カテゴリー「● 暦、行事、風俗(伝統文化)」の36件の記事

2016年3月24日 (木)

春分の日(3月20日)  春の彼岸会(3月17日~23日)の中日、先祖供養と西方浄土、昼夜が等しく、暑さ寒さも彼岸まで、とは(2016.3.24)

春分の日(3月20日)  春の彼岸会(3月17日~23日)の中日、昼夜が等しく、暑さ寒さも彼岸まで、とは(2016.3.24)

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                                                                   二十四節気と主な雑節

Photo           春分の日 太陽が春分点にある日(Google画像)

 (解説) 春分(しゅんぶん)は、24節気のひとつ、春の彼岸の中日で、太陽が赤道上にあり、昼夜が等しく、その後は夏至まで、昼が次第に長くなります。

 暑さ寒さも彼岸まで、この頃から春暖の気が定まります。1948年(昭和23年)7月、春分にあたり、自然をたたえ生物をいつくしむ日ということで、この日が国民の祝日に制定されました。
 

  感動法話  極楽ってどこ?  死ぬんじゃないんだ! (7676amida, YouTube): https://youtu.be/DfU4kDUNyKI

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                         極楽浄土のイメージ(無量寿経曼荼羅、和歌山県立博物館蔵、Google画像)

 (解説) 春分の日を中心にして仏教では彼岸会(ひがんえ)を行ない、祖先の霊を慰める法要を営むことになっています。彼岸の7日間(3月17日、彼岸入り、3月23日、彼岸明け)に行なわれる仏教の法会です。

 中日の日没が真西に当たるので、西方浄土(極楽浄土)への庶民の願いと民俗が結びつき、寺院への参拝と墓参が盛んに行なわれ、江戸時代に年中行事となりました。西方浄土は、阿弥陀仏のいる世界で、西方十万億仏国土の彼方にある、極楽浄土とされています。

(参考資料)

 〇 二十四節気(にじゅうしせっき)、1年間の季節を表す言葉(太陽の通り道を基準とする、太陽暦!)、農耕(種まきから収穫まで、農作業の目安!)に活用、とは(2012.6.23):  http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-d179.html

 〇 春分の日(2013年3月20日)、暑さ寒さも彼岸まで、わが家から眺める犀川の風景: http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-0416.html 

 〇 春分の日(3月21日)、春の7日間の彼岸会(3月18日~24日)の中日に当たる、春に先がけて咲く市内歩道沿いのジンチョウゲ(沈丁花)、まだ蕾もかたい犀川堤防沿いのヤマザクラ(山桜)、とは(2014.3.22): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-97a3.html

 

 

 

2016年3月15日 (火)

お水取り(3月12日)、東大寺修二会行事(3月1日~15日)、古都、奈良に春の訪れを告げる風物詩、とは(2016.3.16)

 東大寺二月堂修二会(奈良)のお水取りは、3月(もとは陰暦2月)12日深夜(13日の午前2時半頃)に行われました。この日は、特にひときわ大きい11本の籠松明(長さ約8メートル、重さ60~70キロ)が使われました。 この儀式では、呪師(じゅし、役僧)、練行衆(れんぎょうしゅう、僧侶)が、二月堂前にある若狭井(わかさい)の水を汲み、加持し、お香水(こうずい)として、ご本尊の十一面観音菩薩(ぼさつ)に供えました。この水は、二月堂との間を3往復して運ばれ、また、参詣者にも分けられ、これを頂くと無病息災の霊験があると信じられています。  

 奈良地方では、お水取りがすめば春がくる、と語り継がれ、古都に春の訪れを告げる風物詩になっています。   また、寒さ暑さもお水取とも、この日からは、日一日と暖かくなるという。

 私は、1968年(昭和43年)3月12日、お水取りを見るため、京都大学、銀閣寺近くの下宿先から奈良まで電車で行き、東大寺二月堂にお参りしたことがあります。      

奈良・東大寺、お水取り たいまつの炎に歓声  YouTube、Kyodo News(共同通信社)

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     東大寺二月堂 お堂の舞台の松明(たいまつ)  北陸中日新聞(共同通信社)

 東大寺二月堂(奈良市)で3月1日、お水取りの名で知られる伝統行事、修二会(しゅにえ)の本行が始まりました。お堂の舞台に大きな松明(たいまつ)が登場すると、激しい炎と降り注ぐ火の粉に参拝客が歓声を上げました。 

