内には500種類以上、約100兆個の細菌がいて、重さは計1~1.5キロで、病原菌の侵入を防いだり、免疫力を高めたりしています。

 1993年(平成5年)に生物多様性条約が発効し、「動植物や微生物の権利は、それらが生息する国(資源国)にある」との考え方が広まりました。今では、新種を見つけても、資源国への利益配分を考慮する必要があり、それを資源国の外に無断で持ち出して利用することが許されない時代になっています。

3.微生物電池、水素づくりへの応用

 スプーン1杯の土には数十億の細菌がいて、有機物を分解する際に電子を放出するものもいます。その電子を電極に取り込んで電気を起こし、携帯電話を充電したり、LEDライトをともせるようになっています。(米国、ハーバード大学医学部アビバ・アイデンの研究チーム)

 微生物電池による汚水処理装置の開発において、発電菌に工場排水を浄化させ、同時に電気を取り出して、ポンプの稼働や施設内の照明、計器などの電力をまかなう研究が進められています。(日本、東京大学・東京薬科大学・パナソニック・積水化学の研究チ-ム)

 また、食品や農業の廃棄物微生物に分解させて水素をつくるという研究が日本や欧米で進んでいます。 最近では、広島県内の下水処理場の汚泥の中から水素をつくるPEH8菌を発見し、有害なメタン生成菌と乳酸菌をホップを使って取り除き、効率的に水素を生産する研究が進められています。(日本、サッポロビール、三谷優研究チーム)

 ところで、青い地球が生まれたのも微生物の力だという。25億年ほど前、酸素のほとんどなかった地球に、光合成をする微生物が現れ、大気中の酸素が増えていきました。この微生物が、植物の葉緑体の元になったとされています。ということで、微生物を知ることは、生命の起源と進化に迫ることにもなります。

(参考文献) 日本化学会編: 化学ってそういうこと! 夢が広がる分子の世界、p.64~65、発酵と腐ることはどう違うの?化学同人(2003); 太田次郎 山崎和夫編: 理科総合A(改訂版)、物質とエネルギー、p.88~89、微生物の利用、啓林館(2006); The Asahi Shimbun Globe: G-1菌のちから、G-2ケータイを充電する土の電池、G-3ビール会社ならではの知恵、G-4菌ハンターたちの宝探し、G-5台頭する資源ナショナリズム、G-6被災地の文書をカビから救え、G-7菌大国・日本の財産、2013年(平成25年)2月17日(日); 朝日新聞: 科学 熱帯救った日本の菌、大村智さんの発見 抗寄生虫薬に 毎年4万人の失明を防ぐ薬を生んだ男、2013年(平成25年)6月24日(月)朝刊.

(参考資料) ○ 乳酸菌(にゅうさんきん)、乳酸菌の働きによって作られている食品(ヨーグルト、チーズ、乳酸飲料、漬物、醤油、味噌など)、ポリ乳酸(プラスチックの素材)、とは(2012.7.27)http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/264.html.

○ 数字(大数、小数)と図形(黄金比、白銀比)にまつわる歴史実話、東洋、西洋の思考、感性の違い、とは(2009.9.5): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/28.html

2013年3月26日 (火)

TPP(環太平洋連携協定)、国内で比較的高い関税で保護されている農産物(コメ、乳製品、砂糖、大麦、小麦、牛肉)、とは(2013.3.26)

 TPPTrans-Pacific Partnership, 環太平洋連携協定)は、シンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイの4ヵ国が参加する自由貿易協定で、2006年(平成18年)5月に発効しました。その後、2009年(平成21年)11月14日、米国バラク・オバマ大統領参加表明し注目されました。

 現在、TPP交渉参加11ヵ国米国、シンガポール、ブルネイ、マレーシア、ベトナム、ペルー、チリ、オーストラリア、ニュージーランド、のちカナダ、メキシコ)は、日本の輸出入の約4分の1を越える巨大な経済圏となっています。

  安倍晋三首相は、日米首脳会談の結果を踏まえ、2013年(平成25年)3月15日、日本のTTPへの交渉参加表明しました。が、農業関係者は、関税撤廃により農産物が大きな打撃を受けるとして、強く反対しています。

 関税率生産額主な産地は、2009年(平成21年)時点で高い順に、コメ(778%、1兆7950億円、新潟、北海道、東北、北陸)、バター(360%、酪農、6623億円、北海道、北関東)、砂糖(328%、839億円、北海道、沖縄、鹿児島)、大麦(256%、169億円、北関東、北九州)、小麦(252%、585億円、北海道、北関東、北九州)、脱脂粉乳(218%、酪農、6623億円、北海道、北関東)、牛肉(38.5%、4406億円、北海道、鹿児島、宮崎など南九州、東北)となっていて、生産額は3兆円を超えていますが、関税撤廃で輸入品に押され、値段も下がり、生産額が数千億円以上減るのは避けられないという。

 ところで、関税が撤廃、削減された場合、以下のようなメリット、デメリットが予想されています。

○ コメ: 日本ではコメが年間800万トンほど売られ、この他に政府が主食用の輸入米を約10万トン仕入れて業者に売っています。関税がなくなれば、日本市場でコメが安く売れるので、米国、オーストラリア、ベトナムなどが生産態勢を整え、輸出を増やし、200万から400万トンが輸入米に置き換わるとの見方もあります。また、安い輸入米が広がれば、国内産のコメの値段も下がる可能性も高いという。2009年(平成21年)頃のコメの価格は、国産米は250円/キロに対し米国産は150円/キロほどでした。

○ 乳製品(バター、脱脂粉乳): 生乳以外は、ニュージーランド産などの安い乳製品が入ってくると、北海道など酪農は存亡の危機に立たされる恐れもあるという。

○ 砂糖 特に砂糖は見た目も味も輸入品と差がなく、外国産品にすべて置き換わる可能性が高いという。現在、砂糖の7割強は北海道のテンサイ、3割弱は沖縄、鹿児島県のサトウキビが原料です。砂糖は米国でも聖域で、サトウキビが原料ですが、現行法では国内消費量の85%程度(約9500億円)は国内で生産されるべきだと規定されています。

○ 小麦: 国産100%を銘打つもの以外、多くが外国産品に置き換わるという。

○ 牛肉: 米国、オーストラリア産がスーパーの店頭価格で5~10%値下がるという。

○ 葉物野菜: 鮮度と安さを売りに、国産野菜が生き残る可能性が高い。施設野菜農家とコメ農家とは事情が違い、生野菜はコメと比べて外国からの運搬には不向きで、輸入品と競合しにくく、新鮮さや味で差別化が図りやすいという。

○ : TPP交渉参加国からの輸入実績はほとんどなく、国産が強みを発揮するという。

 TPPは、これまでに15回ほど会合があり、関税や投資などをめぐる議論は遅れている模様で、年内の妥結は難しいとの見方もあります。

 日本が交渉に入るには、先行する参加国による承認が必要で、現在、シンガポールなど6ヵ国から承認を得ましたが、米国とオーストラリア、ニュージーランドからはまだで、4月下旬のTPP閣僚級会合で初めて、日本参加が正式に話し合われるという。

 日本の環太平洋連携協定(TPP)への交渉参加は、2013年(平成25年)4月20日、正式に決まりました。インドネシアで同日まで開かれたTPP閣僚会合で、米国やカナダなど交渉参加11ヵ国が日本の交渉入りで合意しました。

 今後、90日間かかる米国の議会承認手続きが終われば、7月下旬に開かれる見通しのTPP交渉会合から日本が初めて合流できることになりました。

(参考文献) 北陸中日新聞: 国際的な自由貿易協定、TPPを考える、関税撤廃が原則、迫られる農業開国、サンデー版+テレビ、2011年(平成23年)4月10日(日)朝刊、「TPP」Q&A、成長戦略に生かす狙い、2013年(平成25年)2月24日(日)朝刊、チェックTPP、Q&A、農業関税撤廃なら、酪農、砂糖輸入に完敗、3月21日(木)朝刊、TPP交渉、日本の7月参加は困難、3月26日(火)夕刊; 朝日新聞:アベノミクスって、なに? TPP編、どんなデメリットがあるのか? 2013年(平成25年)2月22日(金)朝刊.

(参考資料) 農業(農産物貿易)、世界の穀倉地帯(米、小麦、トウモロコシ)、世界の農産物の輸出入、日本の主な農産物の輸入相手国、日本の高関税率(%)の農産物と主な産地、とは(本浄高治編): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/244.html.

2012年6月13日 (水)

植物の根(皮層の細胞間隙、通気組織!)、オオムギ〈大麦)、イネ〈水稲)、ススキ〈薄)、クマザサ(熊笹)、クズ(葛)、イタドリ(虎杖)の根の構造、とは(2012.6.13)

   は、普通地下にあり、維管束(いかんそく、導管、どうかん、師管、しかん)、内皮(ないひ)、皮層(ひそう)、表皮(ひょうひ)、根毛(こんもう)、さらにこれらに繊維組織のような細胞壁(さいぼうへき)の丈夫な組織が加わり植物体を支えています。

 また、植物は導管(どうかん、木部とも)から水やそれに含まれる養分(無機塩類など)を吸収し、これを茎、葉の方へ送り、さらに葉で光合成によって作られた養分(でん粉、脂肪、タンパク質など)を師管(しかん)を通じて、各組織にふるい分けて運んでいます。

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オオムギ〈大麦)とイネ〈水稲)の根の構造(横断面、模式図) イネ〈稲)とムギ〈麦)の根の構造比較(横断面、模式図、佐賀県農業試験研究センター、佐賀)http://www.pref.saga.lg.jp/web/at-contents/shigoto/nogyo/kenkyu/ai/saibai/mugi/saibai.html

(解説)  イネ〈稲)は成長するにつれ、根の皮層細胞を構成する細胞と細胞との間に細胞間隙(さいぼうかんげき、通気組織!)が目立つようになります。これは、水草、蓮根と同じように、水中で根に空中の酸素を取り入れるため(呼吸作用!通気組織を発達させたものです。ムギ〈麦)の細胞間隙の発達は見られません。

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イネ〈水稲)、ススキ〈薄)、クマザサ(熊笹)の根の構造(横断面、顕微鏡写真、50~500倍)

〈解説) イネ〈水稲)、ススキ〈薄)、クマザサ(熊笹)は、いずれもイネ科の植物ですが、それら根の皮層細胞には、クマザサ<ススキ<イネの順に、大きな細胞間隙(通気組織!)ができているのが見られました。なかでも、イネとススキの根の構造がよく似ているのには驚きました。

 なお、イネの苗を植えた直後のころは、根にまったく細胞間隙がなく、非常にきれいな放射線状の形でしたが、大きく成長するにつれ、根の細胞間隙が現れ、次第に増大するようになったのが印象に残りました。

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ヘビノネゴザ(蛇の寝茣蓙)、イタドリ(虎杖)、クズ〈葛)の根の構造(横断面、顕微鏡写真、50~500倍)