 修二会は、東大寺大仏開眼の752年(天平感宝、天平勝宝4年)から一度も途切れずに続き、今年で1265回目になります。練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる11人の僧侶が、15日まで、板に体を打ち付ける、五体投地など、1日6回の激しい修行を行います。  午後7時すぎ、世話役の童子(どうじ)が担ぐ長さ約6m、重さ約40kgの松明を道明かりに、練行衆が二月堂へ、、童子が燃え盛る松明を舞台の欄干から突き出し振り回すと、参拝客の頭上に火の粉が舞いました。 この火の粉を体に浴びると、無病息災になるという。     

(参考資料)

 〇 春、弥生(やよい、3月、旧暦2月)、東大寺修二会(本行、3月1日~満行、14日、おたいまつ)、お水送り(3月2日、若狭神宮寺)とお水取り(3月12日、奈良東大寺)、とは(2011.3.1): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/…/post-e90f-1.ht…

 〇 お水取り(3月12日)、春を呼ぶ、奈良東大寺二月堂修二会のお水取りの行事、とは(2015.3.13): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/…/2015314-7f2c.h

 

 

 

2016年3月 8日 (火)

蟇目(ひきめ)の神事(3月6日)、,東西南北の空に向けて矢を射るしぐさをして邪気を払い、恵方とされる東南に矢を放つ、重蔵神社(輪島、石川県)、とは(2016.3.8)

  地域や氏子の繁栄を祈る、重蔵神社(輪島市)に伝わる、如月(きさらぎ)祭の神事の1つ、蟇目(ひきめ)式が6日、同市河井町の当屋(当番宅)前でありました。

能登重矩(のとしげのり)宮司が、輪島塗の台から弓と矢を手にし、東西南北の空に向け、矢を射る仕草で邪気を払い、東南(恵方)に矢を射放ちました。

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          空に向けて矢を射る仕草をして、邪気払いをする能登重矩宮司 石川県輪島市河井町 2016.3.6

 蟇目の儀(武i射祭とも、YouTube): http://www.youtube.com/watch?v=OFyRZ0hQxc0

 (解説) 蟇目の神事は、日本各所の神社で行われる、鏑矢(かぶらや)を射放つ行事で、代表的なのは日光の二荒山(ふたらさん)神社のもので、2月4日(古くは正月4日)に行われます。

 鏑矢には、蟇(ひきがえる)の目に似た数個の穴があり、矢が空中を飛ぶ時、音を発するので、悪霊の妖魔を降伏させるという。そして、一年間の無病息災と五穀豊穣を祈りました。

(参考文献) 

 〇 北陸中日新聞: 蟇目式で邪気払い 輪島・重蔵神社(2016年3月7日、朝刊) 

(参考資料)
 〇 蟇目(ひきめ)の神事、鏑矢(かぶらや)が空中で音を発して飛び悪霊を退散させる! 二荒山神社(栃木県日光市)、若宮八幡宮(石川県白山市)、とは(2013.4.26):

http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-a426.html

 

 

 

2016年3月 4日 (金)

お水送り(3月2日)   若狭神宮寺修二会、東大寺に清水を送る遠敷川でのお香水流し(2016.3.4)

 春の訪れを告げる、東大寺修二会、二月堂(奈良県)の「お水取り」(3月12日)の前に、若狭地方から東大寺に清水を送る伝統行事、若狭神宮寺修二会、「お水送り」が3月2日夜、若狭神宮寺(福井県小浜市)と遠敷川で執り行われました。

 この水は地下を抜け、10
日かけて東大寺二月堂の「若狭井」に湧き出るとされています。

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 お水送り、 遠敷川でのお香水流し、福井県小浜市  2016,3,2

(解説) 神宮寺境内では大護摩が焚かれ、燃えさかる松明を手に、ほら貝の音が鳴り響中、白装束に身を包んだ僧侶や参拝客が約2800人が、遠敷川の2キロ余り上流、鵜のに向かい、そこで、住職が祝詞を読み、神宮寺の閼伽井の「お香水」を竹筒から遠敷川に注ぎました。 