〈解説) シダ植物のヘビノネゴザ(蛇の寝茣蓙、オシダ科)、イタドリ(虎杖、タデ科)、クズ〈葛、マメ科)の根の皮層細胞には、細胞間隙〈通気組織!)がはっきりと確認できませんでした。 また、シダ植物のヘビノネゴザの一つ一つの細胞の形が安定な正6角形状であることが印象に残りました。

 ところで、はしなやかですが、はしっかりしています。これは、草も木も細胞壁(さいぼうへき)を持ち、その成分はセルロースという細い繊維質とヘミセルロースリグニンという無定形の物質(マトリックス)とからできているためです。特に、にはリグニンが多く、木質部(もくしつぶ、細胞壁を固化して年輪を形成二酸化炭素の固定!)ができるのでかたいです。

 私は、1986年(昭和61年)6月頃、金沢城内キャンパスの金沢大学理学部に勤務していましたが、第10回金沢大学教職員組合余技展(金沢市立図書館附属展示ホール)が開催され、ススキ、ササ、シダ(ヘビノネゴザ)、スギナ、イタドリなどの植物の根(横断面)の大きな顕微鏡写真を、植物のミクロの世界Root Design)として出品したことがあります。恒例の余技展が、広く一般市民の方にも親しまれることを願ったことを覚えています。

〈参考文献) 岩瀬徹、大野啓二: 写真で見る 植物用語、全国農村教育協会(2004).

(追加説明)

〇 セルロースナノファイバー(CNF)

 セルロースナノファイバーは、植物の細胞壁を構成するセルロースを細かくした繊維です。太さは約10ナノメートル(ナノは10億分の一)で、パルプをほぐして作られます。プラスチックやゴムに混ぜると強度が上がり、熱による伸び縮みも小さくなります。2004年頃から研究が本格化し、米国や中国、北欧も開発に注力しています。

 この軽くて丈夫な新素材の原料は、竹や木ですが、日本では、竹紙を作っていた製紙会社が、その生産を本格化させ、より有効に使えないかと、竹CNFの研究に取り組んでいます。竹以外のCNFでは、日本製紙は消臭効果を高めた大人用紙おむつ、三菱鉛筆はインクにCNFを混ぜてかすれにくく乾きやすいボールペンを開発しています。

 特に、竹については、放置された竹林による被害が深刻化しており、対策に悩む自治体も新たな活用法に期待を寄せています。というのは、放置竹林による被害は、特に関東以南で拡大しています。例えば、京都ではスギやヒノキが枯れる被害が発生、また、香川では台風時に土砂災害が起きています。(朝日新聞、2017年(平成29年)1月4日(水)朝刊より)

2012年4月26日 (木)

農業(農産物貿易)、世界の穀倉地帯(米、小麦、トウモロコシ)、世界の農産物の輸出入、日本の主な農産物の輸入相手国、日本の高関税率(%)の農産物と主な産地、とは(2012.4.26)

  日本世界一農産物の輸入国で、主要国の中でも自給率最低といわれています。 そこで、世界の穀倉地帯、世界の農産物貿易、日本の主な農産物輸入相手国、日本の高関税率(%)の農産物と主な産地などについて改めて調べてみました。

○ 世界の穀倉地帯(米、小麦、トウモロコシ)  

 世界穀倉地帯は、は多雨地域(熱帯、温帯、亜寒帯など)に広く分布し、小麦トウモロコシは比較的少雨地域(温帯、亜寒帯など)に分布しています。 日本では、小麦やトウモロコシなどを輸入に依存しているため、。穀倉地帯は、米どころとも言われています。

 日本の都道府県別の米の収穫量は、新潟県、北海道、秋田県、福島県、山形県、宮城県、茨城県、栃木県、千葉県、岩手県、青森県など、北日本の地域が上位にあり、雪解け水からもたらされる豊富な農業用水や夏季のフェーン現象などによる高温が高い収量を支えています。 穀倉地帯(ウィキペディア): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%80%E5%80%89%E5%9C%B0%E5%B8%AF. 

日本のお米の生産量(食材栄養事典): http://nutritional.jp/rice.cfm

 世界の農産物の輸出入額

主要国の農産物の輸出入額(2007年(平成19年)、農林水産省、google画像)

 日本世界最大農産物輸入国です。農産物をもっぱら輸入している国は、日本、韓国などですが、日本は純輸入額(輸入超過額)が最も大きい点で目立っています。 

○ 日本の主な農産物の輸入相手国

 

日本の主な農産物の輸出乳相手国(2008年(平成20年)、農林水産省:http://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h21_h/summary/p1_c1_01.html、google画像

 日本農産物輸入は、米国、EU(ヨーロッパ地域)、中国、豪州(オーストラリア)、カナダなど、上位5位の国・地域で7割を占めており、トウモロコシでは米国9割を超えるなど、特定国に依存した構造となっています。

 中国からの農産物輸入は、食品の残留農薬に関するポジティブリスト制が導入された2006年(平成18年)以降、野菜の輸入量が減少し、また、輸入食品による薬物中毒事案もあり、2008年(平成20年)に農産物輸入額も減少に転じ、前年比で2割減となっています。

 日本の高関税率(%)の農産物と主な産地

 日本の主な高関税率(%)農作物は、コンニャク 1706%、 778%、ラッカセイ(落花生) 593%、アズキ(小豆) 403%、オオムギ(大麦  256%、コムギ(小麦) 252%など、となっています。

 日本の主な高関税率(%)農産物(就農LOG): http://syunoulog.jp/2010/11/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E8%BE%B2%E6%A5%AD%E3%81%AF%E9%96%A2%E7%A8%8E%E3%81%AB%E5%AE%88%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%EF%BC%9F-%E8%BE%B2%E7%94%A3%E7%89%A9%E3%81%AE%E5%B9%B3%E5%9D%87/

 それらの主な産地は、コンニャク(サトイモ科コンニャク属)は群馬県(89.5%)、(イネ、イネ科、イネ属)はコシヒカリ(38.0%)、ひとめぼれ(10.6%)、ヒノヒカリ(10.3%)、あきたこまち(9.0%)などの品種、特に北日本地方での生産量が多い、ラッカセイ(落花生、マメ科ラッカセイ属)は千葉県(74.6%)、アズキ(小豆、マメ科、ササゲ属)は北海道(>60%)、オオムギ(大麦、イネ科オオムギ属)については、佐賀県(二条大麦、32.4%)、福井県(六条大麦、32.8%)、愛媛県(裸麦41.1%)、コムギ(小麦、イネ科、コムギ属)は北海道(65%)など、となっています。

 というわけで、不測の事態に的確に対処するためにも、平素から、農地や担い手、農業技術の確保により国内農業の食料供給力(食料自給力)の強化を図る必要があります

(参考文献) 下中邦彦編: 小百科事典(初版)、平凡社(1973); 新村出編: 広辞苑(第4版)、岩波書店(1991); 樋口清之監修: 生活歳時記(第2版)、三宝出版(1994).

(追加説明)

〇 コンニャク(蒟蒻)は、広辞苑によると、インドが原産地とされ、古く渡来して各地で栽培。雌雄異化で、1mに達する。地下の球根を「こんにゃく玉」という。こんにゃく玉を乾燥して粉とした、粉末に水を加えてこね、これに石灰乳を混ぜて煮沸し固めて製した食品。

こんにゃく玉の主成分は、マンナンで、食用こんにゃくを製し、また、糊の原料とする。太平洋戦争のとき、和紙とコンニャク糊で作った気球に水素を詰め、大気高層のジェット気流に乗せてアメリカ本土を攻撃しようとする風船爆弾(ウィキペディア:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E8%88%B9%E7%88%86%E5%BC%BEが兵器として使用されました。

2012年4月 9日 (月)

コムギ(小麦)、各国の小麦粉の加工食品(パン、麺、スパゲティ、菓子類)、小麦のグルテン(タンパク質の混合物、麩質)、麺類のうまさ、まずさ、腰の強さ、オオムギ、トウモロコシ、とは(2012.4.9)

    コムギ(小麦)は、世界で最も広く栽培されている穀類(こくるい)で、次いでイネ(稲)、トウモロコシ(玉蜀黍)、オオムギ大麦)となっています。ここでは、各国の小麦粉加工食品、麺類(めんるい)のうまさ、まずさ、腰の強さ、小麦に含まれるグルテン(植物性タンパク質の混合物などについて、改めて調べてみました。

○ コムギ小麦、イネ科、コムギ属)

コムギ 

コムギ(小麦、イネ科、コムギ属、ウィキペディア、google画像) コムギ(小麦、ウィキペディア): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%A0%E3%82%AE

 (解説) コムギ(小麦、イネ科コムギ属)の1年生または2年生作物です。1粒系・2粒系・普通系に3大別され、普通系に属するパンコムギが最も広く栽培されています。原産地は西アジアで、その起源は木原均(1893~1986)が確認しました。日本には古くイネ(稲)と前後して渡来したとされています。秋播のいわゆる冬小麦普通ですが、寒冷地では春播春小麦)とされてます。

 果実小麦粉(こむぎこ、うどん粉、メリケン粉とも)は、小麦の胚乳(はいにゅう)を粉にしたものです。デンプン(澱粉)75%前後、タンパク質10%前後、必須(ひっす)アミノ酸各種を含有しています。 皮部の混入量(1等で0.3~0.4%)により等級が定められています。 

 

小麦・小麦粉の種類と用途(小麦・小麦粉に係わる基礎知識、、(財)製粉振興会、google画像)小麦粉のおはなし(財段法人、製粉振興会、東京): http://www.seifun.or.jp/

 小麦粉のグルテン含量が多い強力粉(きょうりきこ)は食パン、マカロニ、麺類(めんるい)等の主食の材料に、また、ラーメン・うどん・麩・菓子などの材料になっています。薄力粉(はくりきこ)は菓子やてんぷら粉等に適します。また、麩(ふ)・菓子の材料等用度が広い。その他、味噌・醤油の原料、飼料となり、帽子・麦藁細工の材料に使われています。

○ コムギ(小麦)のグルテン(タンパク質の混合物)と加工食品(麩、ふ)

 グルテン麩質、ふしつ、麩素、とも)とは、穀類に含まれる植物性のタンパク質の混合物です。小麦など、植物の種子中にあります。水溶液は灰白色で粘性を示します。麩(ふ)の原料に用います。

 灰褐色、粘稠(ねんちゅう)な物質で、水に不溶です。小麦のグルテンにはグルテニン、グリアジンなどのタンパク質が多い。小麦粉を布袋に入れ水を注ぎながらこねると得られます。加水分解して生ずるアミノ酸にはグルタミン酸が特に多い。 飼料、粘着材、アミノ酸原料となります。 小麦粉のグルテン(木下製粉株式会社、さぬき、香川): http://www.flour.co.jp/05_flour/flour2.html