 愛知県半田市から来た加藤誠さん(60)は「神秘的で厳かだった。伝
統行事を受け継ぐのは難しいことだが、これからも守り通して欲しい」と話されました。 

 修二会は、インドから中国や韓国を経て日本に伝えられた火と水の祭典です。その根本的な目的は、農耕祈願に重点を置く天下泰平、庶民安楽、消災招福を祈願する行法です。 現在、東大寺修二会は、お水取りの俗称で知られ、2月15日(前行)の別火から始まり、3月1日(本行)~14日(満行)(陰暦、2月1日~14日)まで行われます。

 若狭は朝鮮語のワカソ(行き来)、お香水流しの遠敷川の谷間は、渡来人が上陸した半島で、大陸の文化が大和(朝鮮語でナラともいう)へ運ばれた最も近い道でした ! 

 私は、2006年(平成18年)8月28日、マイカーで金沢から奈良二月堂へお水送りの寺、若狭神宮寺に行き、お参りし、そこの住職さんにいろんなことをお尋ねし、ご教示いただいたことがあります。

(Link)
 〇 お水送り(28年度)YouTube(tmgw319):
https://www.youtube.com/watch?v=BXY0Fx5BBYQ 

 〇 若狭から東大寺へ「お水送り」、福井県小浜市で伝統神事(中日新聞、2016年3月2日、22時04分): http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016030201001933.html 

 〇  お水送り(3月2日)、東大寺修二会、二月堂のお水取りに清水を送る、若狭神宮寺の修二会、遠敷川の上流、鵜の瀬でのお香水流し神事、とは(2015.3.3):  http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-b662.html

 〇 春、弥生(やよい、3月、旧暦2月)、東大寺修二会(本行、3月1日~満行、14日、
おたいまつ)、お水送り(3月2日、若狭神宮寺)とお水取り(3月12日、奈良東大寺)、
とは(2011.3.1): 
http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-e90f-1.html

2016年1月30日 (土)

伊勢神宮の神馬、神道の起源、内宮には皇祖神(天照大神)、外宮には五穀の神(豊受大神)、白馬の神馬、とは(2016.1.30)

 神道(しんとう)とは、神に繋がる道を意味します。古来、自然を神と崇(あが)めてきたため、社(やしろ)はおろか、宗教組織や理論はありませんでした。が、仏教が、5世紀に伝来し、その影響を受け、日本固有の神に基づいた宗教が求められ、神道が発生しました。

 神道は、大別して、神社を中心とする神社神道、幕末以降に創設された、教派(きょうは)神道のほか、このような宗教団体を結成せず、家庭や個人によって営まれる民族神道があります。

 伊勢神宮(いせじんぐう)は、三重県伊勢市に鎮座し、内宮(ないくう、皇大神宮)と外宮(げくう、豊受(とようけ)大神宮)からなり、合わせて神宮という。 皇大神宮には、皇祖神である天照大神を、豊受大神宮には、五穀の神である豊受大神を祭ってあります。

 はじめ伊勢の地方神であった伊勢神宮が、記紀など所伝により、後世に皇祖神となったとみられています。第40代天武(てんむ)天皇(631?~686)のとき、式年造替の制を定め、奈良町以来、これを守って、20年ごとに建て替えているので、社殿は古来の形式がよく伝えられています。

 神馬(しんめ、じんめ、かみこまとも)は、神の乗御(じょうぎょ)に供する意で、神社に奉納する馬のことです。 宮内庁によると、伊勢神宮の神馬は内宮・外宮に2頭ずつおり、死ぬと皇室から新たな馬が献納されます。 白馬の神馬は、月に三度(毎月、1日、11日、21日)神職が付き添い、正殿へ参進し、神前に挨拶するのが習わしになっています。

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菊花紋章の衣をまとい参進する神馬。早朝の境内に玉砂利を踏みしめる音が響く。(伊勢神宮内宮、三重県伊勢市)、 北陸中日新聞、2015.12.26

伊勢神宮外宮神馬見参 、20年に一度の式年遷宮を迎えた伊勢神宮、外宮での神馬見参、YouTube (kasaburanka) 2013.11.22 

伊勢神宮外宮神馬見参 、20年に一度の式年遷宮を迎えた伊勢神宮、外宮での神馬見参、YouTube (kasaburanka) 2013.11.22  

(参考文献) 北陸中日新聞: 日本の神々(中日サンデー版)、2005年(平成17年)2月13日; 同: 五感の旅、神馬、参道歩む第二の人生、伊勢志摩④、2015年(平成27年)12月26日 