 (麩)とは、小麦の皮の屑です。洗粉に用いた。ふすま。小麦粉から取り出したグルテン(麩素)を主材料として製した食品。生麩(なまふ)と焼麩(やきふ)とがあります。

 お好み焼きとは、その起こりは江戸時代後期の「麩の焼」(ふのやき)にあるといわれています。これは水で溶いた小麦粉を鍋に薄く流して焼き、味噌をぬって巻いたものです。それが明治になって形を変え、「文字焼」という名で子供相手の料理となり、関東大震災後に現在のようなものになりました。焼き上げたのち、ソースをかけるのが普通ですが、マヨネーズをかけるのもうまい。また、小麦粉のかわりに山芋トロロを使うこともあります。

○ コムギ粉(小麦粉)の麺類(めんるい)のうまさ、まずさ、腰の強さ

 植物に含まれるデンプンは、炭水化物の鎖が絡み合い、分子間の水素結合により、結晶を形成しています。このような結晶は堅くて消化に悪いので、動物は生理的に敬遠します。すなわち、「まずい」と感じます。これをβーデンプン(ベータデンプン)という。水とともに加熱すると、水分子が熱エネルギーを受けて分子結晶をバラバラにし、分子表面に多数の水分子が水素結合により付着した状態、すなわち消化しやすい軟らかい非結晶生の状態となります。これがαーデンプン(アルファデンプン)です。

 そのまま放置しておくと、分子は再び結晶化し、もとのβーデンプンに戻ります。これがいわゆる「のびる」という現象です。水分子の占めていた場所を残したまま急速に脱水して、α状態(アルファじょうたい)のまま固化したものがアラレ、インスタントラーメンなどで、水とともに加熱すればすぐに軟らかくなります。

 また、麺類(めんるい)の、いわゆる「腰の強さ」は、タンパク質の一つグルテンのS-S結合(ジスルフィド結合!)の生成も関係しています。麺類(めんるい)の「のび」はこのS-S結合の切断も関係しています。 

 私は、郷里の御所のタライうどん(徳島)、また、有名な讃岐ウドン(香川)の 腰の強さが、小麦粉のデンプンではなく、タンパク質の混合物のグルテン(麩(ふ)の原料!)のS-S結合(イオウを含むアミノ酸のジスルフィド結合!)とつながりがあることを知り、驚きました。

(参考文献) 下中邦彦編: 小百科事典(初版)、平凡社(1973); 新村出編: 広辞苑(第4版)、岩波書店(1991); 樋口清之監修: 生活歳時記(第2版)、三宝出版(1994).

(追加説明) ○ オオムギ(大麦)  オオムギ(大麦、イネ科オオムギ属)は、1年生または2年生作物です。西アジア起源とされています。世界各地の温帯に広く栽培されています。栽培面積は穀類ではコムギ・イネ・トウモロコシに次ぐ。日本には1~3世紀頃渡来しました。穂の各節にえい果が3個ずつ互生する六条大麦、1個ずつ互生する二条大麦、えいがえい果に癒着している皮麦、癒着していない裸麦があります。 主として、飼料用、また、醤油・味噌・ビール・飴の材料帽子その他の細工物に用います。

○ トウモロコシ(玉蜀黍、唐もろこしの意) トウモロコシ(イネ科、トウモロコシ属)は、1年生作物で、中南米の原産とされています。世界各地に栽培されています。わが国には16世紀に渡来しました。茎は1~3mで、直立しています。葉は互生し幅5~10cm、長さ約1mです。雄花穂は茎頂に、雌花穂は葉えきに付きます。変種デント・フリント・ポップ・スイートなどがあります。 は澱粉に富み、食用、工業原料となります。茎葉青刈り飼料、サイレージとし、飼料作物として最も重要です。

2012年4月 1日 (日)

イネ(稲)のデンプン(多糖類、堅さ、粘り、甘さ、ヨウ素との反応)、モチ米とウルチ米の加工食品(米のアミロースは堅さ、アミロペクチンは粘り、うまさ)、農業カレンダー、天皇陛下がもみまき、とは(2012.4.1)

   日本人の主食物、イネ(稲)から得られるデンプン(澱粉)の遺伝的性質(粘りと堅さ、甘さ)、モチ米とウルチ米(デンプン成分のアミロース堅さ、アミロペクチン粘り、うまさ、元気のもと)などについて、改めて調べてみました。

 デンプン(澱粉)多糖類(たとうるい、グリカン、ポリグリコースとも、高分子化合物)の一つであり、植物種子、根、地下茎(ちかけい)などに多量に蓄(たくわ)えられます。 ジャガイモは、生のままでは「かたく」て「まずい」が、煮たり、蒸したりすると、「やわらかく」「おいしく」なり、しかも殺菌もされるので安全な食べ物にもなります。イモの場合は、おもな成分であるデンプンのアミロペクチンが規則正しい集合体(結晶状態)をつくっており、それが水と熱でこわされてやわらかくなります。これをデンプンの糊化(こか)といいます。

         

 デンプン(澱粉、多糖類、アミロースとアミロペクチン、堅さと粘り、google画像) 天然高分子化合物アミロースとアミノペクチン、化学教育ジャーナル、第2巻第2号/採録番号2-17、樫田 豪利)
: http://chem.sci.utsunomiya-u.ac.jp/v2n2/kashida/chapter3/sec2/c324.htm

 デンプンは基本的にはグルコースが直鎖状につながったアミロースと分岐状のアミロペクチンから構成されています。アミロペクチンは、いわば分岐した短いアミロースの束が密集して結晶構造をつくっているので、生のままでは消化酵素が進入できず、グルコースに分解されない。

アミロースとは、澱粉を構成する主成分の一つです。グルコースが長鎖状につながった高分子。水に溶け、冷時、ヨウ素溶液にあえば青藍色に着色します。アミロペクチンとは、澱粉を構成する主成分の一つです。グルコースが多数の分岐(ぶんき)をもって鎖状につながった高分子です。水に難溶。熱水で澱粉糊を生じ、冷時、ヨウ素溶液にあえば赤紫色に着色します。  

 ウルチ米(コシヒカリ、ササニシキなど)のデンプン成分はアミロース(20~25%)とアミロペクチン(70~80%)の混合物です。米の粘りは、デンプン成分のアミロースが少なく、アミロペクチンの含量が多いものほど高くなります。そして、炊くとアミロペクチンにより軟らかく粘りが出てきます。また炊いて食べると、デンプンは糖の一種なので、甘く感じられます(うまさ!)

 一方、モチ米のデンプンはアミロースが100%となっています。アミロースの多い外米(インディカ米、ジャバニカ米など)は、炊くと、堅く、パサパサとなるので、焼きめし、ピラフなどして食べます。

○ モチ米とウルチ米の加工食品(餅、白酒)

kome

玄米(左 旭糯(モチ米)、右 ヒノヒカリ(ウルチ米)、農業総合センター、奈良、google画像) もち米の話(奈良県農業総合センター、奈良): http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-26486.htm. コメのの外観は、モチ米は白っぽく、一方、ウルチ米は半透明に見えます。

 米粉(こめこ、こめのことも)とは、米をひいて粉状にしたものです。食料・糊料とします。糝粉(しんこ)とは、白米を日光に乾かし、臼(うす)でひいて粉にしたものです。これを水でこね、蒸してついたものを、糝粉餅(しんこもち)といいます。

  餅(もち)とは、その歴史は古く、すでに奈良時代にありました。当時の餅(もち)はモチ米麦粉などを合わせて作ったものでした。江戸時代の頃より、食べ方により、つきたてをおろし醤油(しょうゆ)で食べる辛み餅、切餅を焼いて醤油をつけ海苔(のり)で巻いた磯辺餅(いそべもち)、丸めて餡(あん)で包んだ牡丹餅(ぼたもち)、きな粉をまぶした萩餅(はぎもち)、餡(あん)を包んだ大福餅、きな粉をまぶした安倍川餅(あべかわもち)などがよく知られています。 

 ぼたもち(牡丹餅)は、お彼岸のもちとしてなじみ深いものですが、春から夏にかけて作られ、「あん」をつけたものがぼたもち、秋になってから作られ、「きなこ」をまぶしたものがはぎのもち(萩餅)です。ぼたもち(牡丹餅)は、モチ米とウルチ米を半々に合わせて、普通の飯のように炊きあげ、すり鉢でつぶして作ります。作る際に騒々しい音がしないところから、「隣知らず」「夜船」(いつの間に着くか分からないの意)、「北の窓」(月知らずの意)などの異名があります。

 柏餅(かしわもち)とは、ちまきとともに5月の節句に供える蒸菓子です。ちまきよりも歴史は浅く、江戸で5月の節句に供えられるようになったのは、16世紀の中頃以降のことです。その製法は、ウルチ米の粉を練って楕円形(だえんけい)に伸ばし、あんを入れて折り重ね、貝形にしてからせいろで蒸し、カシワの葉で包む。あんにはアズキのこしあんのほか、味噌(みそ)に砂糖を入れた味噌あんもあります。なお、柏(かしわ)はブナ科の落葉高木で、東アジアに広く分布しています。

 桜餅(さくらもち)は、道明寺種(どうみょうじだね、ウルチ米の飯を乾かしたもの)もしくは小麦粉をもとに餅(もち)を作り、あんを包んで半月形にし、塩漬けした桜の葉で巻いたものです。桜の葉の香りと塩味が一種独特の味わいをかもしだしています。

 白酒は、お雛様(おひなさま)に供える酒です。モチ米を蒸して冷やし、槽に入れ、ミリンを混ぜたのち半月くらいしてからひき臼(うす)ですりつぶして醸造します。その味は甘く、女性や子供にも飲めます。白酒と雛祭り(ひなまつり)とが結びついたのは、江戸時代の頃だろうといわれています。

 デンプン(澱粉、多糖類)は身体のエネルギーのもと 

 人間の身体は、デンプン(澱粉、多糖類)をブドウ糖(グルコースとも、単糖類)のような小さな糖に分解してから、からだに取り込みエネルギー源とし、最終的には、水と二酸化炭素(炭酸ガス)にまで分解します。取り出されたエネルギーは、ATP(アデノシン三リン酸)という高エネルギーの化合物として、細胞、つまりは人間が生きていくために使われています。 

 疲れたときに甘いもの(アメ、チョコレートなど)を食べると元気が出てきます。これは、甘いものには糖が含まれているからで、糖が身体のエネルギー源となるからです。スポーツ飲料水にはブドウ糖や砂糖がが必ず入っていますが、これらはエネルギー補給のために重要な成分です。マラソンの選手は、スポーツドリンクがなかった頃、走る前にモチを食べていたが、走行中に腹痛を起こすこともあったという。

 私は、1975年(昭和50年)1月からアリゾナ大学(ツーソン、U.S.A)化学科博士研究員として1年間留学したとき、大学近くの食堂で、はじめて、細長くパサパサした外米(インディカ米!)の焼きめし料理を注文し、おいしく食べたことが強く印象に残っています。

(参考文献) 下中邦彦編: 小百科事典(初版)、平凡社(1973); 新村出編: 広辞苑(第4版)、岩波書店(1991); 樋口清之監修: 生活歳時記(第2版)、三宝出版(1994); 大木、大沢、田中、千原編: 化学事典(第1版)、東京化学同人(1994); 伊佐、内田、関崎、本浄、増田、宮城著: 化学の目でみる物質の世界(第4版)、内田老鶴舗(2003); 日本化学会編: 化学ってそういうこと! 夢が広がる分子の世界、化学同人(2003).