(追加説明)

〇 白山比咩神社(三重県津市白山町南出):http://www.shirayama.or.jp/hakusan/yashiro/y101.html

由緒
 古文書によりますと、天文22年に八幡宮の社僧鎮徳上人が加賀の白山神社のご分霊を勧請され、その帰途に白鳥7羽の奇瑞があり、降りたった所に7つの神社を建立され、この地にも奉祀されたのが始まりとされています。

 天正年間の災火によって全焼し、30余年も仮殿のままでしたが、元和8年成願寺上人達の努力により再建復興されました、今の社殿群です。この頃より白山信仰の深さと広がりを見られるようになりました。

 平成11年に改めての県・市の文化財指定を機に、摂社及び末社の全面解体修理をして平成21年度に修復全工事を完了しました。 古色豊かに蘇った社の姿に、氏子の真心に触れ、いよいよ御神徳の高揚に努める責任を感じています。

2016年1月 8日 (金)

七草がゆ(1月7日)   正月7日、無病息災を願う行事、金沢の近江町市場で買い物客らに振る舞い、とは(2016.1.8)

 江戸時代、正月7日の朝、将軍以下、七草がゆを食べる、公式行事があり、邪気を払い、長寿と幸福を祈りました。 春の七草は、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロなど、すべて薬草であり、特に、ナズナやハコベラは、解毒の作用が強く、食べ過ぎや飲み過ぎによる、胃腸の酷使を癒す意味もありました。 

 昨日7日、金沢の近江町市場では、石川県産のスズナ(カブ)、スズシロ(大根)や米などをおかゆにし、最後に香りのよい加賀野菜のセリと、能登の塩を加えて仕上げ、買い物客らに、無病息災を願う、七草がゆの振る舞いがありました。 

 七草がゆは、万病を除くとのことで、これにあやかり、わが家でも、7日の昨夜、石川生協から七草のセットを買い、家内が七草がゆをつくり、無病息災を願って食べました。

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            七草がゆ(百食ほど作れる大鍋)、近江町市場、金沢市、2016年1月7日(北国新聞画像)

(Link) 

 〇 春の七草にまつわる歴史伝承、七草粥(ななくさがゆ)、秋の七草との違い、とは(2011.1.7): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/156.html 

 〇 七草がゆ(1月7日)、中国と日本の正月の行事、江戸時代、加賀藩では、第3代藩主前田利常の頃から、一年の無病息災を願う行事として、正月7日に催されていた、神前での七草の調理(尾山神社、金沢市)、とは(2015.1.8):http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/
2015/01/post-5a23.html

2016年1月 2日 (土)

お正月(2016.1.1) 迎春おせち料理(おしながき、全41品) 

 迎春おせち料理

 お正月の元日は、どこの家庭でも、お屠蘇やお雑煮、お節料理を食べて、新年のお祝いをします。年神へのお供え物は、大根、さといも、人参、餅などですが、これを混ぜて食べるようになったのが雑煮です。お互いに交わす、明けましておめでとう、という言葉には、無事お正月を迎えられた歓びがこもっています。

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    迎春おせち料理  おしながき、全41品 、割烹料亭千賀(名古屋)、石川生協より

(Link)

 〇 注連飾り(しめかざり)、お正月(五穀を守る年神のお祭り)、門松(年神が降臨する場)、注連縄(禍神の侵入を禁ずる印)、どんど焼き(年神を送り返すお祭り)、私の初詣、とは(2010.12.24): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/152.html

2015年12月25日 (金)

クリスマス(12月25日)、もとイタリアのローマの農民の間で行われていた冬至の祭り、わが家のクリスマスケーキ、とは(2015.12.25)

 今日(12月25日)は、キリスト誕生を祝すクリスマスです。が、キリストがこの日に生まれた確証はなく、ローマ教会が、354年から、この祭りを、古来、ローマ農民が太陽新生を祝す、冬至祭に結びつけたものです。