(追加資料) 各種農作物(イネ含む、農業カレンダー、@フードダイアリ、あぐりチャンネル、JAFIC、食品産業センター、農林水産省): http://www.agri-ch.net/agri-ch/

(追加説明)  ○ 米の栄養成分 

日本産、うるち)米の各種栄養成分の含量は、ふつう玄米(カッコ内は白米)100g中、水分は15.5(15.5)g、糖質72.5(76.6)g、タンパク質7.4(6.2)g、脂質2.3(0.8)g、リン0.3(0.15)g、カルシウム10(6)mg、1.1(0.4)mg、ビタミンB1 0.36(0.09)mg、B2 0.1(0.03)mg、ニコチン酸4.5(1.4)mg、などです。精白度が高くなるにつれて糖質以外の栄養素は少なくなります。糯(もち)米は粳(うるち)米と比べて各栄養素の含有率はほぼ同じですが、形態上は一般に糯(もち)米のほうが透明度が低いです。

○ もち(糯)うるち(粳)  

 もち(糯)とは、イネ、トウモロコシ、ムギ類など、イネ科植物のデンプンにみられる遺伝的性質で、アミロースが少なく、アミロペクチンを多く含むものです。米、クリ(栗)、キビ(黍)などで、粘りが強く、ついて餅(もち)とすることができる品種です。 ヨウ素により赤紫色に染まります(ヨウ素-デンプン反応!)。粘性が高く(もち)、強飯(こわめし)、菓子などの原料とされます。

 うるち(粳)とは、イネ、トウモロコシ、オオムギなどイネ科の植物のデンプンにみられる性質で、もち(糯)よりもアミロースが多く、煮ると粘りが強く、ヨウ素により青色(青紫色、青藍色とも)に染まります(ヨウ素-デンプン反応!)。 焚(た)いた時、糯米(もちごめ、モチ米)のような粘り気をもたない、普通の米のことです。うるごめ。うるしね。飯米に用いるのは粳米(うるちまい、ウルチ米)です。

○ 糖(とう)は元気のもと

 糖(とう)には、ブドウに多く含まれるブドウ糖(グルコース)、桃やメロンに多く含まれている果糖(フルクトース)、サトウキビや砂糖大根などに多く含まれている砂糖(スクロース)、ミルクに含まれている乳酸(ラクトース)などがあります。赤ちゃんは乳糖をを分解してミルクから栄養を補給しています。

○ 天皇陛下がもみまき 

 天皇陛下は、2012年(平成24年)4月24日(火)、うるち米ニホンマサリと、もち米マンゲツモチの種もみを、皇居の生物学研究所前にある苗代にまかれた。5月下旬ごろに田植えもする。秋の稲刈りも陛下が自らする。収穫したコメは、11月の新嘗祭(にいなめさい)など皇室の神事にも使われる。(2012年4月25日、北陸中日新聞、朝刊より)

2012年3月22日 (木)

地方特産の野菜、加賀野菜(かがやさい、15品目)、京野菜(きょうやさい、43品目)、地産地消(ちさんちしょう)、野菜栽培カレンダー、とは(2012.3.22)

   野菜(やさい)とは、広辞苑によれば、生食または調理して、主に副食用とする草本作物の総称です。食べる部位により、葉菜あるいは葉茎菜、果菜、根菜、花菜に大別されています。芋類(いもるい)や豆類はふつう含めない。青物(あおもの)、蔬菜(そさい)ともいう。

 地方特産野菜栽培においては、適地、適作を基本とし、「春は芽もの、夏は葉もの、秋は実もの、冬は根もの」という。そこで、歴史的にも名のある加賀野菜京野菜について、また、最近よく耳にする地産地消(ちさんちしょう)について、改めて調べてみました。

○ 加賀野菜

加賀野菜15品目
協力

加賀野菜(丸果石川中央青果、金沢市中央卸売市場、石川):  http://www.maruka-ishikawa.co.jp/kagayasai/kagayasai.htm. 加賀野菜(いいね金沢、金沢市農産物ブランド協会、石川): http://www.kanazawa-kagayasai.com/

 加賀野菜(かがやさい、15品目)は、1945年(昭和20年)の以前から栽培され、現在も主として金沢で栽培されている野菜のことです。 加賀野菜ブランド品目には、加賀れんこん、加賀太きゅうり、加賀つるまめ、金沢一本太ねぎ、金沢春菊、二塚からしな、打木赤皮甘栗かぼちゃ、源助だいこん、金時草のほか、   さつまいも、たけのこ、ヘタ紫なす、せり、赤ずいき、くわいなどがあります。

○ 京野菜

 ブランド京野菜

京みず菜

京みず菜

シャキシャキとした食感でクセがなく、サラダや煮物など幅広くお使いいただけます。
出荷時期: 通年
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京壬生菜

京壬生菜

京都のお漬物に欠かせない野菜の一つ。京みず菜と同じように多様な料理に使えます。
出荷時期: 通年
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九条ねぎ

九条ねぎ

カロチンやビタミンBを豊富に含む、日本の葉ねぎ(青ねぎ)の代表格。
出荷時期: 通年
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山の芋

やまのいも

「つくね芋」とも呼ばれる丸芋の一種。締まった肉質で粘りが強いのが特徴です。
出荷時期:
11月~1月
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賀茂なす