   というわけで、クリスマスは、キリスト経の祭りではなく、キリスト教徒にとっては、異教徒の祭りでした。それを、キリスト教徒が、その教え(人の愛、お互いの幸福を祝福、平和!を異教徒の間に広めるめに取り入れ、かれらに親しみを覚えさせようとしたものです。

 冬至は、ローマ農民にとって、神として崇(あが)めた、太陽がよみがえる、農業には何よりも大切な日でした。ローマの行事を記録した、最古のフィロカルス暦(336年)では、12月25日がキリストの降誕祭となっています。

 日本のクリスマスは、大正天皇が崩御した、1926年(大正15年)12月25日以来、欧米とよく似た年中行事として普及しています。なお、クリスマスケーキは、1922年(大正11年)の頃から、洋菓子メーカー、不二家(東京)が広めたという。 わが家でも、これにあやかり、 クリスマスケーキ、ローストチキン、シャンパンでお祝いしました。

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    クリスマスケーキ(ぶどうの木、洋菓子工房、金沢、2015年12月23日撮影)

(参考資料)

○ クリスマス、もとイタリアのローマの農民の間で行われていた冬至の祭り、サンタクロースになった聖ニコラウス司教聖、サンタクロースによる贈物の習慣、クリスマスカードの贈物、クリスマスツリーの習慣、とは(2013.12.25): 
http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-b999.html

〇 冬至、一陽来復(冬が去り春が来る)、冬至節(天壇での皇帝の祭り、中国)、とは(2010.12.22): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/151.html

2015年4月10日 (金)

花見(はなみ)、桜を見て遊び楽しむこと、桜は田の神が下りてくる木、花見正月、日本最古の桜、山高神代桜(エドヒガンザクラ、樹齢約2000年、山梨県)、とは(2015.4.10)

(Link)

https://www.facebook.com/honjo1003

http://blogs.yahoo.co.jp/honjo202

 花見(はなみ)については、古代、桜ではなくであったという。を賞する習慣は、平安時代に始まりました。当時はもっぱら貴族の行楽で、酒を飲みながら詩歌を詠いました。花見が庶民の行楽となったのは、江戸時代の元禄(1688~1703)以降のことです。なお、安土桃山時代の豊臣秀吉醍醐の花見は有名です。

 サクラの「」は田の神を、「くら」は依代(よりしろ、神霊が招き寄せられて乗り移るもの)を意味し、田の神が下りてくる木という。

 昔、農村においては、花見は農作に先立って守らねばならぬ春の儀礼の一つで、これを花見正月とも言いました。その時、人々は桜の木の下で豊作を祈り、酒宴を催しました。そして、農作業を前に、士気を高め、団結を図りました。まさに、新年度を迎えて行われる、現在の花見と同じです。

 また、昔の桜は、木により開花時期がバラバラだったので、農作業を始める目印となる木を決めていました。 名木の中で、日本最古巨木は、山高神代桜(エドヒガンザクラ、樹齢約2000年、山梨県)です。この桜は、村の小高い山高地区の実相寺(日蓮宗)境内にあります。

 日本三大桜は、この他、根尾谷淡墨桜(エドヒガンザクラ、樹齢約」1500年、岐阜県)、三春滝桜(ベニシダレザクラ、樹齢約1000年、福島県)などが有名です。

○ お花見特集2015、日本三大桜と五大桜、桜の名所(MAPPLE観光ガイド):http://www.mapple.net/sp_sakura/sandai.asp

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山高神代桜(エドヒガンザクラ、樹齢約2000年、実相寺、山梨県、Google画像)

○ 神代桜(実相寺ホ-ムページ、山梨県): http://park8.wakwak.com/~matsunaga/

(解説) 日本最古巨木は、山高神代桜(エドヒガンザクラ、樹齢約2000年、山梨県)で、山高地区の実相寺(日蓮宗)境内で見られます。  

(参考文献) 樋口清之監修: 生活歳時記(第2版)、三宝出版(1994); 稲垣栄洋: 桜が咲いたら、紙つぶて、北陸中日新聞、夕刊(2015年4月7日)

(追加説明) ○ 花見(はなみ)とは、広辞苑によると、① 花(おもに桜)を見て遊び楽しむこと。花逍遥(はなしょうよう、花見に散歩すること)。観花。観桜。② 3月3日か4日(節句)に村人たちが見晴らしのよい丘の上などに集まって飲食する風習花見正月。山磯(やまいそ)遊び。