賀茂なす

肉厚で甘みがあり、愛らしさと風格を併せ持つ「なすの女王」。田楽が定番です。
出荷時期:
7月~9月
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紫ずきん

紫ずきん

「丹波黒大豆」を枝豆として食べやすいよう品種改良したもの。大粒で甘みがあります。
出荷時期:
9月~10月
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伏見とうがらし

伏見とうがらし

京野菜の中でも歴史があり、細長い外見から、別名「ひもとう」ともいわれます。
出荷時期:
6月~11月
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花菜

花菜

心地よい食感とほのかな苦みが魅力的な、名前、味ともに春らしい食材。
出荷時期:
12月~4月
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堀川ごぼう

堀川ごぼう

2年がかりで栽培する大型ごぼう。中の空洞にひき肉や、すり身を詰めて煮物に。
出荷時期:
11月~12月
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聖護院大根

聖護院だいこん

肉質がしまって煮崩れが少ないので、ふろふきだいこんやおでんに最適。
出荷時期:
11月~2月
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えび芋

えびいも

里芋の一種で、大きな形とえびのような縞模様が特徴の高級食材。
出荷時期:
11月~12月
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聖護院かぶ

聖護院かぶ

透き通るように白くて、漬物には欠かせない歯切れの良さがあります。
出荷時期:
11月~2月
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小かぶ

京こかぶ

ち密で柔らかい肉質と甘みが特徴です。
出荷時期:
4月~1月
グラフ
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〔京野菜に含まれるJA京都管内の一般野菜〕
小松菜 胡瓜 枝豆 京かんしょ ほうれん草 たけのこ
小松菜 胡瓜 枝豆 京かんしょ ほうれん草 たけのこ
実えんどう トマト なす 玉ねぎ 里芋 春菊
実えんどう トマト なす 玉ねぎ 里芋 春菊
人参 グリーンアスパラ 白菜 京うり
人参 グリーンアスパラ 白菜 京うり 等々
京野菜(JA京野菜、京都): http://www.jakyoto.com/jakyoto/kyoyasai/. 京野菜(京都グリーンファーム、ホームページ、京都): http://www2.ocn.ne.jp/~greenfrm/kyou.html

 伝統野菜は、明治以前からの栽培の歴史があり、京都市内のみならず京都府内の全域を対象として、栽培あるいは保存されているもの及び絶滅2品目をも含むものです。また、ブランド京野菜は、1989年(平成元年)から京都の行政、流通団体、農協などが中心になって、京都のイメージが強く、一定の出荷量と品質を満たしていると認証されたものです。

 京野菜(きょうやさい、54品目)は、一般に、重複も含めて、京の伝統野菜(41品目)ブランド京野菜(21品目)のことで、聖護院(しょうごいん)だいこん、京みず菜、京壬生菜(きょうみぶな)、賀茂なす、京山科(きょうやましな)なす、鹿ヶ谷かぼちゃ、伏見とうがらし、えびいも、堀川ごぼう、九条ねぎ、くわい、京たけのこ、万願寺とうがらし、花菜、紫ずきん、金時にんじん、やまいも、聖護院かぶ、京かぶなどがあります。京都は古来、多くの寺社による精進料理、京料理の食材として、地元産の味わい深い伝統野菜が育成されました地産地消!)。

○ 地産地消

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地産地消活動(ちさんちしょうかつどう、全国地産地消ネットワーク、google画像): http://www.jsapa.or.jp/chisan/What%20tisantishou/intro.html. 
 
 地産地消(ちさんちしょう)という言葉は、地域生産地域消費(ちいきせいさんちいきしょうひ)の略語で、1981年(昭和56年)から4ヶ年計画で実施した、農林水産省生活改善課による「地域内食生活向上対策事業」から生じました。地域の消費者ニーズに応じた農業生産と、生産された農産物を地域で消費しようとする活動を通じて生産者と消費者を結びつける取り組みで、現在も国と地方自治体の強い支援で推し進められています。 

 金沢市中央卸売市場(3月8日現在、http://www.kanazawa-market.or.jp/Homepage/index.html)によれば、日本各地から石川県への野菜の入荷状況は、暖かくなり、地物のコマツナ、コカブ、高知のブロッコリー、キャベツ、レタスなどの入荷、価格ともに安定。山菜のセンナ、フキノトウ、コゴミ、ギョウジャニンニク、タラノメ、ワラビなどは順調に入荷しています。鹿児島からキヌサヤ、ソラマメ、高知のインゲンなど豆類もお目見え、とのことです。

(参考文献) 下中邦彦編: 小百科事典(初版)、平凡社(1973); 新村出編: 広辞苑(第4版)、岩波書店(1991); 樋口清之監修: 生活歳時記(第2版)、三宝出版(1994); 北陸中日新聞: 台所ガイド、果物、2012年(平成22年)3月10日(土)、朝刊より.

家庭菜園栽培カレンダー、JA西春日井、愛知県): http://ja-nishikasugai.com/f-green-saien.htm

野菜ナビ(野菜情報サイト、さき): http://www.yasainavi.com/.

地産地消サイト野菜作りの基礎知識、熊本県)http://cyber.pref.kumamoto.jp/Chisan/Content/Html/yasaidukuri/chisiki04.asp

地産地消(ウィキペディア):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%94%A3%E5%9C%B0%E6%B6%88

日本全国の地産地消(Watagonia.com、食材の宅配、通販、みんなの産直): http://watagonia.com/food/local.html

農林水産省(地産地消の推進取り組みの支援): http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/renkei/120312.html

JA小松市サイトマップ(JA小松市、石川県):http://www.ja-komatsushi.or.jp/sitemap

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