(参考資料) 

○ 醍醐の花見(ウィキペディア): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%86%8D%E9%86%90%E3%81%AE%E8%8A%B1%E8%A6%8B

○ 山高神代桜(北杜市ホームページ、山梨県): http://www.hit-no1.com/sakura/

○ 根尾谷薄墨桜(本巣市ホームページ、岐阜県): http://www.city.motosu.lg.jp/sight/

○ 三春滝桜(三春町ホームページ、福島県): http://www.town.miharu.fukushima.jp/soshiki/7/01-0101kaika01.html

2015年3月13日 (金)

お水取り(3月12日)、春を呼ぶ、奈良東大寺二月堂修二会のお水取りの行事、とは(2015.3.13)

https://www.facebook.com/honjo1003

  東大寺修二会(しゅにえ)は、大仏開眼と同じ752年(天平勝宝4年)に始まり、途絶えることなく今年1264回目です。 練行衆(れんぎょうしゅう、こもりの僧)は、3月1日から14日まで毎日6回、本尊の十一面観音菩薩(ぼさつ)に、人々に代わって、1年の罪をひたすら懺悔(さんげ)し、新たな1年の平和や幸福、豊作などを祈ります。

  この行事の一つ、東大寺二月堂のお水取りが、3月(もとは陰暦2月)12日深夜((13日の午前1時半頃)に行われました。この日の本行には、ひときわ大きい籠たいまつが登場し、お堂は大きな歓声に包まれました。

 厳しい修行を勤める11人の僧侶(練行衆)の足元を照らすため、たいまつは14日まで毎晩ともされるますが、長さ約8メートル、重さ60~70キロもある11本の籠たいまつが使われるのは12日だけです。

  午後7時半、童子(どうじ)と呼ばれる男たちが、たいまつ10本を1本ずつ担ぎ、11人の練行衆(れんぎょうしゅう、こもりの僧侶)を堂内に先導し、長い石段を上り、お堂の欄干から突き出し、振り回すと、音を立てて勢いよく燃え上がり、大勢の参拝客を魅了しました。この火の粉を浴びると無病息災になるという。

 この儀式では、呪師(じゅし、役僧)、練行衆が、二月堂前にある閼伽井(あかい)屋の若狭井(わかさい)の水を汲み、加持し、お香水(こうずい)として、ご本尊(十一面観音)に供えました。 この水は、二月堂との間を3往復して運ばれ、内陣須弥檀の下に埋め込まれている瓶の中に納められました。一般参詣者にも礼堂から格子を通して香水が分けられ、頂くと無病息災の霊験があると信じられています。 

 奈良地方では、お水取りがすめが、春がくるという。また、寒さ暑さもお水取といわれ、この日からは日一日と暖かくなるという。

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お水取り(修二会)、大きな籠たいまつが登場し、回廊を走り抜ける、3月12日夜、東大寺二月堂、奈良、2015年(平成27年)3月13日(金)、中日新聞、WEB,共同)http://search-sitenaviplus2.fresheye.com/?cs=sjis&ord=s&id=25616&kw=%82%A8%90%85%8E%E6%82%E8

(参考資料)

 修二会(しゅにえ、東大寺、華厳宗大本山、奈良):http://www.todaiji.or.jp/contents/function/02-03syunie1.html

 東大寺二月堂修二会(お水取り、奈良観光、奈良): http://urano.org/kankou/topics/shunie/index.html

○ お水取り、春を呼ぶ東大寺二月堂修二会(しゅにえ、3月1日~14日)中の12日深夜の行事、おたいまつ(松明)は修二会の行事に参加する11人の練行衆(僧侶)の足元を照らし、二月堂に導く道明かり、五穀豊穣や天下泰平を祈る、とは(2014.3.15): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/omizutori.html

○ 春、弥生(やよい、3月、旧暦2月)、東大寺修二会(本行、3月1日~満行、14日、おたいまつ)、お水送り(3月2日、若狭神宮寺)とお水取り(3月12日、奈良東大寺)、とは(2011.3.1): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-e90f-1.html

○ 奈良の大仏開眼供養にまつわる歴史実話、東大寺大仏の造立、鍍金、大仏殿の建立、お水取り、とは(2010.2.8): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-d92b.html

 

 

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